藤田真司の気象予報士塾は、気象予報士試験合格をトコトン応援する通信型の塾(予備校)です。

第57回試験で合格された方の合格体験記


令和3年度第2回試験(第57回試験)では、当塾から27名様の合格者が生まれました。これは2005年(平成17年)に開塾して以来、過去最高の実績です。
ご厚意でお寄せ下さった合格体験記を掲載します。受験生の皆様にとって非常に役立つ言葉が綴られています。誤字・脱字の修正を除き、原則として原文の内容をそのまま掲載しています。当塾を受講される・されないに関わらず、時間をかけてじっくりとお読みになることをお勧めします。

■Lさん(男性・30代・地方公務員・静岡県)
■Aさん(男性・49歳・民間放送局報道記者・関西地方)
■Kさん(男性・30代・物流系企業勤務・神奈川県)
■Rさん(女性・20代・私立大学(理系)・関西地方)
■Qさん(女性・57歳・派遣社員・北海道)
■Bさん(男性・29歳・損害保険会社勤務・首都圏)
■Cさん(男性・69歳・無職(元保険会社勤務)・千葉県)
■Sさん(女性・20代・不動産事務・東京都)
■Nさん(男性・50代前半・航空関係・関西地方)
■Tさん(女性・20代・大学生・静岡県)
■Hさん(男性・20代・大学生(理系)・関西地方)
■Dさん(男性・65歳・デパートの清掃員(パート)・埼玉県)
■まーくん(男性・20代・気象予報士受験生・大阪府)
■I.M.さん(女性・30代・フリーランス〈マスコミ関係〉)
■Gさん(男性・34歳・地方公務員・岩手県)
■Pさん(女性・20代・派遣社員・埼玉県)
■Jさん(男性・30代・防災関係・熊本県)
■Vさん(男性・20代・放送局社員・東北地方)
■Yさん(女性・アラサー・テレビ局勤務・西日本)
■Fさん(女性・20代・航空会社・中国地方)
■Eさん(女性・16歳・学生・神奈川県)
■Iさん(女性・30代前半・ハウスメーカー事務・北海道)
■Oさん(女性・30代・サービス業・関西地方)
■Uさん(男性・30代・発電エンジニア・東京都)
■Zさん(女性・30代・会社員・愛知県)


Lさん(男性・30代・地方公務員・静岡県)の合格体験記


1.受験のきっかけ
 子供の頃に天気に興味を持ち、気象予報士という資格を知りました。
 それ以来、いつかは取得してみたい資格となりました。
 大学も地球科学分野を専攻し、資格取得を目指し他社の教材を購入し勉強をしたのですが、合格へ至りませんでした。
 社会人となり、仕事も気象とは無縁で、さらに日々仕事に追われることが多くなったため、いつしか封印をしていました。
 しかし「コロナ渦」でふと自分を見つめ直す時間ができ、その時にもう一度気象予報士試験へ挑戦しようと思いました。


2.受験歴
第30回 一般× 専門× 実技–
第55回 一般○ 専門× 実技−
第56回 一般免 専門○ 実技×
ーー藤田塾に入塾ーーー
第57回 一般免 専門免 実技○


3.藤田気象予報士塾受講のきっかけ
 当初は他社の講座で勉強をしてきました。
 きっかけは、第56回試験でした。
 実技試験対策もして挑んだのですが、あえなく時間切れで解けていない問題が数多くありました。
 今思えば、言われたカリキュラム(講座課程)をこなすだけでは合格へはほど遠く、実力不足を痛感しました。
 幸いにも専門試験は合格したものの、このままの勉強法ではせっかくの学科免除を無駄にしてしまうという思いで、藤田先生の講座へ申し込みをしました。


4.実技試験勉強方法
 実技試験を受験するにあたり、藤田先生のおっしゃるとおり、7から8年間分の過去問を完全に理解することを目指し、過去問を繰り返し行いました。
 実技試験の合格基準は70%です。
 そうすると過去問を解いて、70%で満足しやすいですが、更に上を目指して勉強してきました。
 100%過去問を理解しても、本番では受験者の筆を止める難問や奇問が出てくるためです。
 
 休日は過去問を2題と藤田先生の解説動画を見ました。
 平日の空いている時間に、気象庁のサイトや天気図を見ていました。
 私はズボラな性格でもあるため、スケジュール帳に予定でこの日にこの過去問を行うと入れ、しっかりと試験前までに過去問をこなすように計画しました。

 実技試験の効果がある勉強法は、やはり過去問でしっかりと出題の流れを掴むことかと思いました。
 ○過去問勉強の流れ
 過去問を解く→解説動画を見て採点(論述以外)→論述の添削→添削をもとに採点

 他にオリジナル問題を売りとしている教材もありますが、天気図などの形式が異なっているため、まずは過去問攻略が近道かと思いました。
 

5.藤田塾の凄さ
 藤田先生は何度も自分が作成した答案を添削していただきました。
 しかも迅速で分かりやすかったです。
 添削を繰り返すうちに、自身の回答に慣習的でないクセがあることが分かりました。
 また適切な答案であるといただけると、自信にもなりました。
 
 過去問の教材の見やすさも素晴らしいです。
 問題で図からの読み取りが多くありますが、丁寧に作り込まれており、目で理解することができます。


6.最後に
 先述のとおり、藤田塾を利用したのは、実技対策からです。
 やはりもっと早く知って受講をしていればと思ってしまいます。
 
 先生が丁寧に添削をしてくださったおかげで、無事合格することができました。
 藤田先生、本当にありがとうございました。




Aさん(男性・49歳・民間放送局報道記者・関西地方)の合格体験記


〇はじめに
地方放送局の記者として災害報道を担当しています。恥ずかしい話、記者になったばかりの40歳を過ぎた頃、「注意報」と「警報」で使う言葉の違いもよくわからないほど、気象についての知識はほとんどありませんでした。このままでは、いざ気象災害の危険が迫ったときに、記者として何もできないどころか、誤った情報で人の命を奪うことさえあるかもしれない…危機感を覚えました。自分にできることは何か?まずは気象や防災の知識を身につけること。そのうち勉強が面白くなり、「気象予報士になって、視聴者のみなさんのお役に立ちたい」と思うようになっていました。

〇気象予報士試験合格まで
2020年11月 藤田真司の気象予報士塾 受講開始
(2021年1月 第55回 受験せず)
2021年8月 第56回 一般:〇 専門:〇 実技:×
2022年1月 第57回 一般・専門:免除  実技:〇

〇1日でどれくらい勉強したか?
週末にだけ長く時間を取るよりも、短くても毎日決まった時間に勉強するようにしていました。具体的には、出勤前の朝7時半ごろから、仕事に余裕がある日は昼休みにもカフェに行き、1日あたり計2~3時間程度は学習に費やしていたと思います。短時間の方が集中できましたし、やらない日にはなんとなく居心地が悪く感じるようにもなっていました。
通勤電車の中でも勉強された方も大勢いらっしゃるようですが、私は車内だとすぐ眠くなり、いつも本を床に落としてしまう結果になっていたので、少しでも集中できる時間と環境を選んで取り組むようにしました。

〇最も効果があった勉強法は?
過去問の繰り返しがやはり効果的だったと思います。テキストを2回通して学習したところで過去問演習を始め、一般・専門知識対策として過去10年分を6~10回、実技試験対策として過去6年分を5~6回繰り返しました。
何度も間違えるポイントは、「頭で理解するより、腹の底から理解すること」を目指して、テキストと動画を納得するまで見直し、知識の補強を行いました。そのおかげで、実際の試験でも似たような問題があることにも気づき、「あ!これ前にやったぞ」と落ち着いて臨めたと思います。

〇挫折しそうになったとき、どうやって立ち直ったか?
「合格体験記」には、本当に救われました。周囲に気象予報士試験にチャレンジする人がいなかったので、勉強法などに迷うことも多くありましたが、数多くの方のお話の中には、「このやり方なら自分にも合いそうだ」と思える方法がたくさん載せられていて、参考にさせてもらいました。
また、何度も取り組んで解説も理解したはずの問題で、時間がたてば同じ間違いを繰り返し、心が折れそうになりながら藤田先生にメールで(ほとんどボヤキともいえる)相談したこともありました。問題をきっちり読めていない、腹の底から理解できていない…私の課題を明確に指摘され、丁寧にアドバイスをくださったおかげで、再び前向きな気持ちで進むことができて、とてもありがたかったです。

〇藤田真司の気象予報士塾をどのように活用したか?
数学どころか算数の計算が苦手で、物理・化学は高校卒業後触れたこともなかった私は、一般知識コースから受講しました。教材では、気象予報士試験に必要最低限の知識だけを取り上げられていたので、苦手な分野の学習もスムーズに進められました。また、インターネット受講で、弱点やわからないところがあればスマホで動画を見て確認し、その場で理解できたのも学習を進める上では大きかったと思います。
さらに質問と答案添削が無制限なので、どんな細かなところでも何度もメールでやり取りしました。藤田先生のアドバイスのもと、「何がわからないのか」、「何を知りたいのか」を明確にしてから質問することを心がけたため、限られた時間の中で効率的に理解が深まったように思います。

〇最後に
私自身、1月の実技試験では、複数の記述問題で解答できなかったこともあり、「絶対アカンわ、これ。」と思っていたので、藤田先生から「合格」のメールを頂いてすぐに「ホンマなんですか!?」とわざわざ電話して聞いたくらいでした。(先生、お忙しいところをごめんなさい…)
学習期間中には「こんな初歩的なこと聞いたら恥ずかしいよなぁ」と、ためらわれる質問もよくしました。でも、藤田先生がどんな質問にもすぐに返信され、丁寧に解説してくださったおかげで理解が深まり、私としては予想外ともいえる短期間での合格につながったと思います。また、勉強に集中できるよう支えてくれた家族にも、感謝の思いでいっぱいです。
そして、この春からスタートする番組の「気象デスク」を担当することになりました。(社内に優秀な気象予報士の諸先輩方がおられるので、私が「観測の成果に基く現象の予想の発表」を行う予定はありません…。)不安はありますが、早くも「気象予報士」として仕事に携われることに、大きな喜びを感じています。
いま、ようやくスタートラインに立てました。これから、「気象予報士になって、視聴者のみなさんのお役に立ちたい」との思いを、少しずつ、確実に実現させて行ければと思っています。
藤田先生、本当にありがとうございました。




Kさん(男性・30代・物流系企業勤務・神奈川県)の合格体験記


【受験・勉強歴】
2020年10月 勉強開始
2021年1月 第55回 一般○ 専門〇 実技は記念受検
2021年2月 藤田塾実技講座受講開始
2021年8月 第56回 コロナ不安のため見送り
2022年1月 第57回 実技〇

【勉強時間】
勉強開始から学科合格までの4カ月間は、平日2時間、休日は予定がなければ10時間程。
実技は半年ほど前から週2~3時間勉強していたが、これでは間に合わないと思い、試験直前の3週間は仕事量を調整できたこともあり、毎日10時間以上勉強時間を確保した。

【勉強法】
<学科>
「らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト」→過去問演習。
過去問は直近5年分を3周して知識を固めたのち、そこから更に5年遡って分からない問題を潰していった。これでもギリギリだったので、やはり学科は10年分やっておきたい。
専門に関しては古い知識だと間違っていることがあるので、「模範解答と解説」の最新号を買って、「最近の動向」だけチェックしておいた。

<実技試験>
過去問演習あるのみ。独学に強いこだわりがないのであれば実技は添削サービスを受講するのが最も効率が良い。何となく合っていると思った記述でも、慣習的な表現ではなかったり厳密には間違っていたりと、自分では気づけない点が多々あった。
量としては藤田先生が言うように7-8年分を完全に理解することが合格ラインだと思う。

【勉強がつらくなったとき】
このサイトやYoutubeにあがっている合格体験談を読んだり見たりして、モチベーションを維持した。

【藤田塾の活用法】
短期合格を奨励するお祝い金制度がモチベーション維持に繋がった。
実技は過去問を解くごとに記述問題のみメール添削をお願いした。即日返信頂けることも多く、効率的に復習することができた。

【最後に】
ネット上にあるあらゆる合格体験記を読んで至った結論ですが、過去問を徹底的にやりこむことが合格までの最短距離です。過去問を2~3周すると飽きてしまい、気象に関する書籍や動画を見たり、新しい問題を求めて各社が企画している模試等を受けたくなりますが、過去問以外の勉強は時間のない自分にとっては誘惑と思って手を出さず、徹底的に同じ問題を回しました。模試は過去問7~8年分を完璧に理解した後に+αとしてやる分には良いと思いますが、まずは過去問3周するのが先決かと思います。その時点で対応できない問題は、他の受験生もできないと割り切って気にしませんでした。




Rさん(女性・20代・私立大学(理系)・関西地方)の合格体験記


はじめに
大学2年生の頃に気象予報士の受験を決めた理由は学生生活とコロナ禍で時間があり、宇宙や星が好きだったため受験しようと思いました。
大学生活で全力で何かに取り組みたいとも考えていた事も理由の一つです。
私は理系ですが大学では気象学などに一切触れた事なく完全に初学者でした。


受験履歴
54回 一般×(9点)  専門× 実技受験せず 一般のみの勉強
55回 一般○(11点) 専門× 実技1のみ受験 一般のみの勉強
56回 一般免除   専門○(12点) 実技× 主に専門の勉強
57回 一般免除   専門免除   実技○ 実技のみの勉強


勉強に関して
学校生活との両立と教科書を開いてみて難しそうと感じたため、1科目ごとの合格を目指しました。勉強場所は家では集中できなかったので、学校の図書館、勉強カフェ、市の図書館など利用しました。

学科一般
教科書を、ノートにまとめながら理解をし、過去問の間違えたところをノートに書いていき苦手ノートを作りました。他社の通信講座を利用しましたが使いにくく、ほぼ独学で勉強しました。過去問は10年分を3〜4周程度し合格しました。

学科専門
専門試験からは藤田塾に入塾しました。動画を1.5〜2.0倍速で見ました、先生が作られた教科書につまずいたところ、先生が話していたことを先生が作られたノートに書くように心がけました。動画を2周してから、過去問演習に取り組みました。10年分を3周以上解き、点数が安定しました。絶対合格したかったので、自信がつくまでかなりやり込みました。試験の2ヶ月前までは毎日1〜3時間、試験1〜2ヶ月前からは4〜6時間は勉強しました。

実技
先生の授業はとてもわかりやすく、わからないところはすぐ質問できることがとても心強かったです。本当に基礎的なところから多く質問し、先生に教えてもらったので合格できたと思います。
先生の教科書に載っている過去問は、解説を聞きながら完璧に理解できるように心がけ約5周は行いました。
実技の勉強をする中で学科の知識が甘いところが多くかなり復習になりました。私は1科目ずつの合格を目指していたのですがもっと早く実技に取り組んでいれば、合格はもっと早かったのではないかと思います。
附属のオプション教材も購入し、過去問8年分を得意な年は2回、苦手な年は5回ほど回しました。
過去問と同じ問題は実技には出ないので、解答は絶対に暗記しないようにしました。
勉強時間は、試験が近づくにつれ増やしていき、試験前は毎日7〜10時間程度は勉強しました。特に試験が近づくと2ヶ月前は1日に1問は解くようにし、1ヶ月前からは1日に2問解き試験本番でも頭が疲れないように工夫し勉強しました。

