藤田真司の気象予報士塾は、気象予報士試験合格をトコトン応援する通信型の塾(予備校)です。

第64回試験で合格された方の合格体験記


令和7年度第1回試験(第64回試験)では、当塾から34名様(10月14日での確認分)の合格者が生まれました。
ご厚意でお寄せ下さった合格体験記を掲載します。受験生の皆様にとって非常に役立つ言葉が綴られています。誤字・脱字の修正を除き、原則として原文の内容をそのまま掲載しています。当塾を受講される・されないに関わらず、時間をかけてじっくりとお読みになることをお勧めします。

■Pさん(女性・20代・東京都・マスコミ関係)
■Yさん(男性・58歳・石川県・元郵便局員(令和7年3月31日で退職 勤続39年)母の介護のため今は無職)
■Qさん(女性・29歳・広島県・パート(塾講師)・主婦)


Pさん(女性・20代・東京都・マスコミ関係)の合格体験記


①1日で(1週間で)の勉強量
仕事のある日は空き時間を活用して1日3時間、休みの日は図書館にこもって5~6時間ほど勉強していました。特に直前期間は、プライベートの時間はほとんど勉強時間に費やしていました。

②受験勉強の時間の捻出法
電車での移動時間は、意外と暗記に使えると思います!仕事などで過去問の制限時間を丸々時間が取れないときは、ストップウォッチで時間を区切って測って、合計で制限時間内に解き終えられるようにしていました。

③最も効果があった勉強法
「過去7~8年の過去問の"徹底理解"」 結局これに尽きます。 私の場合、一般と専門は運良く1発合格できたのですが、実技試験で一度落ちてしまいました。
落ちた理由をよくよく分析した時に、過去問をただ繰り返し解くことに夢中で「間違えた問題の徹底理解が足りていなかった」「解説を見て分かった気になっていた」ということに気がつきました。
藤田先生が口酸っぱくおっしゃるように、間違えた問題が1つ1つ解けるようになることこそ、得点力、合格に繋がっているんだなと痛感しました。
そこからは、過去問を解きながら、間違えた問題は全て自分なりにノートにまとめて、それに関する基礎知識や解法、注意ポイントなどを書き込み、繰り返しノートを見て頭にたたきこみました。直前はこのノートさえ見ておけば大丈夫!と御守りにもなったのでやって良かったと感じました。
過去問自体は7~8年分をだいたい3,4周して制限時間内に全て解けるようにしていました。「同じ間違いを2度としない」という気持ちで理解しようと努めることが大切だと感じました。

④挫折しそうになったときに、立ち直ることができた方法
自分は絶対に合格できる!と言い聞かせることです。
家族や友人に、「次で試験を受けるの最後にしようと思う。」と伝えて次で絶対受かる!と自分を追い込むことで頑張れたと思います。
また、これだけ勉強したんだから大丈夫!と思えるほど、目に見える形で努力を残しておく(ノートに解法をまとめる,過去問演習した紙を取っておく)ことも大切かもしれません。

⑤藤田真司の気象予報士塾の活用法
準備編や解説編は3~4回ほど繰り返し見て、徹底理解に努めました。また、過去問で分からなかったところは毎日のようにメールで質問させていただき、そのメールのやり取りを電車移動中などのすきま時間に何度も見返し、徹底理解に努めました。「分からないことを分かるようにすること」にとにかく心血を注ぎました。




Yさん(男性・58歳・石川県・元郵便局員(令和7年3月31日で退職 勤続39年)母の介護のため今は無職)の合格体験記


 私はこの度の第64回気象予報士試験に合格しました。
合格までの道のりは決して生易しいものでは無かったこと骨身にしみております。先生には何回も今日まで長きにわたってご指導いただき厚く御礼申し上げます。
 気象学については、小学生のころ(40年以上前)からある程度の興味はあり、よく図書館で気象に関するいろいろな本や図鑑を読むなりしており、NHKの天気予報(当時は各放送局に気象予報士がいなく詳しく気象を説明する放送局はNHKしかなかったです)をよく見ていました。
 18歳で国家公務員3種試験に合格し郵便局に配属になり、郵便物の仕分けや窓口業務、時にはゆうパックの集荷、配達も行ってきました(20年ほど前に民営化)。ここ10年程前から異常気象が目立つようになり、大雨、台風、大雪などの人命を奪うような気象災害が頻繁に起きるようなりました。
 郵便局勤務において郵便物の遅延は主に気象災害と密接に結びついており気象を予測することの重大さを常に感じておりました。
 今から30年ほど前の平成6年に気象業務法の改正で一般の人から試験によって気象予報士になれる制度が始まり、テレビ界でお天気キャスターが以前のNHKでしかやらなかった詳しい気象予報をよく見かけるようになりました。
 自分自身もやってみようか、中途半端なやり方では最初からやらないほうが良い、やるなら絶対合格するまでやり遂げなければならないと思い平成29年(2017年)春頃、ユウキャンの通信講座で勉強を始めました。
 翌年平成30年(2018年)第50回気象予報士試験が最初の試験でした。(51歳)
 学科試験でまともに正答が半分行くか行かないかの成績で、実技については最初の穴埋めの問題ですら手こずる状態でした。最初はみんなこういう状態なのかと思いつつ復習を重ね、翌年の51回試験も同じ状態でした。
 藤田先生の講座に出会ったのは51回の時でした。
DVDによるビデオ学習と過去問添削をやっておられるとの事で、より深く教わることができました。
もちろん他の講座もそのまま続けて先生方のいろいろな指導方法で学ぶ機会をより多く持つことができました。
 藤田先生には実技の過去問の添削をより多くいただきました。 どんな場合でも毎日30分から2時間位は毎日欠かさず勉強を続けました。
 過去問は10年分を行うと良いとご指導いただき、まずは問題の解答を正答できるように、少しでも回答を早くできるようにして本番に臨みました。
いやいややっていたのでは上達は難しいでしょう、せっかくやるには楽しみながらやっていかねばと思いながら、過去問の解答が早くなり、正答率が上がればより楽しくなってきます。
 繰り返し受験し、あれこれ15回も受験していたことになってしまいました。
最近の気象予報士試験が難しいと感じるようになったこの頃、先日の64回試験では見たことがない記号や言葉が出てきたのでまだまだ勉強不足だと思い合格は無理だと絶望したいたが、10月10日の合格発表では合格という文字を見た時、こみ上げる喜び、今までご指導いただいた先生の顔が浮かび、何にも代えがたい感動です。
 気象予報士試験に合格して予報士になり社会の役に立つことができならそれで人命を守ることができるなら尊いことです。
 最後に人間は一生勉強です。この試験に合格したことは通過点として今後いっそう勉強に励み、社会に役立ててまいります。これからも先生やスタッフさんのご健勝を祈りつつ御礼のご挨拶とさせて頂きます。
 ありがとうございました。