試験では実技1で失敗し、心が折れそうになりましたが、最後まで諦めずに頑張ろうと心を切り替えることができ、実技2でかなり挽回し合格できたと思います。もし会場であまり解けなくて落ち込んでも今まで努力した自分を信じて頑張ってください。


受験生の方へ
初めて受験し不合格だった時は、落ち込みましたが、藤田塾に入り先生の言うことを信じ過去問を徹底的に理解すれば合格できました。藤田先生は最高の講師です!!!!
文房具のおすすめは1cmごとに奇数の数には色がついてる定規です。それかメモリが黒ではない定規です。透明の定規はメモリが天気図と被り読みにくくかなり使いやすかったので是非探してみてください。




Qさん(女性・57歳・派遣社員・北海道)の合格体験記


【自己紹介と受験のきっかけ】
私は、大卒後は数年間高校で生物の教員を勤め、長い専業主婦期間の後、学習塾の講師や中高一貫校の非常勤講師をしていましたが、今は派遣会社を通じてコールセンターで国内の一市町村のコロナワクチンの予約受付をするかたわら中学生や高校生の家庭教師をしています。
気象予報士には制度が始まったときからずっと興味があり、いつか勉強したい、資格を取りたいと思っていました。
非常勤講師を勤めていた学校で、中学生の天気の授業を担当したとき、私の授業準備の様子を見ていた隣の席の先生が、気象予報士の資格をとった友人の話をされました。その話を聞いて、やっぱり私も挑戦してみようとようやく決心しました。

【受験歴】
第53回 一般〇  専門✕   実技-
第54回 一般免除 専門✕   実技-
第55回 一般免除 専門〇  実技✕
第56回 一般〇  専門免除 実技✕
第57回 一般免除 専門免除 実技〇

【学習の軌跡】
はじめは別の通信講座を受講しました。一通り勉強して、過去問に挑戦してみて、その講座で得られる知識では合格には到底及ばないと知りました。踏み込んで質問をしても、限られた内容の回答しか返って来ません。なんとか一般知識のみ合格しましたが、その後は市販の参考書を読み込んで勉強しました。
まず、本の内容を理解し、次に、過去問をときながら、知識が不十分だと感じたところは、本や、気象庁のHPをじっくり読み込んで理解を深めるようにしました。
専門知識試験に合格でき、再度一般知識の理解を更に深めながら、本格的に実技試験の対策もはじめましたが、ここで大きな壁にぶち当たってしまいました。
解答例を見ても、解説を読んでも、なぜそうなるのかがわからないのです。解答例の内容そのものが理解できないものさえありました。根本的にわかっていないことがあるのですが、それが何で、どうすればわかるのか、わからないのです。 2度、3度と過去問を解けば、答えは覚えます。でも、その答えに至るアプローチの仕方がわからないので、何度解いてもなんの意味もないのです。やはり誰かに教えを請うしかないと思い、一般知識の再合格を目指しながら、実技試験については、札幌にいても学べる通信講座を探しました。
藤田先生の講座を受講することに決めた理由は、個別に添削をしていただけることと、何度でも合格できるまで質問できることです。
第56回試験が終わり、一般知識試験の自己採点をして合格を確信してすぐに、10月の結果発表を待たずに受講申込をしました。一日も早く授業を受けたかったし、質問したいことも山のようにあったからです。
ですが、質問したかったことのほとんどは、講座を受講した時点で解決してしまいました。解説はわかりやすく、解答例の言葉の使い方も一つひとつ腑に落ちたので、ちゃんと理解しながら進むことができ、勉強を進めるのが楽しくなりました。

【勉強時間と勉強法】
一日仕事がある日は、帰ってきて食事の支度、入浴をすませ、食事をしている時点ですでに眠くてたまらなく、勉強する体力はのこっていませんでした。
なので、1日中休みの日と、家庭教師にだけ行く日を数え、試験までの勉強の予定を立て、1日に進めなければいけない勉強量を決めました。結局、家事をしているときと寝ているとき以外はほとんど机に向かっていました。(夕ご飯の支度が遅れたこともしばしば…。代わりに娘や息子が夕食を作ってくれてこともありました。2人とも本当にありがとう!)
勉強法については、特に変わったことはしていません。過去問をすべて解き、解説を聞き、もう一度問題と天気図を見直して、今度こそちゃんと理解して問題を解けるかシュミレーションして、不安なところやまだわからないところを質問し、添削をお願いし、戻ってきたらもう一度問題と照らし合わせて整理して、1問ごとに印刷して持ち歩き、仕事の合間に見直していました。
他に覚えなければならないことを書き出して持ち歩いていました。
私の場合、通勤中のバスや地下鉄の中での勉強というのはどうも苦手でした。なので、通勤中の時間だけ、読書や携帯ゲームを楽しむ時間にあてていました。
予定では、10月中に実技試験対策講座で利用されている13問の過去問をすべて解き、12月中までに過去8年分32問の中で残った問題をとき終え、1月は32問すべての解き直しをするつもりでしたが、実際には少しずつ遅れて、質問の提出も1月上旬までずれ込んでしまいました。戻ってきた回答の整理が後回しになり、一度指摘されていた不適切な表現を再び使ってしまい、本当に申し訳ない思いをしてしまったこともありました。
32問すべての解き直しは時間切れでできませんでした。まだまだ力が足りていないと感じ、今回は無理かもと思いながら第57回の試験日を迎えました。
どんな勉強方法が一番効果があったかと言われても、結局、「ひたすらやること」が一番だったとしか思えません。受験日当日は、まだまだ力不足だと思いながらも、一日に何問も過去問を解き続けたおかげか、あがったり緊張したりといったことが全くありませんでした。
時間は最後まで足りませんでした。ただ、私の場合原因が計算問題にあることがわかっていました。計算問題は、大好きです。解き方はわかるので挑戦したくなります。でも、計算速度が遅く、割り算や引き算の繰り下がりなどの簡単なところで必ずと言っていいほどミスをするのです。計算問題にはそれを解かないと次に進めない問題と、解かなくても他に影響のない問題があります。本番でうまく時間のかかる計算問題を避け、最後の問題まで時間を残すことができたのも、解きまくったおかげかもしれません。

【挫折しそうになった時】
試験を受けようと決めて勉強を始めたときは、どんなに合格率が低いと言ってもちゃんと勉強すれば受からないはずはないと思っていました。すぐに、思った以上に手強い相手だったと知りました。
藤田先生の講座を受講して、問題の意図や考え方をちゃんと理解することができて、これで合格できると思いました。
でも、何度も解いたことがある問題を解き直ししていても、時間が足りないし、天気図の必要なところに目が行っていないし、今回はまだだめかもしれないと思いました。でも、次回なら合格できるのか、本当はもう絶対に合格できないのではないかと不安になったときはありました。そんなときに、同じような不安を綴った書き込みを見つけました。独学で、一発で、簡単に合格していくようなすごい人達も確かにいます。でも、自分と同じ気持ちで頑張っている人もいるんだと思った時、頑張るしかないな、と思いました。

【試験を終えて】
実技1で、どうしてもわからない問題がありました。あとから解き直してみてようやく前方の高気圧との関係に気づきました。加えて最後に見たこともない問題が出て、殆どできませんでした。気を取り直して実技2に挑みましたが、前線解析の問題が全くわかりませんでした。記述の内容も、解答例と微妙に違っていて、とても合格できたとは思えなかったので、次回の専門知識の受け直しに向けて勉強を始めていました。
いまだに合格できたことが信じられません。
藤田先生は、「キチンと受験勉強をしていれば解けるであろう問題で、着実に得点を積み重ねていかれたからこそ、合格を勝ち獲られたのだと思います。」と仰ってくださいましたが、それができたのも、実技試験の過去問に真剣に取り組めたのも、全て藤田先生のおかげです。本当にありがとうございました。




Bさん(男性・29歳・損害保険会社勤務・首都圏)の合格体験記


1. 受験のきっかけ
 何か難易度の高い資格を取得することで換えが効かない人材になりたいと思っていた矢先、気象予報士資格を見つけました。
 様々なことを考えるうちに、防災・減災に対する知見を身につけ保険会社の立場から社会的課題を解決したいという想いが芽生え、気象予報士資格を取得しようと決意しました。


2. 受験歴
第56回 一般◯   専門× 実技採点なし
-----実技講座を受講開始-----
第57回 一般免除 専門◯ 実技◯


3. 勉強時間
 仕事をしながらの勉強は辛く、やる気が起きず一切勉強しない日も多々ありました。2週間全く勉強しない時もありました。それでも何とかルーティンにすべく、平日は仕事から帰宅してからの2~3時間を勉強に充てていました。勉強が終わってからのビールは格別でした(笑)。隙間時間での勉強はほとんどしませんでした。
 試験日1ヶ月前からの土日は6時間以上勉強していましたが、それ以外は平日と同じくらいの時間にとどめ、妻との時間を大切にしていました。家族の理解を得るというのも勉強時間を確保する上で一つの課題かと思いますが、メリハリをつけることで妻も快く応援してくれていたのだと思います。


4. 勉強方法
①一般
 某通信講座と過去問で対策しました。ある程度知識がついてから過去問に取り掛かり、6年分を計4回解きました。分からなかった箇所を講座のテキストに記載することで、全てテキストを見れば完結するようにしていました。ノートにまとめることも有効だと思いますが、時間は有限であり、ノート作成で満足してしまう恐れもあったため一切ノートは作成しませんでした。
 文系で計算問題に苦手意識があったため、法規は4問全問正解を目指し、試験前は集中的に覚えました。その甲斐もあり、本番は法規全問正解でぎりぎり11点を獲得し、56回試験で一般に合格することができました。

②専門
 基本的には一般と方法は変わりません。一般と同じく6年分を計4回解きましたが、56回試験では合格まで1点足りず、非常に悔しい想いをしました。56回試験で間違えた問題を分析すると、当然気象庁HPに記載されており、一読していればと後悔の念を強くしました。
 そのため、57回受験日の2週間前までは過去問には手をつけず、実技に疲れた際の息抜きに気象庁HPを見て最新情報などに触れていました。2週間前から過去問を再度3~4周し、少しでも怪しい部分に関してはテキストを使い集中して覚えるようにしました。これで専門に落ちたら仕方ないと思うまでに仕上げることができたため、57回試験では13点を獲得することができました。

③実技
 56回試験には過去問を少し解いただけで臨んだため、時間も足りず内容もボロボロで話になりませんでした。56回の受験勉強中に「藤田真司の気象予報士塾」HPにたどり着き、56回に落ちたら必ずお世話になろうと考えていました。
 入塾後の取組み内容は、藤田先生の仰ることを忠実に行っただけです。過去問7~8年分を完璧に理解すること、これが合格への最短ルートだと感じています。
 講義を各1回1.5倍速で受講した後は、過去問演習に入りました。過去問演習をする上で気をつけていたことは、量ではなく質を高め、なるべく一度で自分のものにすることです。仕事をしながらの勉強のため、充分な時間を確保することが難しく、限られた時間で多くのことを吸収しようとしていました。過去問は時間の都合で2回ずつ解きました。1回目は時間を気にせず、2回目は時間を計り本番を意識して解きました。模範解答と照合し、生じた疑問は藤田先生に質問することで解消させました。
 演習を重ねるとミスの傾向がわかります。私の場合は、問題文の流し読みによる送り仮名の過不足や、問題文の指示通りに解答できないことでした。そのため、必ず問題文のキーワードに丸をつけ、勿体ないミスを減らすようにしました。
 57回が差し迫った1月中旬、ふと問題作成者と会話ができている気がした時には嬉しくて、思わず藤田先生にメールをしてしまいました。その頃には自信がつき、57回でたとえ落ちたとしても、このまま藤田先生の元で頑張れば58回は落ちるわけがないと本気で思っていました。


5. 藤田真司の気象予報士塾の活用方法
 過去問を解いた際にテキストで解消できなかった疑問点や、私の解答の正誤をついて計30通近くメールで質問しました。分かりやすく解説してくださり、模範解答とは異なっていても「正答の範囲内です」というお言葉によって、間違いなく前進していると実感でき、次第に自信もつきました。
 明らかに間違えている解答を藤田先生に見せるのは恥ずかしいと思ったこともありますが、その程度の恥ならば何度もかくべきだと感じます。結果、模範解答の丸暗記ではなく、問題文を正しく理解し問題作成者の意図に応える力が自然と身に付いたのだと思います。
 また、夜11時頃にメールで添削依頼をすると翌朝には返信をいただくことが多く、迅速なアフターサービスにより滞りなく勉強することができました。メールを送ったと思ったらすぐに返信が来ることもあり、講義や解説の質の高さはさることながら、レスポンスの早さも素晴らしいです。


6.試験本番
 決して諦めないことが重要です。
 実技は合格体験記にも記載されている方法を取り入れ、終了20分前に最終問題に取り掛かるよう普段から意識をしていました。しかし、57回本番残り20分で実技1の最終問題を見た際、「なにこれ?」と頭が真っ白になりました。前問の記述60字も丸々残っていたため、手が震え、どうにか解答にしようと頭を回転させ、何度か用紙を埋め終わったところで時間終了の合図がありました。
 終了後は絶望の淵にいましたが、実技2までの休憩時間で「きっと皆もできなかったに違いない」「実技1が50%でも実技2で90%取れれば合格」と思い直しました。そのおかげか、実技2は試験後に歩き方を忘れるほど集中できたため、5分前に解き終わり明確な手応えを感じました。
 これから気象予報士試験を受験する方は、今までの取り組みに自信を持ち、本番でどんな問題にあたっても諦めずに受験していただきたいです。


7.最後に
 合格発表日、HPで合否を確認しました。合格基準62%が目に入り、おそらく受かっているだろうと思いましたが、受験番号を見つけた時は思わず落涙しました。この時の形容しがたい感情は、一生忘れません。
 56回試験後に、藤田先生にお世話になろうと決めた私の選択は間違いありませんでした。先生の講義とテキストを信じて取り組めば、確実に完全合格に近づくことができます。心から「藤田真司の気象予報士塾」をおすすめします。
 今後は冒頭でも記載の通り、1人の気象予報士および損害保険会社の職員として、防災・減災分野における社会的課題の解決に邁進していきます。
 「藤田真司の気象予報士塾」の更なる発展と、この体験記をお読みいただいた受験生の方々の合格を祈念しております。藤田先生、どうもありがとうございました。




Cさん(男性・69歳・無職(元保険会社勤務)・千葉県)の合格体験記


<勉強するきっかけ>
 私の趣味は日本地理とローカル線鉄道旅です。
 定年退職後、日本全国のローカル線をめぐる鉄道旅に出ているときに、何度か大雨や台風または地震により鉄道が運休する事例をみかけたことから、スタートは遅いですが、気象・防災のことを勉強しようと思った次第です。


<受験履歴>
試験 学科一般 学科専門 実技試験
第50回 ×
第51回 免除 免除 ×
第52回 免除 免除 ×
第53回 ×
第54回 免除 ×
第55回 免除 免除 ×
第56回 免除 ×
第57回 免除


<勉強の流れ>
 退職後の65才からのチャレンジですので、現役の皆さんに比べれば勉強する時間はたっぷり取れますが、記憶力の劣化と50年ぶりの物理ということで、「長続きするのかな」というのが正直な気持ちでした。
 「一般気象学」を読んでもチンプンカンプン、高層天気図を見ても日本はどこにあるのかよくわからない、私にとっては非常にハードルが高いと思いました。
 先ずは、学科一般、学科専門のどちらかが合格すれば「継続する」という目標で勉強を始めました。
 テキストを読んでもすぐ眠たくなるし、読んでわかったつもりでも数日後には忘れているという状態で、勉強しても1日3時間が限度でした。
 勉強し始めてから3か月くらい経った頃から、ようやく少しずつ理解できるようになりました。
 何回かテキストを読み、「一般気象学」の図・表を見たり、気象庁ホームぺージの「知識・解説」を見たりして、1回目の試験にのぞみました。
 学科一般、学科専門はともに11問正解で、運よく合格となりましたが、実技試験は全く歯が立たない状況でした。
 実技は独力では無理と判断して、次から藤田塾で実技講座を受けることにしました。


<学科一般について>
 計3回受験しましたが、やはり「一般気象学」がバイブルでした。
 何度も読んでいると、次第に「こういうことか」と少しずつ理解できるようになりました。
 また、荒木健太郎著「雲の中では何が起こっているか」もわかりやすく役立ちました。
 そして、過去問をしっかり理解できているか何度も繰り返しました。


<学科専門について>
 計4回受験しましたが、専門知識は年々進化していますので、私にとっての一番のテキストは気象庁ホームページの「知識・解説」でした。
 「知識・解説」に書かれている細かい事項は見てもすぐに忘れるため、試験前に何度も繰り返し見るようにしました。  過去問は最近7年間くらいに絞って、何度も繰り返しました。
 

<実技試験について>
 今思えば、1回目の試験で運よく学科一般、学科専門に合格したことが、逆に実技の成長を遅らせたのではないかと思っています。
 これは、あとは実技だけだと思い、学科一般、学科専門の知識が不十分なまま、実技の過去問に入っていったため、実技での応用力が欠けていたと思っております。
 過去問をやって理解していても、切り口を変えられて出題されると分からなくなったり、戸惑って時間を費やしてしまったからです。
 一般知識、専門知識はしっかり押さえておかないといけないという反省です。

 藤田塾の実技講座で特に勉強になったのは、
①温度移流、渦度移流の読み取りと鉛直流の関係
➁地上から高層までの低気圧、高気圧、台風の立体構造
③前線解析、トラフ解析
④題意と指示に従った回答の仕方
であり、塾長からの添削・質問に対しての迅速な回答には感謝を申し上げる次第です。 
 また、実技講座テキストについては、試験前に毎回読み直していました。

 受験回数も増え、過去問については何回も繰り返しやりましたので、自然に答えが浮かんでくる状態になりましたが、実際の試験ではいつも時間不足になり、あせってミスを連発することが続きました。
 落ち着いて、問題の題意と指示をしっかり読むことが大事だと痛感しております。


<挫けそうになったこと>
 2年ぐらい経った頃から、天気図を見ていると矢羽や細かい数値がぼやけて見え、年のせいかなと思っていたら次第に悪化し、眼科に行くと「白内障」と診断され、手術をするように言われました。
 コロナ禍で、手術の日程が半年ぐらい延びて、この時はそろそろ受験もあきらめざるを得ないかなと思っていました。
 手術を無事終えると、以前より視力が良くなり、「これならまだいける」と、明るさと元気を取り戻しました。


<最後に>
 8回も受験し、合格までに4年間かかりましたが、気象・防災についてより関心を抱くようになりました。
 また、「ウエザーニュース」を見ることも日課となりました。
 次は、「防災士」を受験しようかと考えているところです。
 藤田塾長ご指導ありがとうございました。

以上




Sさん(女性・20代・不動産事務・東京都)の合格体験記


【受験・勉強歴】
2019年4月 勉強開始
2019年8月 第52回 一般○ 専門× 実技×(実技は記念受検)
2020年1月 第53回 一般免除 専門○ 実技×
2020年8月 第54回 一般免除 専門免除 実技×
2021年1月 第55回 一般○ 専門免除 実技×
2021年8月 第56回 一般免除 専門× 実技×
~藤田塾に入塾~
2022年1月 第57回 一般免除 専門○ 実技○


【勉強時間】
少ない時間でも毎日勉強して習慣化していました。
勉強時間を見える化するために、スタディサプリというスマホアプリで記録していました。
平均すると平日土日ともに1日3時間ほど、試験直前は4~5時間ほど確保しました。
一気に長時間勉強すると集中力が保てないため、午前中に2時間、夕方に1時間、と2段階に分けて勉強しました。
(例)10:30~12:30カフェで実技、17:00~18:00ファミレスで専門の勉強。


【勉強法】
■学科試験に向けてやったこと
・藤田塾の受講
・「らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト」を読み問題を解く
・過去問、模試を解く
・気象庁HPを見る

過去問は10年分を5周解き、分からない問題はそのままにせず、藤田塾のテキストを読み直して理解を深めました。
よく間違える問題は試験直前にまとめて解きました。
特に専門は情報が更新されることが多いため、気象庁HPの知識・解説というページを頻繁に確認しました。

■実技試験に向けてやったこと
・藤田塾の受講
・「らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト」を読み問題を解く
・過去問、模試を解く
・気象庁HPを見る
・Youtubeやテレビで天気の解説を聞く

藤田塾で実技の基礎を固めることができました。
その後、過去問と模試を解いて色んな事例に慣れるようにしました。
実技を解く際は、時間を測って1時間で解けるようにしました。
過去問は7~8年分を10周以上解き、解答を覚えている箇所もあったため、今回の試験に向けては直近5年分の過去問を期間を空けて解きました。
実技の問題を解いた翌日に答え合わせをした解答を読んで、間違えた問題の見直し、問題の流れを理解(例:台風から温帯低気圧化するも勢力はあまり弱まらない…など自分の中でストーリーを作るイメージ。)するようにしていました。
実技試験は問題で聞かれたことに正しく答えることが求められるため、問題でキーワードになる部分(降水要因や低気圧の発達要因など)はマーカーで線を引くようにしました。
ケアレスミス対策として、記号、海上警報、台風の強さの基準…などの暗記事項はほぼ毎日見て即答できるようにしました。
気象庁HPに掲載されている短期予報解説資料は実技試験ならではの言い回しが多く、定期的に見ていました。
移動時間や家でくつろぐ時もYoutubeやテレビで気象予報士の天気の解説を聞き、天気図の見方や着眼点を学ぶようにしていました。


【勉強が辛くなったとき】
合格体験談を読むことで前向きな気持ちになり、合格した自分をイメージするようにしていました。受験者の仲間たちとの勉強会もモチベーション維持になりました。


【藤田塾の素晴らしさ】
テキストの申し込みや実技添削など対応が迅速かつ丁寧でとても助かりました。
授業も分かりやすく、何回も見直して理解を深めることができました。
藤田先生の関西弁やたまに聞けるお茶目な小話にも癒されていました(笑)。
試験当日はテキストを持参し、ポイントをおさらいしていました。
もっと早くから入塾すれば良かったと思います。


【最後に】
6回目の受験で合格することができました。
止まない雨はありません。自分を信じてコツコツと頑張っていれば必ず合格できる資格だと思います。途中辛い時もありましたが、藤田先生の優しく手厚いサポートは心強かったです。藤田先生、本当にありがとうございました!




Nさん(男性・50代前半・航空関係・関西地方)の合格体験記


・はじめに
天気に影響される仕事に携わっているため、自分自身で正確に気象状況を判断できるようになりたいと思い気象予報士を目指しました。


・気象予報士試験合格まで
初受験は2003年8月でした。途中数年間仕事や家庭の事情で受験できず、泣く泣く学科免除を放棄したことも・・・
その後も実技試験に跳ね返される状況が続き、基礎から一度学びなおそうと思い2014年に藤田塾の門をたたきました。
入塾後初めて2学科免除、実技のみというところまでいきましたがあえなく不合格。仕事のため1-2年、再び受験から離れることになりました。
50代が目前に迫ったころ、仕事が忙しくほとんど受験勉強ができないまま試験に臨んだところ学科一般に合格。「もう一度しっかり取り組めば合格できるのでは」と思い俄然やる気がでてきました。
2度目の2学科免除時も不合格でしたが、その後一般を取り直し、今回専門と実技でようやく合格となりました。


・受験時間の捻出について
不規則な勤務時間のため、決まった時間に勉強をすることができない状況でした。そのため隙間時間に参考書を読んだり暗記物を中心に、まとまった時間が取れた時は机に向かわないとできないような実技の勉強に取り組みました。

→学科:色んな参考書を購入しましたが、中途半端になってしまったので最終的には一つ(藤田塾教材)に絞って学習しました。一通り学習した後は過去問を繰り返し解きました。
→実技:基本的な対策は過去問です。多くの問題を解くことは大切ですが、最も重要なことは復習です。初めは時間内に解くことばかり気にしていましたが、復習を重要視し始めてから理解が深まってきたように思います。


・最も効果があった勉強方法は?
過去問を繰り返し解くことです。
答えを覚えるのではなく、その背景まで考えて理解することが大切だと思います。理解にいたるまで様々な疑問点がでてきますが、都度先生に質問して問題を解決していきました。


・挫折しそうになったときに、どうやって立ち直ることができたのか?
とにかく「気象予報士になりたい」という強い気持ちと意地が試験勉強を支えてくれました。


・藤田真司の気象予報士塾をどのように活用したか?
とにかく質問しまくりました。
特に実技の記述問題は自分では判断できないのでとても参考になりました。


・私が思う藤田塾のすごいところ
①教材のアップデートが常になされている→変更があればメールでお知らせ
②合格するまで質問ができる→私の場合は約8年もお世話になりました
③質問から回答までの時間がとても速い→ほとんどの場合質問した翌日には回答が届いた
④お祝い金制度→残念ながら私は対象外でしたが先生からのご厚意で記念品をいただきました


・最後に
初受験から合格まで本当に長かったです。
「すべての努力が報われるわけではないが、何かを成し遂げた人間は必ず努力をしている」(詠み人知らず)
努力に無駄はありません。自身の力を信じて頑張ってください!

藤田先生には長きにわたってお世話になりました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

以上




Tさん(女性・20代・大学生・静岡県)の合格体験記


【受験歴・受講歴】
2015年頃 一般:× 専門:× 実技:―
(以後受験せず)
第54回 一般:×  専門:×  実技:採点なし
第55回 一般:×  専門:×  実技:採点なし
(2021年6月下旬~ 気象予報士塾受講開始(一般・専門・実技))
第56回 一般:〇  専門:〇  実技:×
第57回 一般:免除 専門:免除 実技:〇


【受験のきっかけ】
中学生の頃、理科の授業で気象について学んだことがきっかけで、気象そのものと気象予報士に関心を持ちました。当時、一度だけ独学で受けてみたものの全く歯が立たず、その後しばらくは部活や大学受験等に追われて手を付けられずにいました。しかしコロナ禍で思うような大学生活が送れない中、「新しい目標を」と思い、ずっと憧れだった気象予報士の資格に再挑戦することにしました。


【勉強期間・時間】
就職活動や卒業研究などがあり、合格に近づいた直近1年間は継続して勉強することができませんでした。ここ2回の試験前での勉強期間は、気象予報士塾を受講した2021年6月下旬から第56回試験までの2か月間と、2021年12月から第57回試験までの2か月間でした。ただ、学生という特権を生かし、この期間はほぼ休みなく1日8~12時間ほどの勉強時間を確保できました。正直、57回試験前はかなり追いこんで勉強する必要があったためこのやり方はおすすめできませんし、他の方の体験記を読んでも継続して学習するのが一番であることは申し上げるまでもないかと思います。


【勉強方法】
<気象予報士塾受講前>
市販テキスト2種類と精選問題集を使い、学科2科目に絞って学習しました。テキストを通読した後、過去問を解き、その解説を自分なりにまとめるという方法でした。しかし、テキストを流し読みしてしまう癖があり、深く理解すべき項目も表面的に覚えただけの状態だったため、問題の表現が変わっただけで混乱してしまっていました。
54回、55回試験ともに学科一般・専門いずれも合格ラインまで1,2問ではありましたが、自分の要領だと独学でこれ以上力を付けるのは難しいと判断し、藤田先生の講座を受講することに決めました。

<学科一般・専門>
それまでの学習である程度の知識はあったため、講座の動画はたいてい2倍速で視聴しました。それでもテキストを読むだけの勉強方法に比べ、理解の質も効率も格段に上がりました。しかし、独学時代の抜け・漏れや誤解などもあったため、混乱したときにはメールで質問させていただきました。今見返すと恥ずかしいような内容のものもありましたが、毎回丁寧なお返事をいただき、学習の更なるスピードアップにつなげることができました。
一通り動画を見終わった後、独学時代に使っていた精選問題集を使って過去問の演習を行いました。この時はノート等にまとめることはせず、不明点はテキストや動画に戻って確認するまでにとどめました。精選問題集を3周ほどした後、直近4回分の過去問を別で解きました。また、試験直前期にはかなり自信もついてきたので、一般の法規の部分などの動画をもう一度視聴し、とれるところを落とさないようにしました。

<実技試験>
 前述の通り継続した学習ができていなかったため、復習のために学科・実技の講義動画を一部見直すところから始めました。その後は過去問10年分(計40題)を3周解きました。1回目を解いた翌日に2回目を解くという方法でそれぞれの問題を2回ずつ解き、一通り終わった後にすべての問題にもう1回取り組むというやり方です。1,2回目をやっている期間は、1日に初見の問題を2題、前日にやった問題を2題の計4題、3回目をやっている期間も1日に4題解くというリズムを確立し、時間のない中でより多くの問題に触れ、理解できるよう努めました。なお2回目を初回の翌日に解いていたのは、気象予報士試験独特の言葉遣いや表現の程度を身につけるためです。答えを覚えてしまうので必ずしも良い方法ではないかもしれませんが、要領がつかめていなかった自分には合っていました。


【勉強する中で心掛けたこと】
<質問する際>
前述の通り、特に学科試験の勉強をしている時に、質問のサービスをよく利用させていただきました。その際、「自分は○○だと思っていたが、この考え方だと~~の部分でつじつまが合わなくなってしまう」というように、現時点での自分の理解度や解釈を一緒に書くようにしていました。これにより、自分の中で疑問の整理ができるうえ、一番聞きたい部分を重点的に聞くことができると思ったからです。また、前提としていた考え方がそもそも間違っていたこともあり、早い段階で誤解に気づくことができました。