Qさん(女性・29歳・広島県・パート(塾講師)・主婦)の合格体験記


①1日で(1週間で)の勉強量
多い日は1日9時間ほど、どんなに少ない日でも必ず1時間くらいは気象の内容に触れるようにしていました。そうすれば毎回勉強を始める際に早く集中できます。またアプリで勉強時間を記録し、連続日数の記録(最高約140日)をモチベーションに頑張りました。

②受験勉強の時間の捻出法
私はパート主婦なので、正直作ろうと思えば時間はありました。主人がシフト制の管理職のため、毎日出勤経路の途中にある市立図書館に車で送ってもらいそこで勉強し、夕方から夜にかけて塾講師のパートに出て、主人の仕事が終わる時に駅で拾ってもらう、そんな生活を送っていました(幸いなことに、市立図書館とパート先はどちらも駅前にあり便利でした)。図書館では、朝から夕方パートに行くまで、お昼を食べる30分以外は基本ずっと勉強しました。主人のシフトが遅番の時は、早朝から起きて朝ご飯の支度をした後図書館に行くまでの間自宅で勉強し、早番の時は自宅で寝る前に少し勉強しました。
平日、家事は全て帰宅してから行っていました。しかしパートが夜遅くまであり、帰宅し一から料理すると食べるのが深夜になるため、前日に翌日の分のお弁当と晩御飯の下準備をしてから寝ていました。
パートが休みの日は、平日と同じくらい勉強できれば後は自由時間にしました。

③最も効果があった勉強法 /④挫折しそうになったときに、立ち直ることが出来た方法
とにかく何回も何回も過去問を解きました。特に実技試験は過去約8年分を4~5回通り解いたと思います。その中で一番有難かったのが、ズバリ藤田先生の解説動画です!
私は実技試験対策講座を受講しました。講座は実技基礎知識と過去問6回分からなります。最初何から始めたら良いのか全く分からなかったのですが、基礎から過去問(応用)まで全てが藤田先生の解説動画となっています。さらにテキスト教材もあるため、いつも過去問・テキスト教材・解説動画の3セットで勉強していました。藤田先生の動画は非常にわかりやすく、無駄な言葉が一切なく簡潔です。先生自身がお話になっていた「過去問の解答を丸暗記するのではなく自分の中で噛み砕ききちんと理解する」、まさにこれができる講座でした。
めっちゃ良かったので追加で過去問12回分も申し込み受講しました!
理解していても思うように模範解答に近づけない、そんな不安な時も解説動画を開けば変わらず藤田先生がいらっしゃる。試験という高い壁を飛び越えるため、助走からサポートいただき隣について走って下さっているような感覚で、孤独な受験生の私にとって藤田先生の解説動画は心の安定剤でもありました。
結局のところ勉強法といえば、とにかく過去問を解けるだけ解く、解説動画をみても分からないところは先生に質問し、重要な部分にマーカーを引く、これの地道な繰り返しだったように思います。

⑤藤田真司の気象予報士塾の活用法
解説動画もテキストも、視聴回数による追加料金は一切ありません。何百回みても良いんです。ですので苦手な問題があれば、解説動画の過去問の範囲内なら、過去の年の似た問題に遡ってその部分の先生の解説を聞いてみる、なんてことも出来ちゃいます。(過去に類似問題が出題されている場合は、藤田先生が解説動画で年度と問題番号を教えて下さいます。)
動画とテキストを最大限活用し、勉強に励んでみて下さい!

私は気象予報士試験を全部で4回受験しました。学科免除制度はあるものの試験自体は年に2回しかなく、時間的・精神的余裕があまりない中での孤独な勉強、受験。一発合格出来ればそれ以上に素晴らしいことは無いですが、そんな方は少ないでしょう。
送られてくる「結果通知書」に、また半年かけて一からか……。そう思われる方も少なくないと思います。私も3回目の結果で本当に落ち込みました。そして、この第64回の試験が、私にとっての最後のチャンスでした。この試験に合格出来なければもう諦めよう、そう思っていました。
だからこそ、頑張ることが出来たのではないかと思います。悔しくて悔しくて、ボロボロと涙を流した日もありました。主婦なんだからできて当たり前、なのに何でできないの、と自分を責めたこともありました。それでも何とか心の中の小さな火を消さないように大事に抱えて、試験会場まで持っていきました。
どんなに小さくてもその灯火を消さなければ、きっと合格を掴み取れるはずです。




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