<モチベーションの維持>
・自分基準で自己採点
過去問を解く際の自己採点を推奨する方は少ないように感じますが、私は見直すべき問題を明確化することとやる気アップのために、自分の感覚で大体の基準を作り、簡単に点数化していました。ただ、あくまで自己採点なので70%に到達したかどうかは気にせず、いつもより低ければ苦手、もしくは難しい問題だと判断し、より丁寧に復習するようにしました。点数と一緒に気を付けるべきポイントや忘れていたことなどの一言コメントも記録することで、試験直前の確認にも役立ちました。

・勉強場所の確保
 自宅で勉強することが苦手だったため、コワーキングスペースを契約し、利用させて頂きました。会員同士で交流もあったため、同じように資格や受験の勉強をしている方、専門的な仕事をされている方と関わる中で自然とモチベーションも上がり、恵まれた環境だったと感じています。


【終わりに】
合格が就職活動に間に合わなかった時点で「もう遅いのではないか」という思いもありましたが、結局のところ「今」とるのが残りの人生の中で一番早いわけなので、「次で決めよう」という気持ちで57回試験に臨みました。今考えてみれば、諦めずに続けて本当に良かったです。そして私の場合、その学習の中で気象予報士塾の講義は効果てきめんでしたし、丁寧で素早い質問対応をしてくださった藤田先生には感謝しかありません。本当にありがとうございました。




Hさん(男性・20代・大学生(理系)・関西地方)の合格体験記


〇はじめに
私自身が大学生ということもあり、学習に使える時間にはかなりの余裕がありました。
そのため、時間の使い方や捻出などは参考になりませんので、勉強法と私が感じた「藤田真司の気象予報士塾」のメリットを主に記します。


〇勉強法は?
<一般・専門について>
一般知識の法規の範囲や、数値を覚えてしまわないと仕方がないところは割り切って暗記しましたが、それ以外のところに関しては「なぜそうなるのか」という理屈をもって説明できるまでしつこく考えて調べ上げ、納得することです。
理解を伴った記憶はそう簡単には忘れません。もし忘れても適切な思考過程であれば導き出すこともできます。

<実技について>
過去問題演習の充実です。具体的に7~8年分の過去問題を充実させてください。
1回の試験に実技1と実技2の2題の試験があるため、1年分の試験は4題です。
つまり、7~8年分の過去問題は28~32題ということになります。
かなりの量で大変だと思いますが、これを「腹の底から納得できる」まで演習して下さい。確実に実力が高まります。


〇「藤田真司の気象予報士塾」のメリット
私は一般・専門の合格まで、かなりの受験回数を要しました。
理由としては、一般知識は法規がポイントとともによくまとめられている市販の参考書がなかったこと(法規は15点満点のうち4点も配点があり、これが0点だと他の気象の分野でノーミスでなければならない)、専門知識は市販の参考書に最新の情報が載ってないことです。自分で最新の情報を調べ上げて補足するのにはかなりの手間と時間がかかります。
「藤田真司の気象予報士塾」ではこれらを完全にカバーされていました。
ノートや教科書を作成する時間を短縮して、試験勉強にのみ集中できます。

その他には、なんといっても回数が無制限の添削・質問の対応がメリットです。
一般・専門・実技に関わらず、自分には納得のいかないところを塾長に聞き、まだ納得がいかなければ再度質問していました。
自分の性格上、理屈ばかりを考えてしまうので、おそらくわけのわからない質問もしていたと思います。
そのような質問にも塾長は真摯に回答してくださいました。
変な質問をしてしまったらどうしようと思うより、まずは質問してみることをお勧めいたします。


〇「藤田真司の気象予報士塾」のデメリット
かなり探しましたがデメリットは見当たりませんでした。
それだけ受験生のことを想い、作り込まれている塾なのだと思います。


〇最後に
藤田塾長には大変お世話になりました。
最後になりますが、この場をお借りして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
私の合格があるのは藤田塾長のご指導のおかげです。




Dさん(男性・65歳・デパートの清掃員(パート)・埼玉県)の合格体験記


工学部を卒業し60歳までは重厚長大な製造業に従事しており、必要に迫られ計量士やエネルギー管理士などの資格を取得してきました。資格マニアの気もあり、60歳を過ぎ清掃員になってからも、ビルクリーニング技能士という資格を取得しました。
コロナの影響で業務の一時帰休が始まったころ、妻から「気象予報士はどう?」という勧めもあり、“天気のわかる清掃員”というのも面白いだろうと、挑戦した次第です。

2020.年末 挑戦開始
2021. 8月 56回 一般:〇 専門:〇 実技:×
2021.10月 藤田塾に入塾<実技試験対策講座>
2022. 1月 57回 一般:免 専門:免 実技:〇

学科は、市販本数冊を頼りに過去問5年分(10題x2)を4か月で2周し13点程度の仕上がりとなり、何とか1回で合格できました。
実技に関しては、市販本で一通り学習した後、過去問5年分(20題)を3か月で2周し、70点程度の仕上がりで受験に臨みましたが、合格には至りませんでした。今振り返れば、数をこなすことを優先し理解の深さが足りなかったのだと確信しています。

56回の実技不合格の結果を受け、藤田塾に入塾し、藤田塾のモットー「過去30題(7~8年分)の問題を完全に理解する」ことを肝に銘じ、実技の学習を再スタートしました。
清掃の仕事が7時~15時なので勤務後夕食前に約3時間かけて1題ずつ、仕事のない日は2題~3題こなし、3か月で2周しました。
完全理解には至らず、80点程度の仕上がりでしたが、「“解くのを速める”のではなく問題演習を重ねることで“速く解けるようになる”」を実感できました。

また、問題演習のためのまとまった時間が取れないときは、テキスト中の「実技試験の合格に向けての基本戦略」「答案作成の留意点」を何回も読み返しました。
通勤途中などのスキマ時間には、ユーキャン「気象予報士一問一答」のスマホ版を活用し、学科で取得した知識力の維持・向上に努めました。

その他、実技2回目の挑戦にあたり改善した点(シニア向けの対策)は以下の通りです。
<デバイダを使用しました> 寸法の移しとりが精度よくできるので、速度算出などの正解率が向上しました。
<虫メガネを使用しました> 矢羽根の数がよ~く見えます。間違えることがなくなりました。
<眼鏡を度数調整しました> 筆記紙面にピントが合うようになり、画数の多い漢字も容易に書けるようになりました。

以上、
藤田塾のテキスト、動画解説、メールによるQ&Aの活用により、実技合格できました。
藤田塾長、ご指導ありがとうございました。




まーくん(男性・20代・気象予報士受験生・大阪府)の合格体験記


【はじめに】
気象に興味を持つまでの僕は高校2年時に受けたセンター試験の数学ⅠA、ⅡBが共に9点、物理が学年最下位、文系大学中退、高気圧と低気圧の違いがわからない、台風は気圧が高い方が強いと思い込む等な実力でした。


【軌跡】
2020年5月勉強開始
54回→全部不合格
55回→一般合格○
56回→専門合格○
57回→実技合格○


【気象予報士を目指したきっかけ】
登山を趣味として始め何回か遭難しかけて登山におけるリスクを勉強し気象遭難と言う言葉を知ったのがきっかけでした。そこにコロナが来て暇になったのでとりあえず始めてみました。今までふらふらと遊んできた人生でしたがそれに終わりを告げるための気象予報士試験合格への道の始まりでした。


【54回試験までの道のり】
勉強開始後1ヶ月で申し込み、お遊び気分で受験しました。結果は運で一般が7点、専門が8点。実技のビリビリ音でめちゃくちゃまわりをキョロキョロして挙げ句の果てに解答用紙を破ろうとしたのがいい思い出です。あとここにいる人たちはみんな同じ目標を持っているのかと考えると不思議と楽しくなりモチベーションも上がりました。


【55回試験までの道のり】
とりあえず学科合格を目標に勉強しました。1月に入ると過去問を始め、中旬ぐらいで専門は受からないと判断し一般に集中しました。結果は一般が10点、専門は6点でした。あと1点足りなかったと悔やむよりかはやったらやった分だけ点数になりいつかは必ず合格するだろうと言う確信を得ました。結局ボーダーが下がり一般は合格しました。


【56回試験までの道のり】
一般合格後、夏に完全合格、最低でも専門合格を目標に勉強を再開しました。実技は何をやっていいかわからずとりあえず参考書1周と3年分程の過去問を1周しました。とある合格者の方の『学科をまずは確実に』と言う趣旨のお言葉に従い専門に重きを置くようになりました。具体的には4月5月の余裕のある時期には実技をのんびりと、7月8月の試験直前はずっと専門をやっていました。試験当日は手が震えるほど緊張しました。結果は12点(不正解の2問ほど少し問題に不満ありですがあまり言わないでおきます。)実技は壊滅でした。


【57回試験までの道のり】
56回で実技が手応えあるならこのまま独学で、手応えなければどこか塾へ行こうと決めてました。そして見事なまでに出来なかったのでどこか通おうと決意しました。SNSで情報を集めているととある合格者の方から『藤田塾オススメです!』とのお言葉をいただき藤田塾に決めました。藤田さんの『過去7~8年分を完全に理解すること』と言う目標設定に従い勉強を始めました。
10月は基礎編
11月は応用編と他の過去問
12月も過去問
1月も過去問
と言う風にやっていきました。そんなこんなで当日を迎え、気持ちは『この会場の誰よりも自分がやってきた』『自分が模範解答である』と思って試験に挑みました。結果はみなさん書いてらっしゃるように実技1が全く出来ませんでした。逆にそれがよかったようで実技2はそこそこの手応えを感じ試験を終えることが出来ましたが正直もうすでに夏に向けての計画を練っていました。それほどの出来でした。しかし結果は合格。ボーダーが62%で僕の自己採点は58%でした。わからないところも×にしにくいような答えをねじ込んだのがよかったのかなと思っています。藤田さんの合格おめでとうございますと言うメールを見て本当に感激でした。


【勉強方法】
《一般》
参考書、過去問の繰り返しでわからないところをノートにまとめました。計算は何もかもが意味不明なため全部捨てました。(当然非推奨)かなり付け焼き刃になったと思います。過去問は約7年分を2周。

《専門》
参考書がかなり古く一つ一つの単元を気象庁のホームページと照らし合わせながらアップデートしていきました。気象庁のホームページを隅々まで見たような気がします。あとは同じように過去問をやってわからないところ、聞いたことないようところをノートにまとめました。過去問は10年分を2周。

《実技》
あまり勉強方法がわからずとりあえず過去問をやり続けていましたが15題ぐらいやった頃に全く力になっていないなと思って勉強方法に悩みました。その時にこれまた先に合格されていた方の合格体験記を読み自分の勉強方法が甘すぎることに気付きました。そこからは学科と同じくわからなかったところ、言い回しが出てこなかったところを丁寧にノートにまとめました。これをしてから理解度がグンと上がったように思います。過去問は10年分(計40題)を簡単なものは2周、難しいものは3周ほどしました。特に答え方についてはよく研究したと思います。

結局最も効果があったなと思う勉強法はと聞かれると共通して過去問でわからなかったところ、聞いたことないところをノートにまとめて過去問から知らないものをなくすと言うことですね。参考書、過去問を完璧にしてそれでも知らないものが出てきたらそれはもう仕方ないと思って試験に挑んでました。


【合格した際の完成度】
《一般》
実力はまだまだなくて運要素が強かったかなと思ってます。

《専門》
参考書、気象庁ホームページ、過去問10年分を完璧にやり、どんな角度からでもかかってこいと言わんばかりの完成度でした。文字ばかりの問題は見た瞬間に答えを判別出来るほどで30分もかからずに終わりました。(それでも12点でしたが。)

《実技》
定番の問いは問題を読むだけで答えが推測できました。前線解析やトラフ解析もある程度図から浮かんできてました。穴埋めは完璧。計算は相変わらず微妙。難しい記述問題は白紙とはせず減点されないようなそれっぽい文章を書く練習をしました。模範解答にて明らかに試験当日にこんな言葉は浮かばないだろうと思うところはそれを簡単な言葉に変換する練習もしました。そもそも常日頃から簡単な言葉で解答するように心掛けていました。難しい言い回しを覚えるよりも簡単な言葉を柔軟に組み合わせた方が言い回しの幅が増えると思ったためです。


【実技の攻略法】
記述に関してはとりあえず聞かれたことに素直に答えることです。これが全てです。穴埋めに関してはとりあえず数をこなしました。作図も数ですね。前線解析等答えを見てなんでここに答えがあるのかを一つ一つじっくりと考えてみてください。いつの日か前線が浮かんでくると思います。

今回の57回試験を見ると、作図が11~15点、記述が50点ないぐらい、あとの約40点は穴埋めや計算、簡単に判別出来るような問題で構成されています。ので今回の場合は穴埋め等の問題を完璧にすればまず40%程は取れます。記述も難しいところはそんなに多くないです。あとの25%~30%を作図、記述で補っていくと言うのが現実的かなと思われます。

2つの平均なので極端なことを言えば実技1が40点、実技2が100点でも70%になりほぼ合格するでしょう。とのことで実技1がボロボロでも諦めないでください。


【藤田塾との出会い】
54回試験のときに最寄り駅から大阪会場へ向かう際に藤田塾のチラシをいただきました。当時は勉強始めたてだったので何も情報がなく『へー、こんなのあるんだ』ぐらいの気持ちで持って帰り保存していました。先日この件について聞くと藤田さんご自身が配られていたそうでここで既に運命の赤い糸が繋がっていたんだなと思いました。その後56回試験後にどこか塾へ行こうと探してると前述の通り先に藤田塾へ通って合格されていた方からオススメされて入塾を決めました。


【藤田塾について】
藤田さんの講義はかなりわかりやすく基礎編のところでは質問することもほとんどなく見れました。応用編もわかりやすく、特に講義でよかったのは『これを聞かれているからこう答える』のようなところです。57回試験もわからない問題は出ましたがとにかくこれを心掛けました。過去問をしてからは大量にメールをしました。半年間で100通ほど送られてくる方もいますと言っていましたがそれに匹敵するほど送りました。『添削お願いします。』『緯度1度ずれてますけど大丈夫そうですか?』『この前線解析じゃダメですか?』『なんでこうなるのですか?』『これは何を聞いてるんですか?』等気になることは全部聞きました。それに対して返事も早い上に一通一通丁寧に返してくれたのが凄く有り難くやる気にもなりました。自分のための試験からいつの間にか藤田さんに『合格しました!』と報告したいなと思うようにもなりました。それほどいい先生です。またコロナで出来ませんでしたがこれからの懇親会もかなり楽しみです。このような繋がりが出来ることも藤田塾の強みでしょう。入塾して半年で合格出来ましたので合格お祝い金もいただきました。ただでさえこのような素早く丁寧なメールのやり取りのサービスを考えると安いとさえ思っていた受講料がさらに半額になってしまいました。辛口コメントも歓迎と言うことですが残念ながら何とか絞り出そうとしても出てきませんでした、、、感謝しかありません。ありがとうございました。

ちなみに57回後には『完全合格していたら全額返金キャンペーン』にて一般知識コースを申し込み一通り視聴しましたが感動するぐらいわかりやすかったです。あまり数式等に触れてこなかった方にとって一般はなかなかの壁ですがそんな方に1からゆっくりと教えてくださるところがよかったです。おかげで数式が克服できそうです。


【模擬試験について】
模擬試験を受けるべきかと悩まれる方がちらほらいると思いますのでその辺も書こうかなと思いました。藤田塾ではそもそも模擬試験はありませんが57回試験前に一度だけ他のところの模擬試験(実技)を受けました。目的は今どれだけの実力があるか確かめることと弱点をあぶり出すことです。結果は実技1が最高得点であり独自の合格ラインを突破しとても自信になりました。その一方で基礎的なことを聞かれているのにパッと出てこなかったのでその辺をしっかり復習してより実力を高めました。ある程度過去問を完璧にした人は実力を試すいい機会かなと個人的には思います。


【最後に】
正直ここまで気象のことを知らない人もなかなかいないんじゃないかなと思うようなレベル(気象と言う言葉も知らず)からの挑戦でしたが時間があったとは言え1年と8ヶ月で合格できたのはかなり早いと自分でも思います。独学での学科の頑張り、藤田塾での実技、SNSでの交流等が全て身を結んだ形になりました。それとモチベーションですが維持の方法としては1つだけです。気象予報士となった自分を想像することです。気象予報士となった自分、かっこよくないですか?合格後、いろんな方からおめでとうを言ってもらいました。めちゃくちゃ気持ちよかったです。そんなことを日々想像し机に向かってました。

この試験はご存知の通り合格率はかなり低いです。世間一般からは合格率だけ見て難関だの、凄いだの言われています。だからこそ試験がうまくいかなくても合格率を言い訳にしたくはないなと思って勉強していました。と言っても僕の場合は0からのスタートすぎて合格率は気にするレベルではなかったですし生まれてこの方、根拠のない自信に溢れ何事もなんとかなると思ってきたのでこの試験に関してもまぁやれば受かるだろうと軽く考えていました。実際1位を取れば必ず受かるので全く不可能ではないと思っていました。何を言いたいかうまくまとまりませんが過度な『難しい』と言う思い込みで苦しまないでください。やっていけば必ずいつか合格することができる試験です。

何回も挑戦しているがなかなか合格できない、最短で合格したい等思っている方は今度は僕が自信を持ってこの藤田塾をオススメさせていただきます。他の塾を知らないので比較は出来ませんが堂々とオススメ出来ます。やればやるほど伸び続けると思います。(但し通学や課題などの強制力を欲している方には向いてないかと思われます。)

長くなりました。
読んでいただきありがとうございました。
僕はこれから気象予報士として活躍していきたいと思っています。
皆様、いつの日か気象の世界でお会いしましょう。
頑張って下さい。




I.M.さん(女性・30代・フリーランス〈マスコミ関係〉)の合格体験記


【はじめに】
私は、合格までかなり苦労しました。
正直何回受けたかわからないのですが、受験回数は15回以上、10年ほどかかりました。
もし、これを読んでくださっている方で独学でなかなか通らないと悩んでいる方がいたら、
何かしらの講座(実技を添削してもらえるもの)を受講することをおすすめします。
また、合格までの間に妊娠・出産を経験しました。
子育てでなかなか勉強時間が取れないという方に、少しでも参考になれば幸いです。


【受験歴】
あまりにも受験回数が多いので、講座を受け始めてからのみ記載させていただきます。
第53回 一般:免除 専門:免除 実技:✕
第54回 一般:✕ 専門:〇 実技:✕
第55回 一般:〇 専門:免除 実技:✕
第56回 一般:免除 専門:免除 実技:✕
第57回 一般:免除 専門:〇 実技:〇


【学習について】
◎学科
(学科は独学でした。何度も免除と期限切れを繰り返したので、それぞれ最後に合格したときの勉強法です。)
〈一般〉法規以外は、一般気象学を読むことに専念しました。後ろの索引まで目を通しました。
その後、試験の1ヶ月半前あたりから過去問を5年分を2周しました。
法規は、インターネットから気象業務法などの必要な部分をプリントアウトして、常に持ち歩いて見ていました。
〈専門 〉 『よくわかる気象学 専門知識編』と気象庁ホームページをまとめ、試験1か月前から過去問5年分を2周しました。

◎実技
〈52回~56回試験まで〉
第52回が不合格で次に免除が切れることに焦りを感じ、合格発表の当日に藤田先生の講座を申し込みました。
藤田気象予報士塾に決めたのは、費用の安さと以前から試験会場で毎回受験生を応援する姿をお見受けしていたためです。

それまでに何度も試験を受けていたので、ある程度理解ができていると考えていましたが、
受講を始めてみて勘違いや間違いが多々あることに驚きました。
実技の独学は難しいと痛感しました。
過去問演習では、問題を解くことを目的とするのではなく、復習に重きを置きました。
間違えたところは全てA5に縮小した図をノートに貼り付け、自分風の解説を書くようにしていました。
ちゃんと解説を書けたところはOK。書けないところは理解ができていないから先生に質問するようにしました。
だいたい週に3題ずつ解きました。
しかし、過去問演習を繰り返してもなかなか合格に届かなかったので、
57回の試験前には問題文と模範解答をノートに書き写し、徹底的に研究しました。

幼い子どもがおり、いつ勉強が中断するかわからなかったため、時間を測っての過去問演習はしていません。
それでも、演習を繰り返すうちに75分の試験時間でも余裕を持って解けるようになると思います。

◎勉強時間の確保
私は、合格の約1年前に出産をしました。
0歳児を育てながらの試験勉強は、やはり時間の確保が最大の課題でした。
ほとんど昼寝をしてくれなかったので、日中は諦めて全く勉強はせず子育てに専念。
21時までに寝かしつけて、1時までの4時間を勉強時間にしました。
途中で起きてきて1時間程度中断するので、実質3時間ほどでした。
子どもが動き回るようになると、こちらの体力もどんどん削がれていったので、
そんな時は1~2時間先に仮眠をとって、そこから3時間ほどすることもありました。
限られた時間しか勉強ができないというのが、
かえって時間を無駄にできないという意識につながり、良かったと思います。


【57回試験~合格発表】
試験は専門は自信がありましたが、実技はここ2~3年の試験で一番できなかったと感じました。
こんなに勉強したのに、合格には届かないのか…というのが正直な感想です。
試験直後に解答を復元し、何度も自己採点を繰り返しましたが、
確実に落ちたと思っていたので一般の勉強も始めていました。
「あの問題文をしっかり読んでおけばよかったのに…」と何度も何度も後悔して過ごしました。
そのため、合格発表の日が近づくのが怖かったですし、当日も気象業務支援センターのHPをすぐに見ることができませんでした。
意を決してHPを開くも、当然番号はないだろうと思っていたので、自分の番号を見つけかなり驚きました。
1週間経った今もまだ実感はありませんが、
合格発表当日の透き通った真っ青な空と晴れやかな気持ちは、これからもずっと忘れないと思います。

56回試験の合格発表後、すぐにしたことがあります。
それは、57回の合格発表の日にちょっと高めのランチを予約することでした。
あらかじめ、合格祝いの場を設定しておいたのです。
試験の後、何度もキャンセルしようとしましたが、そうすると本当に落ちる気がしてできませんでした。
合格がわかってからのランチは、格別でした。
全く自信がありませんでしたが、先取りで予約をすることで運が向いたのかなと少しだけ思っています。


【受講して良かったこと】
なによりも、実技試験の添削を受けられることがよかったです。
しかも返信が早いので、勉強が滞ることがありません。
申し訳ないと思いつつ、深夜に質問や添削を送信すると、朝には返信を頂けることがほとんどでした。
今回の試験の後、いつまで添削をしていただけるのかを伺うと、
「当塾が廃業しない限り、合格を勝ち獲られるまで、
添削等のサポートを続けさせていただきたいと考えております。」と返信があり、
講座を受講して本当に良かったと感じました。
それ以外にも藤田先生のお言葉に、すごく支えて頂きました。
先生がいらっしゃらなければ、今も合格にたどりついていなかったと思います。
藤田先生からは、塾に関しての辛口コメントも歓迎とのお言葉がありましたが、無理です。ありません!!


【最後に】
苦労して手にした、気象予報士という資格。
これまで多くの人に支えてもらってきたからこそたどり着いたので、
これからは少しずつ恩返ししていきたいと考えています。
何ができるのかはわかりませんが、楽しみでたまりません。

とても長い文章になりましたが、お読みいただきありがとうございました。
そして藤田先生、本当にありがとうございました。




Gさん(男性・34歳・地方公務員・岩手県)の合格体験記


◆受験のきっかけ
子どもの頃から自然に触れることが好きで、学生の頃、一度この試験に挑戦しようと参考書など読んでいましたが、受験することなく断念しました。就職後も、心のどこかではいつか挑戦したいと思っていましたが、2020年4月に、時間のとりやすい部署に異動したこと、コロナでおうち時間が増えたことが重なり、再挑戦を決意しました。


◆受験歴
第56回試験…学科一般〇(12点) 学科専門〇(11点) 実技×
--------2021年10月藤田塾(実技のみ)へ入塾--------
第57回試験…学科一般免 学科専門免 実技〇
運よく2回の受験で合格しましたが、前述のとおり、2020年4月に勉強を開始しましたので、勉強期間は2年弱です。試験料金もとても安いとは言えないので、「ダメ元でも試験会場の雰囲気を味わうために受験する」といったようなことはせず、自分の実力が試験に臨めるものであると実感できてから受験しました。


◆勉強方法について
・学科一般・学科専門(独学)
どちらも、「らくらく突破かんたん合格シリーズ」の参考書で勉強しました。テキストを3周ずつ勉強し、学科試験の知識の補足として「らくらく突破実技」の参考書も2週しました。その後、過去問に挑戦し、10年分を1周ほど勉強しました。
参考書をやり込んだおかげか、過去問演習は最初から合格ラインに届くか届かないかくらいの点数が取れ、時間に困ることもありませんでした。学科専門に関しては、最後まで点数が安定しませんでしたが、ラッキーなことに11点で滑り込み合格でした。
しかし今になって思うことは、初受験までに、しかもほぼ学科のための勉強に1年半を要したわけで、やはり参考書での独学は遠回りだということです。学科試験から藤田塾に申し込んでおけば、このような遠回りにはならなかったのかもと思います。

・実技試験(藤田塾実技講座)
8月の試験で、学科合格、実技は落ちたという実感がありましたので、試験の翌週から実技の過去問に挑戦しましたが、解答例を見ても自分の答案が合っているのか分からず、どう勉強してよいか悩み、「質問無制限」に大きな魅力を感じていた藤田塾へ入塾しました。
 実技試験の勉強内容は、藤田さんや皆さんが言うように、過去問8年分を完璧にすることを目標に勉強しました。最終的にこなせた量は、実技講義の閲覧を2周、過去問9年分を2周くらいです。添削依頼・質問に関しては、答案をまるまる添削依頼することはしませんでした。解答例や藤田さんの解説を見て、理解できなかったり、腑に落ちない問題のみ質問させていただきました。メールのやりとりは、30通ほどだったと思います。
 藤田塾を利用してからは、疑問点や不安をすぐに解決してもらえる満足感があり、ますます勉強に身が入りました。
 過去問の1周目は、時間を気にせず解きました。問題によっては、2時間半ほど費やしたこともあり、「こんなの75分で解けるのだろうか・・・」とかなり不安でしたが、藤田さんの言う「解くのを速めるのではなく演習を重ねることで問題が速く解けるようになる」という言葉を信じてとにかく過去問をこなしました。
 過去問2周目からは、時間を意識して過去問に臨みました。不思議と、時間ぎりぎりやオーバーしたとしても5分程度で解けるようにはなっていましたが、どうにも焦って解いている感じがありました。1周半を過ぎた頃からは、75分で解くことが焦らなくても自然と出来るようになりました。
過去問に関しては採点はせず、点数を気にするよりは、むしろ2周目なのに正答できない問題がそこそこあるということに危機感を抱き、そのような問題は特に重点的に復習や質問をしました。
 また、過去問演習の終盤には、できる限り本番に近い状態にするために、公共の学習スペースを利用したり、実技1と2の間の休憩時間も意識しました。


◆学習量について
 仕事をしているとはいえ、独身の身ですので、時間は作りやすい環境にありました。平日は約2時間、休日は予定が無ければ6時間ほど、また、平日の昼休みなどに勉強していました。勉強を始めて1カ月は、慣れないためかあまり身が入りませんでしたが、それを超えると、勉強が習慣になり、逆に勉強しない方が気持ち悪いという感覚でした。
また、長丁場ですので、娯楽を過度に我慢したりはせず、「勉強するときは勉強し、遊ぶときは遊ぶ」を心掛けましたが、一方で、毎日少しでも勉強するということは意識していました。正確には数えていませんが、学習時間は1年10カ月、1,000時間ほどだと思います。


◆試験当日
 本番は、筆記用具はもちろん、服装や飲み物までも、普段の過去問演習の時の環境に出来る限り近づけるようにしました。これが、結果的に大きな緊張などなく、普段通りの力が発揮できたことにつながったのかもしれません。
 実技1は、解き終わった瞬間は、正直難しかったという印象を受けず、普段通りの出来栄えかなと感じていました(後から自己採点してみたら、あまり良くはなかったのですが笑)。実技2も大きな焦りは無く、試験終了時は、とにかく自分が持っている力を出し切れたことにとても清々しい気持ちでした。
 ちなみに私が試験を受けた会場には時計が無く、皆さん腕時計など持ち込んでいるとは思いますが、改めて重要だと思いました。


◆最後に
 合格を知ったときは間違いなく、人生で一番嬉しい瞬間でした。知り合いにもほとんど私が勉強していることを言わず、いつでも勉強やめられる環境であり、しんどいと思ったこともありましたが、それでも自分を鼓舞し続け、やりきったことは、自信につながりました。
藤田塾に入塾していなければ、この短期間での合格は絶対にあり得ず、藤田さんには感謝してもしつくせません。辛口コメント歓迎とありましたが、満足のいく学習をさせていただき、合格祝い金までいただき、心から感謝しかありません。あえて言うとするなら、金額でしょうか。受講を考えたとき、実技講座6万円(学科もとなれば結構な額だと思います)に一瞬しり込みしましたが、それでも、合格祝い金制度があるうえ、それを補ってあまりある内容です。気象予報士を挑戦する方へは、藤田塾を自信を持っておすすめします。




Pさん(女性・20代・派遣社員・埼玉県)の合格体験記


■はじめに
フルタイムで働くワーママです。元気はつらつな子供たち2人を育てています。
仕事と子育て以外で、何か目標を作りたいと思ったことがきっかけで、気象予報士試験に挑戦しました。
藤田塾には実技講座からお世話になり、短期間で合格まで導いてくださいました。


■受験歴
第54回 一般〇 専門× 実技×
第55回 一般免 専門〇 実技×
第56回 コロナ感染予防のため未受験 
第57回 一般免 専門免 実技〇


■受験勉強時間
<学科試験時>平日:1~2時間ほど
主な勉強時間は、通勤時間でした。
市販の参考書を一通り読んだ後は、過去問と精選問題集を繰り返し解きました。
疑問点や曖昧な内容は、すぐに気象庁のホームページ等ネットで確認しました。ほぼ隙間時間でスマホを利用しての学習でしたので、スクショを撮り溜めて、後で見返せるようにしていました。

<実技試験>平日:4時間 休日:1~2時間
起床時間を早めてまとまった勉強時間を作りました。試験1か月前からは朝と夜に分けて、本番と同じ75分×2題を取り組むようにしました。
休日は一人の時間が取れなかったので、日々の復習にあてました。


■挫折しそうになったとき、どうやって立ち直ったか。
実技の勉強がうまくいかなかったとき、試験を受けるのを辞めようかと本気で悩みました。
そんな時に救ってくれたのが、合格された方々の「合格体験記」です。皆さんたくさん悩んで苦労して、それでも諦めずに合格を勝ち取っている姿はとても励みになりました。


■最も効果があった勉強法
過去問の演習です。過去7~8年分の過去問を3~4週して完璧な理解を目指しました。藤田先生がおっしゃる通り、テキストと過去問の演習のみで合格することができました。
演習のときは、都度、何も書き込んでいない問題用紙と解答用紙を使用するのがおすすめです。トレーシングペーパーもネットで購入して使用しました。


■塾の活用法
まずは動画を一気に視聴しました。
活字だと読み流してしまっていた内容も、動画ではすっきりと頭に入ってきました。基本は1.25倍速で再生していましたが、藤田先生の語り口はとても穏やかで聞きやすかったです。
また、質問事項は深夜でも構わずにメールさせていただきました。
驚くことに翌朝にはご返信いただけるので、どんどん勉強を進めることができました。
特に苦手意識があった前線解析では、模範解答を見るだけでは不明な点が多かったので、藤田先生からのご指摘は大変助かりました。


■さいごに
藤田先生から合格おめでとうございます!のメールをいただいたとき、嘘だと思いました(笑)嘘だと思うくらい、実技1の出来が悪かったからです。
試験中に見たことがない問題が出てパニックになりましたが、おそらく他の受験生も同じだったと思います。基礎的な内容を確実に得点していくのが大事だと感じました。
育児・家事・仕事と勉強の両立は、時間との闘いでした。
藤田塾のおかげで、少ない勉強時間でも効率よく学ぶことができました。
いつか気象の仕事についてみたいと、新たな目標を持たせてくれた藤田先生には感謝の気持ちでいっぱいです。かけがえのない時間をありがとうございました。




Jさん(男性・30代・防災関係・熊本県)の合格体験記


【受験のきっかけ】
気象予報士試験の勉強を初めたきっかけは、会社が防災関係の業務を行っているということと自分のスキルアップのために始めました。


【受験の経歴】
お恥ずかしいことですが、不真面目で合格まで長くかかってしまったため細かい経歴を覚えていません・・・。
合格までは6年ぐらいかかっていると思います。
勉強をはじめたばかりの頃は試験の難易度もあまり理解できておらず、勉強時間も足らずに学科試験ですら半分の点数しかとれませんでした。
2年目で学科の両方合格することができたと思います。
しかし、実技試験の壁が高くこのまま独学で勉強しても合格できないと思い、4年目で藤田先生の気象予報士塾に入会しました。


【勉強時間】
合格までの約2年間
平日1~2時間、土曜日2時間、日曜日・祝日5時間。体力的にきつい時や予定が入るときは思い切って休みを入れています。
私はあまり短期間に集中して勉強するよりも長期間無理せずにコツコツやる方が向いていると思い最終的にこれぐらいのペースで勉強していました。
これ以上時間を割くと仕事にもプライベートにも影響がでてしまい、逆効果になってしまったため勉強時間を減らしました。


【勉強方法】
学科一般
・らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト 一般知識編
・一般気象学
・過去問

学科専門
・らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト 専門知識編
・気象庁ホームページ 知識・解説
・過去問

学科一般・専門は過去問約7年分をほぼ暗記するまで解きました。
あとはひたすらテキストと気象庁のホームページを読み込みました。

実技
・らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト 実技編
・過去問
・藤田真司の気象予報士塾 実技試験対策講座

 過去問は最終的に7~8年分を3~5回解いたと思います。

その他おすすめテキスト
・気象予報士かんたん合格ノート 財目かおり
財目さんの言葉に何度も励まされました。


【藤田真司の気象予報士塾について】
実技試験に合格できたのは藤田先生のテキストと過去問の添削があったからです。
添削をお願いしても半日ほどで添削していただけるため、忙しく先の予定がたたない時など非常に助かりました。
実技試験の難しさは問題で問われていることにいかに正確に解答できるかにあると思います。藤田真司の気象予報士塾に入会する前は何が問われているか着目するところはどこかまったく理解できていませんでした。
何度も添削してもらううちにだんだんと問題の作成者は敵ではなくこの気象状況を解析するためのヒントをくれる味方だと思えるようになってきました。


【挫折しそうになったとき】
合格まで時間がかかったため、何度も不合格を味わうたびに挫折しそうになり、またモチベーションをなんとかあげて勉強の繰り返しになりました。私が合格までなんとか勉強を続けてこれたのはいままでの自分の努力を無駄にしたくないという思いが強かったです。
不合格のたびに自分には無理かもしれないと何度も思いましたが絶対に少しずつでも合格に近づいていると信じて続けました。


【最後に】
藤田先生、受講してから何年も過去問の添削をしていただき本当にありがとうございました。
先生の厳しくも愛のある添削のおかげで合格できました。
大変迷惑をかけてしまいましたが、無事に合格の報告ができ、少しでもご恩をお返しできていたら嬉しく思います。
合格体験記を読まれている方へ、私のような劣等生でもあきらめず続けていれば合格できます。絶対に合格に近づいていると信じて頑張ってください。




Vさん(男性・20代・放送局社員・東北地方)の合格体験記


1. 受験のきっかけ
~幼少期からのあこがれ「僕、森田さんになる!」~
幼少期からいわゆる「テレビっ子」だった私は、よく(内容も分からないのに)親とニュース番組を見ていました。そんな中で、唯一理解できたのは当時放送していた「ニュースの森」に出演していた気象予報士で、今も活躍されている森田正光予報士でした。
天気のマークや、予想降水量を示すメッシュ予報(当時はご飯の“メシ”予報だと思っていた)などを見て「このおじさん、わかりやすい」と思った私の、はじめての将来の夢は「森田さん」でした。

~就職試験に使いたい!けど・・・~
その後、ラジオで野球実況を聞くのにはまったり、人前でしゃべるバイトを経験したりと、次第に将来の目標は「アナウンサー」へと変わっていきました。
とはいえ就職試験は、超難関。「何か資格がなければ突破できないかもしれない」と思い、学習をはじめようとしました。ところが、試しに読もうとしてみた「一般気象学」があまりに難しかったことに加え、アルバイトが忙しかったこともあり、本腰を入れて勉強することはできませんでした。ちなみに、一度だけ「センター試験の理科は地学を選択していた」という謎の自信からほとんど勉強せずに“お試し受験”をした結果、問題に書かれている内容が全く分からず、実技試験の前に帰宅してしまいました。

~災害現場を見て受験を決意~
その後、勉強からは離れ就活に集中し、放送局にアナウンサーとして入社しました。その後は気象予報士の方とお仕事する機会はありましたが、実際に自分が取得しようとは思いませんでした。しかし、2019年7月、「台風19号」が東日本を襲いました。通過前から特別警報の発表などを報じながらも実際に現場で大きな被害を目の当たりにしたのが転機でした。「接近する台風により想定される被害をより強く発信できたのではないか」、そのためには「気象防災の知識を深める必要があったのではないか」と考えるようになり、気象予報士試験の受験を決意しました。


2. 受験歴
試験 一般 専門 実技
第41回(H25-2) × × 受験せず
第56回(R3-1) ○(13/15) ×(10/13) 採点なし
→藤田塾入塾!
第57回(R3-2) 免除 ○(13/15)


3. 勉強時間・工夫
【2020年2月~5月】
⇒平日:1~2時間/日 休日:2~3時間/日
…コロナ禍で勉強時間ができたので、一般知識を中心に勉強をはじめました。

~一時学習中断~

【2021年3月~8月】
⇒平日:3~4時間/日 休日:9~10時間/日
…仕事が一段落したため本格的に勉強を再開。5か月での短期合格を目指し、一般知識・専門知識は全範囲演習、実技も市販テキストの付属問題は演習しました。

~第56回試験~→藤田塾入塾(実技試験対策講座受講)
(受験後、合格発表までは勉強手につかず・・・ただ、実技試験は全く手ごたえがなかったので、
学科一問一答の配信で勝手にお世話になっていた藤田塾に入塾を決めました!)

【2021年10月~2022年1月】
⇒平日:3~4時間/日 休日:8~9時間/日
…専門試験は落ちていたものの1点差だったため、まずは実技試験の学習をメインに据えて進めていました。

~第57回試験~


4. 一般知識の勉強法(2020年2月~5月・2021年3月~8月)
【使用教材・使用法】
■ イラスト図解よくわかる気象学(ナツメ社)
→文系だったので、まず導入として読みやすそうな参考書を選びました。
イラスト入りのテキストなので理解しやすく勉強への抵抗感をなくすにはうってつけでした。

■ 大手通信講座テキスト
→独学だけではきついのでは・・・?と思い、通信講座に申し込みました。
ただ、テキストが薄かったためこれだけでは足りないと思い、先輩予報士の勧めもあり↓のテキストを購入しました。
別冊の気象法規のうち重要な条文はノートにまとめ、赤セルシートで単語を隠すなどして復習していました(法規問題は4問あるので侮れません!)。

■ らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト 一般知識編(技術評論社)
→試験に必要な知識が網羅的に載っているのでベースのテキストとして何度も精読しました。
章末の問題も活用しましたが、問題数としては足りなかったため↓の問題集で補いました。

■ 精選問題集
→分野別に問題が掲載されているので、演習後に苦手分野を把握するには最適でした。
それぞれの選択肢ごとに正誤を検討し問題演習用のノートにまとめていました。

■ 過去問(約10年分)
→仕上げとして過去問を活用しました。先輩予報士の方が個人でやっているHPに10年分の過去問が掲載されていたので、一通りの問題演習が終わってから時間を測って演習しました。わからない問題や理解があやふやな問題はテキストに返って復習しノートにまとめていました。

■ 大手通信講座のアプリ(一問一答)
→試験の直前に、知識面の穴がないように活用しました。

■ 一般気象学
→“気象予報士試験のバイブル”と呼ばれていますし、実際にここから図が出題されることも多いのですが、内容が難しいのもあり、問題演習する中で辞書的に参照用として活用しました。


5. 専門知識の勉強法(2021年8月~2022年1月)
【使用教材・使用法】
■ 大手通信講座テキスト
→一般知識と並行してスタートしました。こちらも内容としては不足が多いので↓のテキストを活用しました。

■ らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト 専門知識編(技術評論社)
→専門知識もこのテキストをベースに学習していました。
ベースの理論の理解や計算が必要な一般知識と比べると知識量を多く求められる試験なので精読をメインにしました。
1回目は通読、2回目は巻末の問題も解答しながら通読、3回目は分野ごとに別の問題集で演習しながら参照・・・といった具合に何度も読み直していました。

■ 精選問題集
→一般知識と同様に活用しました。

■ 過去問(約10年分)
→あとは、一般知識と同様、とにかく「過去問演習」に尽きます。
56回試験までに10年分を2周しました。57回試験の前には全問題を+1周、さらに直前期に間違えた問題のみ解き直しました。

■ 気象庁HP
→気象観測の内容や手法は随時更新されるので、気象庁の「知識・解説」ページで最新の情報を確認していました。(例)大雨警報の発表基準の変更

■ 大手通信講座のアプリ(一問一答)
→試験の直前に、知識面の穴がないように活用しました。


6. 実技試験の勉強法(2021年2021年10月~2022年1月)
【使用教材・使用法】
■ 藤田塾教材
→56回試験の結果が出る前に入塾し、【準備編】の受講を始めました。
結果が出るまでは“アウトプット”よりも正確な“インプット”に重きを置いたほうがいいと考え、先生の映像講義を徹底的に理解するように努めました。
→10月までに【準備編】の受講を終え、11月からは【演習編】に入りました。
【1問ずつ時間無制限で演習→解説動画確認→自分の答案との差・着眼点の違いを確認→添削】を繰り返しました。

■ 過去問(過去7年分=28題) ★とにかく「演習量」と「正確な復習」に尽きます!
〇1周目
…先生のおっしゃる「過去7~8年分の過去問を完ぺきに理解」することが合格への近道だと信じ、時間を測らずに【演習編】同様、解答→添削を繰り返しました。エマグラムやトラフの読み取りなど頻出単元については【準備編】にも立ち返りながら進めていきました。
時間は正確には測っていませんが、長いものだと1題120分くらいかかっていたと思います。

〇2周目
…もう1部ずつ28題すべての過去問をコピーし、時間を測りながら試験形式で演習しました。
1週目と同じような誤りをした問題については目印をつけました。この時はまだ時間内に解き終わりませんでした。1題80分くらいかかっていました。

〇3周目・4周目
…2周目で間違えてしまった問題を解き直しました。
また、直前期になっていたので、最新の過去問8題分はもう一度時間を測って通しで解くようにしました。
このころになるとようやく時間内で解ききれるようになりました(ギリギリですが)。

★過去問を徐々に時間内に解けるようになったのは、
① 知識の定着によるロスタイムの減少
→主に問1の最初のほうに出てくる穴埋め問題は全問正解で切り抜けたいところです。
特に難しいことが問われるわけではないので、この知識周りは即答できるようにしました。
それが論述問題の解答時間確保につながったと思います。

② 解くべき問題の見極め能力の向上
→落としてはいけない問題と、新傾向のとっつきにくい問題(本番も新しい切り口の問題が出題されました)の見極めができるようになったことで解くスピードは向上したと思います。
(同時に得点力もアップしたと思います)。

■ らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト 実技編(技術評論社)
→入塾前に実技試験の対策として購入しましたが、結局入塾後はほとんど使用しませんでした。

■ 単語帳(100均)
→天気・現在天気・過去天気の記号は単語帳にまとめて何度も繰り返し暗記しました。
出勤時の電車の中や、風呂に使っているときなど“すき間時間”で活用しました。


7. 受験を振り返って~藤田塾の重要性~
気象予報士試験は「短期集中」が極めて重要だと思います。
もちろん計画的に1つずつ合格していくというのも戦略としてはありだと思いますが、私の場合は「免除猶予がない」状態で実技を受験するのが怖かったので、8月の一般合格の時点で「絶対に次の1月で完全合格を目指す」と決めました。独学は怖かったので何か講座を受講しようと思いましたが、何を選べばいいのかも全く分からず。。。「実技で挫折する人も結構いるよ」という話を知り合いから聞いていたので「理解できるまで質問できる」塾を選ぼうと考えました。
そんな時にたまたまHPで「質問無制限」の藤田塾の存在を知り、「ここにしよう!」と決意しました。結果的に2回で試験をパスできたのは、藤田塾のおかげだと声を大にして言うことができます。
以下に、良かった点を箇条書きでまとめます。

① 質問・添削無制限
…メールで質問・添削が無制限に受けられます。そして藤田先生はレスポンスが非常に早く、しかも詳細でわかりやすい解説を送ってくださいます。
メールで質問内容をまとめるので、自分がどこをわかっていないかも整理することができます。
また、テキストに記載のない過去問の質問にも対応してくれているので最終的に過去15回分の試験で理解できない箇所はなくなりました。「今までの問題で理解できないところはない」という自信が合格につながったのだと思います。
また、藤田先生は気象業務支援センターの解答から若干内容や表現が違った場合でも、自分の解答を提出すればそれが“正答の範囲内“であるかどうかの判断をしてくださいます。自分の思考プロセスの軌道修正や方向性の確認にも非常に役に立ちました。

② 解説のわかりやすさ
…【準備編】では、試験問題を解くうえで必要な知識を基本から丁寧に解説していらっしゃるのでスムーズに過去問演習に移行できました。
映像授業なので、すでに独学で理解している部分は1.5~2倍速で視聴することができますし、エマグラムやSSIなど難しい単元は何回か停止して、ノートにまとめながら理解していました。
 【演習編】では、丁寧な解説はもちろん、難易度もしっかりと伝えてくださっています。先述のように「落としてはいけない問題」と「後回しにしてもいい問題」の区別ができるようになったので、特に時間が厳しい実技試験においては「解くべき優先順位」を意識することができるようになり、戦略上非常に意義があったと思います。
余談ですが、藤田先生の授業はテンポの良い関西弁だったため、心地よくすんなりと内容が入ってきました。

③ 合格お祝い金の存在
…1年以内に合格すれば、授業料の一部が返ってくるのも、モチベーション維持につながりました!
 難解な内容も含む上に、1年に2回しかない試験だったので、こうした「飴」はありがたかったです。

 短期合格を果たすことができたのは、藤田先生の親身の指導があったからだと確信しています。
ありがとうございました!




Yさん(女性・アラサー・テレビ局勤務・西日本)の合格体験記


・入塾のきっかけ
これまで別の講座を受講したこともありましたが、実技の点が伸び悩んでいました。過去問も何度も解いていると答えを覚えてしまい、理解しないまま進めていたのだと思います。このままでは完全合格できないと思い、過去問解説に力を入れている藤田先生の実技講座を受けることに決めました。

・講座を受けて
まず、自分がこれまでしていた勉強のベクトルが間違っていたことに気づきました。(何度も同じ問題をひたすら解く)正しく理解していないので、問題文が少しでも変わると対応できません。藤田先生の授業は、基礎から教えてくれるので理解しながら学ぶことができます。気象予報士試験は同じ問題が出ないため、暗記だけでは突破できないのです。
また分からないことを先生にメールすれば、すぐに返信がきます。画像付きのこともあって、分かりやすかったです。
疑問点をすぐに解決できると、その後の勉強も捗ります。

・勉強時間
平日は仕事のため、ほとんど勉強時間が取れませんでした。あまりよくない方法ですが、休日にまとめて1日15時間くらい集中して勉強していました。食事はいつもおにぎりで、勉強以外の時間はなるべく削るようにしていました。
合格までには、「実技を解く→解説動画を観る」というのを2回繰り返しました。
また基本コースだけでは不安だったため、藤田先生の最新の過去問解説も購入しましたが、新しい問題は同様のものが出やすいので購入をオススメします。
試験前は有給を3日間取得して、しっかり復習してから試験に臨みました。

・最も効果があった勉強法
問題を解いたら、その解答を即日先生に添削してもらうことです。自己採点では気付けない部分を指摘してもらえます。何度かやり取りするうちに、この解答だとこの部分を指摘されるかな?と自分でも気付けるようになってきます。

・挫折しそうになったときに、どうやって立ち直ることができたのか?
挫折しそうになった時は一旦休みます。1日好きなことをすれば、同時に勉強に対する焦りも出てきて翌日からまた頑張れました。

・オススメの行動
試験前夜はうなぎを食べました。試験前は大好物でも食べて、早めに寝るのが一番です。




Fさん(女性・20代・航空会社・中国地方)の合格体験記


①受験歴
54回 一般× 専門○ 実技(未受験)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー藤田塾入会
55回 一般○ 専門(免除) 実技×
56回 コロナ流行により自粛
57回 一般(免除) 専門(免除) 実技○


②勉強法
【学科】
主に参考書と気象庁のHPと過去問を利用して学習を進めました。
参考書に出てきた内容は必ず気象庁のHPでも確認しました。関係しそうなPDFファイルを読み、より知識を強化しました。
また、参考書に出てくる図はそのまま頭の中にコピーし、試験中問われた時にその図が正確に浮かんでくるようにしました。文章だけだと覚えにくかったり、知識が抜け落ちてしまうこともあり、文章で書かれていることを出来る限り自分が分かりやすい図やグラフに直してインプットしました。
学科の過去問は約5年分を2周程しました。

【実技】
こちらも学科と同じく、主に参考書と気象庁のHPと過去問を利用しました。
実技の学習のポイントは、
・擾乱一つ一つの水平・鉛直構造を理解する。
・過去問を解く際はストーリーや流れに矛盾がないか注意する。
・SSIや移動距離の計算など頻出される計算問題はパッと解けるようにする。
・60分で解き切る練習をする。

60分で解く練習をしていたため試験当日も時間に余裕を持って解くことができ、たどり着きさえすれば必ず解ける問題・落ち着いて解けば難しくない問題を確実に取れるようにしました。
試験前には出来る限り初見の問題を解きたかったので、過去問はいくつか解かずにとっておきました。答えを書く際に横に根拠も書き、答えと根拠両方合っていて正解としていました。藤田先生の講義は根拠が分かりやすく、ただこれはこうだからこう!という暗記のような勉強とならずに、深い理解に繋がるものでした。


③勉強時間
仕事と家事と、毎日忙しく勉強時間の捻出に苦労しました。
家族が寝た後2,3時間と、休日に集中して行いました。疲れていてもできる限り毎日勉強することを続けて習慣化させました。また前日の復習を毎回の学習の始めに行っていました。
専門→一般→実技と一つずつ突破することで負担を減らすやり方が私のライフワークには合っていました。
学習に費やすことのできる時間が少なかったので、確保できた時間は大切に大切に使いました。


④藤田塾の活用方法
実技の講座でお世話になりました。基礎的なことから過去問の解説まで大変分かりやすく説明して下さっています。実技は範囲が広くどこから手をつけたら良いのか、どう進めるのがベストなのか迷ってしまいますが、講座を一から順に取り組めば必要な知識がしっかりと身につくようになっています。藤田塾に申し込んだことで実技合格の近道になったと思います。
面倒くさがりな性格ゆえに、講座に申し込んだっきり藤田先生に質問をすることは一度もしなかったのですが、先生の講義と自学習だけでも十分疑問点は解消されました。


⑤最後に
なかなか学習時間の取れない方でも、この試験は真面目に勉強すれば必ず合格することができます。
藤田先生の講座のおかげで、勉強が嫌いにならず最後まで楽しく学習することができました。本当にありがとうございました。




Eさん(女性・16歳・学生・神奈川県)の合格体験記


1.受験のきっかけ
2020年の5月から勉強をはじめました。環境問題に興味があったのと、自粛期間中の時間を使って将来の夢に繋がりそうな資格をとってみようと思ったことがきっかけです。


2.受験歴
55回 一般× 専門◯ 実技-
56回 一般◯ 専門免 実技×
藤田塾(実技)に入塾
57回 一般免 専門免 実技◯


3.勉強時間
私は、学校の勉強や行事の都合上なかなかコンスタントに勉強できず、常に時間に追われながらの受験でした。なので、1回の試験につき1科目のみを集中的に勉強して、確実に3回で合格することを目標にしていました。
勉強時間は全て合わせて600時間強です。


4.勉強法
◉学習全体を通して
まとまった時間がとれないこともあったので、意図せずとも気象の知識に触れられるような環境を作るよう心がけていました。

具体的には
・ホーム画面を日本地図にする
・法規を録音したものを聞き流して寝る
・身につけたい内容を大雑把にまとめた自作の小さなポスターを洗面所・トイレ・自室の壁など至るところに貼る(私は物理が得意ではないので、一般で出題されるほぼ全ての式について、公式と意味をまとめたポスターをつくりました。覚えやすいので、とてもおすすめです!)

◉学科
U社の通信講座と市販のテキスト(一般、専門ともに1冊ずつ)を使って勉強しました。
過去問は5年分を何周か解き、1問1問説明できるまで練習しました。3回ほど間違えた部分は直前に復習できるように対策ノートを作りまとめました。
また、上に挙げた家中に貼ったポスターは試験前日に全て回収し、ノートに貼って当日持参しました。何度も見たものをお守りとして持っていくと、とても落ち着くのでおすすめです。

◉実技
市販の参考書を購入しましたが、最終的にはほとんど藤田塾の教材で勉強しました。雲形や現在天気など暗記量が多いものは、ポスターと単語帳を併用して覚えました。
過去問は7年分を3周しようと考えていましたが、思ったよりも1事例に時間がかかってしまい(1周目は丸2日程度)結局2
周弱で本番を迎えました。ですが、わからない部分は1回1回学科の知識に戻って理解するようにしたため、着実に考え方を身につけられたのではないかと思います。

特に過去問演習に関しては1人ではできなかったと感じるので、藤田塾の特によかった点を挙げていこうと思います。

・テキスト
→最初は辞書のような使い方をしていましたが、必ずすべて読むべきだと思います。なぜなら、試験で出題されるポイントがほとんど全てまとまっているからです。そのため、私はほとんどまとめノートを作らず、藤田塾のテキストに過去問演習で得た知識などを書き込んで使っていました。何度も繰り返し読んでいたので、これもお守りとなりました。

・講義
→学校の黙食の時間に動画を見たり、電車で音声講義を聴いたりと、主に隙間時間に活用していました。私の場合は通学の電車が混雑することが多かったため、どちらかといえば音声講義を利用していました。テキストを読んだ後に音声を聴きながら頭の中でテキストの図などを思い出せるか試してみると、意外と理解していなかった点に気づけるのでおすすめです!

・添削
→ 1問1問に対して丁寧に、すばやく返信をいただけたのがとてもよかったです。
私は最初は恥ずかしくて1問ずつ質問のメールを送っていましたが、それでは時間がもったいないと気づき、解答用紙をまるごと添付し、主に記述問題の添削をお願いするスタイルに落ち着きました。
模範解答とは異なる解答でも「正答の範囲内」と先生からお墨付きをもらう事で、この問題では何を問われているのかを考える習慣がつき、結果的に他の問題でも応用が効くような理解まで持っていくことができたと思います。
私は藤田先生からの返信のみをまとめたフォルダを作り、時間をおいて見返すようにしていました。


5.その他アドバイス
・8月の試験では、会場の冷房が本当に効きすぎて集中できないことがあるので、必ず長袖の羽織りを持参することをおすすめします。
・試験当日は、緊張を和らげるためにも、できるだけ早めに会場に到着すると良いと思います。何時間かいるうちに、だんだん会場が自分の部屋のように感じてきます。
・難しいことを考えずに「自分ができることは、わかる問題を全力で解くだけ!」というスタンスでいると落ち着けると思います。


6.最後に
今回は自己採点的には正直手ごたえがなく(実技1、2ともに49点でした...)、次回に向けて頑張ろうと心を入れ替えていたところ、藤田先生から合格通知のメールが届き、驚きと喜びで溢れました。
最初は実技の問題を見ても全くわからず、とんちんかんな解答を連発していましたが、そんな解答も1つ1つ丁寧に添削してくださった藤田先生には感謝しかありません。本当に本当にありがとうございました!




Iさん(女性・30代前半・ハウスメーカー事務・北海道)の合格体験記


①受験のきっかけ
高校生で地学を履修して以来、地球科学の分野全般に興味があったため受験しました。
また今後需要が高まる資格だと思い取得を決意しました。


②受験歴
第56回 一般◯ 専門× 実技×
第57回 一般免除 専門◯ 実技◯


③勉強期間
2021年1月に勉強を開始し、丸1年勉強漬けでした。
元々基礎的な知識は持っていたため、内容に関しての抵抗感はありませんでした。

2021年1月〜4月 学科のみ
テキスト→10年分の過去問を解く
このサイクルを3周ほど繰り返し、雰囲気が掴めてきたので実技も手を掛けようと決めました。

☆使用テキスト
・らくらく突破気象予報士かんたん合格テキスト
・一般気象学 (市の図書館で借りました)
・よくわかる気象学 中島俊夫 (市の図書館で借りました)
・気象庁のホームページ

2021年5月 藤田塾入塾 実技のみ
実技の勉強に取り掛かろうとしたところ、独学では厳しいと判断し入塾を決意。


④勉強方法
基本は過去問をひたすら解き、理解が足りないところは講義・テキストで補うというサイクルで、繰り返し何度も続けました。
学科は10年分、実技は7,8年分の過去問を解きました。

まず受験までの1ヶ月毎のおおまかな計画をたて、さらに10日毎に学習内容を決めてこなしていきました。
仕事から帰宅後、実技1つを時間を測って解くのが丁度よかったです。

覚えきれないところはノートにまとめたり、藤田塾のテキストや気象庁のホームページで必要な画像をスマホに保存して、出先でいつでも勉強が出来るように工夫しました。

☆実技に関して
実技の文章は独特なので、模範回答のような文章を作成することを心掛けました。
余計な事は書かず、指示内容のみを書く。
問題文に印を付けながら解きました。
解答用紙一式はダウンロードして、コンビニでコピーして使っていました。

試験直前はひたすら模範回答を読んで、言い回しをインプットしました。
藤田先生への添削依頼もこまめにお願いしていました。


⑤受験当日
初受験の56回は専門が1点足りませんでした。
普段解けている問題を深読みして間違えたので悔しい思いをしましたが、もう半年勉強することで理解が深まり自信がついたので無駄ではなかったと思います。

第56回、第57回の実技はどちらも制限時間内にすべて解け、残った5分程で誤字脱字、方角、送り仮名に間違えがないか確認して時間終了でした。

第57回は新傾向の問題があり、正直ほとんど解答できませんでしたが、他の受験生のみんなも同じだと割り切りました。


⑥藤田塾について
あらゆる通信講座のサイトを調べましたが、藤田塾が1番合格に近づける気がしました。
実際に講義もテキストも分かりやすく、添削もすぐに返信を下さり、誠実な方で、サポートしてくれている実感があり、心の支えになりました。
下手に解答の戦略やコツをおっしゃらないところが私は好きで、信頼出来る方だと思いました。
本当に感謝しかありません。


⑦最後に
実技の解答に自信なかったので合格はほぼ諦めていました。
自分の番号を見つけた時は夢かと思うくらい驚きと嬉しさで泣いてしまいました。
藤田先生からもメールをいただき、泣きながら返信しました笑

私自身今まで様々な資格の勉強経験がありますが、気象予報士の勉強は1番難しく特殊だと感じました。
ストレスで半年くらい蕁麻疹が治らない時もありました…
ただ合格した時の喜びはとても大きいものですし、日々の努力は絶対無駄にはならないと思います。

以上。




Oさん(女性・30代・サービス業・関西地方)の合格体験記


【受験歴】
第49回 一般× 専門× 実技×
第50回 一般× 専門× 実技×
第51回 一般× 専門× 実技×
第52回 一般○ 専門○ 実技×
第53回 一般免除 専門免除 実技×
第54回 一般免除 専門免除 実技×
第55回 一般○ 専門× 実技×
第56回 一般免除 専門○ 実技×
    〜藤田塾入塾〜
第57回 一般免除 専門免除 実技○


【気象予報士試験合格まで】
他社(A社)の通信講座で勉強を開始しましたが、全く歯が立たず第51回の受験後に他社(B社)の塾に通学し、4回目の受験でようやく一般、専門ともに合格しました。
文系なので学科さえ合格すれば実技は大丈夫だろうと思っていましたが、不合格続きで学科が復活してしまい、実技を残すのみとなった第57回の試験前に合格まで質問や添削サポートを受けられる藤田塾に入塾し、9回目の受験で完全合格できました。


【勉強時間】
受験期間が長かったため、最初の方はどれくらい勉強していたか覚えていませんが、最低でも週に10時間は勉強しようと決めていました。
1日単位ではなく週単位で目標を決めると勉強できなかった日があっても調整しやすいので私には合っていました。
第56回の試験後からアプリで勉強時間を記録し始め、週に10〜20時間、直前は30時間勉強していました。
勉強の時間が取れない時は通勤時間など利用し、少しでも勉強することを心掛けました。


【最も効果があった勉強法】
1〜2ヶ月で過去問5年分を3周繰り返すことです。
1周目は全部の問題を解き、できた問題にチェックを入れ、全部チェックがつくまで繰り返し解きます。
2周目、3周目はチェックが付いていない問題のみを解き、1周目と同じように全部チェックがつくまで繰り返し解きます。
過去問の解説に書いてある細かい部分まで暗記するようにしました。

一般、専門は隙間時間に気象庁HPの知識•解説ページを見たり、ユーキャンの一問一答アプリで勉強していました。

実技は過去問ばかり解きすぎて答えを覚えてしまっていたので、第56回の試験以降は気象庁HPの短期予報解説資料や天気図を見て解析していました。
YouTubeで天気図解析の動画もありましたので、そちらも毎日見ていました。


【挫折しそうになったとき】
勉強することが習慣化していたので、そんなに苦にはならなかったです。
続けていれば絶対合格できるという気持ちは常に持っていました。
学科の免除期間が切れたときは、もうだめかもしれないと思いましたが、合格した後の目標があったので、そのために今頑張っているんだと奮い立たせました。


【藤田真司の気象予報士塾の活用方法】
実技講座のみ受講しました。
主に質問と添削サポートを活用していました。
夜に勉強することが多かったのですが、翌日の朝には返信があり、とてもスムーズに勉強できました。
昼間はすぐに返信があり、その早さにとても驚きました。
言い回しが違うことで実技の自己採点が難しいと感じていたのですが、添削をお願いして適切な解答であることが分かり、自信にも繋がったので添削を受けることができるのはとても良かったです。
何度も受験していたので基礎は分かっていたつもりでしたが、講義で新たな発見もあったので受講してよかったです。


【最後に】
第57回の実技試験は難しかったと感じており、絶対に不合格だと思っていました。
不合格の場合、一般が復活するので合格発表日まで息抜きしつつも一般の勉強も始めていました。
合格発表当日は仕事で、絶対不合格と思っていたので藤田先生から合格のメールを頂き、目を疑いました。
急いで合格発表を見ると本当に私の受験番号がありました。
帰宅して合格通知を見るまで合格したことが信じられませんでした。
私は何度も受験して合格したので、諦めなければ絶対に合格できます。
諦めなくて本当によかったです。
藤田塾を受講したのは短い間でしたが、藤田先生の丁寧なご指導のおかげで合格することができました。
本当にありがとうございました。




Uさん(男性・30代・発電エンジニア・東京都)の合格体験記


<1.受験履歴>
数年前に仕事に必要な国家資格を取得し自信を得たことを機に、
学生時代から興味を持っていた気象予報士試験への挑戦を決意しました。
当初は他の対面式講座に通っていて、一般/専門については力がついたものの、
実技はただ講義を聴いているだけでは合格に近づくことはできないと感じ、 藤田塾の門を叩きました。

第50回 一般:×  専門:〇  実技:-
第51回 一般:〇  専門:免除 実技:× 
第52回 一般:免除 専門:免除 実技:× ⇒ 藤田塾入塾を決意
第53回 一般:免除 専門:×  実技:-
第54回 一般:〇  専門:〇  実技:×
第55回 一般:免除 専門:免除 実技:×
第56回 一般:免除 専門:免除 実技:×
第57回 一般:〇  専門:〇  実技:〇 ⇒ 合格


<2.勉強方法>
・一般/専門:過去問3~5年分を繰り返し演習し、ネットの解説サイトで復習をしました。
・実技:過去問8年分くらいを繰り返し演習し、藤田先生の動画で復習後、すぐに添削の依頼をするようにしました。
・平日は、通勤電車内/昼休み/就寝前の30分程度を使って、一般気象学の閲読、一般/専門の過去問演習、前日の勉強内容の復習を行いました。
 早く帰宅した日は実技の演習も行いました(週1回、1問程度)。
・土日は実技を中心に演習を行い、図書館や公共施設のフリースペースを使って学習しました(1週あたり3~4問程度)。


<3.工夫した点(主に実技について)>
・実技の演習は、一定のペースで続けられるよう習慣とするため、”土日の午前中”に”図書館”へ行くと決めて行いました。
・演習後はできるだけ時間を空けずに自己採点と復習、添削依頼を行い、記憶が新しいうちに復習をすることで学習の効率化を図りました。
 添削結果を本当に理解できているか何度も何度も読み返し、理解が不十分な内容を洗い出して、必要な場合は追加の質問をしました。
・色ペンなどで作図した実技問題は、ノートにスクラップして、
 手順などをメモしてすぐに復習できるようにしました。(解答後の用紙を有効活用しました。)
 また、苦手な内容や演習で気づいたこと、頻出の解答例なども書いておくことで、試験直前に使える自分だけの復習ノートを作りました。
・先生とは異なる意見になりますが、私は実技試験演習後は自己採点をしました。 
 採点結果を表にして、自分がどの回の問題が苦手かを明らかにし、試験直前などは苦手の回を中心に復習をするようにしました。
 ただし、苦手を抽出するのが目的なので、採点は全て厳しめに行い、油断してしまわないよう気をつけました。
・仕事の繫忙期などで勉強できない日が続くと、せっかくインプットした知識/技能が薄れていくため、
 直前の勉強内容の復習だけでも行い、少しずつでも知識の定着を図りました。


<4.改善点>
・実技試験はまとまった時間、広い机と椅子が必要(当たり前ですが)で、図書館をよく利用しましたが、
 大学受験シーズンなどは座席が確保できない場合がありました。※家庭もあり自宅での実技試験演習は困難でした。
 このため、自宅や職場周辺で演習ができる場所を複数調べておき、状況に応じて演習ができる場所を選択しました。
・受験を繰り返しているうちに、前回の専門試験で出題された内容が、
 次の回の実技試験で出題されてる場合があることに気づきました。
 藤田先生の言葉どおり、実技試験は総合試験でもあるので、
 免除となった一般/専門試験についても、解説くらいは読んでおくようにしました。


<5.終わりに>
・先生が仰るように、次回の合格者は、前回の不合格者の中から生まれる可能性が高いです。
 気象予報士試験のように、合格者数がある程度固定されている試験では、
 合格レベルに概ね達していても、自分より得点の高い人がいれば合格にならない場合があります。
 ”ここまでやったのになんで”と感じたときは、あと一歩のところまで来ているはずで、
 苦しい時ほど頑張り時と捉えて、諦めずに取り組んでいただければと思います。




Zさん(女性・30代・会社員・愛知県)の合格体験記


【受験歴】
第52回 一般○ 専門×
第53回 一般免除 専門○ 実技×
第54回 一般免除 専門免除 実技×
第55回 一般× 専門免除
第56回 一般○ 専門○ 実技×
第57回 一般免除 専門免除 実技○


【勉強時間】
・第52回〜55回
1日1〜3時間、週10時間程度でマイペースに勉強していました。試験直前は1日5.6時間勉強してました。忙しいときは勉強しない日も多々ありました。

・第56回
週平均:10〜20時間
1日の学習時間:休日3〜4時間、平日0〜1時間
仕事で疲れた時は通勤時間に一問一答をやるくらいでテキストを開かない日もありました。

・第57回
9月〜11月は忙しく勉強時間は0時間。
12月〜1月 週平均:20〜40時間
1日の学習時間:休日は6〜8時間、平日1〜2時間
直前はかなり集中的に勉強しました。


【試験と勉強について】
前提として、私は文系出身で気象の知識は皆無でしたので合格まではとても長い道のりでした。sin、cosってなんだっけ…というレベルからスタートでした(笑)

2018年頃から某通信教材を使って学習をしていましたが、事前の知識がない私にとっては教材を読むだけでは理解するのにとても時間がかかり、効率の悪さを感じていました。
このままでは一生受からない!!と思い、2019年の春ごろに藤田先生の気象予報士塾に専門知識コースを申込みました。

2018年の末ごろに実技試験対策講座を申し込み、実技の対策も始めました。
仕事をしながらの勉強でしたのであまり時間が取れず、一般と専門が両方免除になるタイミングは第54回の試験でした。
8年分の過去問は2〜3周して、満を持して挑んだ第54回の試験でしたが、惨敗でした。緊張しまくり、時間内に解答を終えることができませんでした。結果も不合格。

不合格を知り、どこかでやっぱりな、と思っていたので、切り替えて第55回に向けて一般の対策をちょこっとして、実技試験メインで勉強しました。過去問は10年分やり込みました。
そして挑んだ第55回の試験ではまさかの一般が不合格となり、実技は採点すらされませんでした。

一般は受かるだろうとなめていた…と、とても後悔しました。それと同時に学科全てやり直しになったことで心が折れ、5月ごろまで全く勉強しませんでした。

でもだんだんと「ここまで頑張ったのに諦めるのは悔しいな」という気持ちが強くなり勉強を再開しました。
ここで気付いたのは私には基礎力が足りていない、ということでした。藤田先生や合格者の方も学科の知識は実技に直結する、と仰っていたのを改めて思い出し、第56回の試験では実技の勉強は一切せず、一般と専門に全てをかけ、勉強を一からやり直しました。一般は市販のかんたん合格テキストを使い、専門は藤田先生の専門知識コースを一から聞き直しました。知識があったので2倍速で聞いてても十分理解ができました。過去問は10年分、あとは一問一答のテキストをやりました。

ここで驚いたのは、かつて合格した一般や専門でしたが、改めて理解することや、こういうことか!と納得する点が多く、私は今まで知った気になってただけでちゃんと理解できていなかったことに気付きました。そして今まで点であった知識が線となって繋がってくる感覚を感じました。
第56回の試験では一般と専門ともに合格、特に専門はケアレスミスが1つありましたがそれ以外は全問正解で、とても自信になりました。盤石な知識を得られ、専門知識コースを受講して良かったな、と改めて感じました。

そしてついに第57回の試験へ。しかしここで私自身が忙しく、11月末まで全く勉強ができませんでした。なので12月から猛勉強しました。
藤田先生の講座を2倍速で聞き直しながら、過去問を再度解き、自分が説明できる!と納得するまで勉強しました。今まで過去問の解答を暗記するような気持ちでやっていましたが、知識をリフレッシュしながら勉強すると、なぜそういう解答になるのかを理解して、自分なりの解答を導くことができるようになってきました。

私は前線解析が苦手でしたので、過去問だけでなく実際の高層天気図や地上天気図をネットで探し、自分で解析→気象庁の解析と一致しているかという確認もしていました。ぴったり自分の解析と気象庁の解析が合っているとそれが自信になりましたし、実際の第57回の試験でも前線解析が出題されたので特訓してよかったー!と心から思いました。ちなみに解答速報とも一致してたので前線解析は得点が取れたのではないかと思います。
前線解析だけでなく、試験前は実際の天気図を使い、実際の天気を予測したり、仮の雪水比を使って降雪量の計算なども行いました。こうして自分で予測した内容と報道が一致しているか確認して、実際の天気図もオリジナル試験問題として活用しました。

第57回の試験では、実技1の最後の設問は見たこともない内容が出て、とても焦りました。しかも記述も悩んでしまったりして試験終了の瞬間まで書き続けるくらい時間ギリギリでした…。これはやばいかもしれない…と心臓がバクバクしましたが、気を取り直して実技2へ。時間内に終えられ、見直しをしていると前線解析の問題で自分の解釈に誤りがあったことに気付き、ギリギリで修正しました。見直しって大事!!と改めて思いました。

解答速報を確認すると、自信のあった記述がちょっと違っていたりして、合格できるかは五分五分だな、というのが正直な気持ちでした。なので合格を知るまでは緊張で手汗をかくほどでしたが、合格を知った時の嬉しさはこの上ないものでした。諦めないでよかった!頑張ってよかった!と心から思いました。


【勉強のコツ】
私なりに良かったな、と思う勉強法についてです。

インターネット受講は講義を繰り返し何度も聞けたのでとても良かったです。
教材はPDFでいただけたので、PDFをブックというアプリに落とし、講義を聞きながらiPadで書き込んだり線を引いたりして頭を整理していきました。こうすると「あれなんだっけな?」と思ったときにキーワード検索ができるので調べる手間が省けたのと、iPadがあればどこでも勉強できたので便利でした。また過去問に出てきたところは教材と照らし合わせて確認をしていました。

また、実技の対策では間違えた箇所はEvernoteに天気図と共にノートとしてまとめて繰り返し復習していました。iPadで天気図の写真を撮って貼り付けたり、色々書き込めるのでノート作成の時間が短縮され、手書きのノートを作成するより効率が良かったです。

あと試験1ヶ月前は時間がなかったこともあり、SNSやテレビ等ダラダラと時間を使ってしまうものは全て排除しました。


【最後に】
藤田先生にはトンチンカンな質問や解答の添削をお願いしてしまったかと思いますが、すぐに納得できる返信をいただけたり、シンプルな考え方をご教示いただき、モヤモヤしていたものを払拭していただきました。長きに渡り、サポートしていただき誠にありがとうございました。
またここまで支えてくれた家族にはとても感謝しています。
試験勉強は長く辛いものでしたが、途中で諦めないでよかったと心から思います。




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