藤田真司の気象予報士塾は、気象予報士試験合格をトコトン応援する通信型の塾(予備校)です。

平成25度第1回試験(第40回試験)で合格された方の合格体験記

平成25年度第1回試験(第40回試験)では、当塾から13名様の合格者が生まれました。 ご厚意でお寄せ下さった合格体験記を掲載します。受験生の皆様にとって非常に役立つ言葉が綴られています。誤字・脱字の修正を除き、原文の内容をそのまま掲載しています。当塾を受講される・されないに関わらず、時間をかけてじっくりとお読みになることをお勧めします。

■Aさん(25歳・理科非常勤講師・ダンスインストラクター)
■Bさん(33歳・公務員・岩手県)
■H.O.さん(46歳・高校教員・神奈川県)
■A.Mさん(28歳・兵庫県)
■Cさん(30代・会社員(技術職)・東京都)
■M.Kさん(女性・41歳・会社員(休職中))
■K.Kさん(女性・教員・30代・富山県)
■Dさん
■H.Nさん(40代・会社員・愛知県)


■Aさんの合格体験記
(25歳・理科非常勤講師・ダンスインストラクター・第40回気象予報士試験合格)


1.はじめに
私は高校時代に理科の中でも地学の魅力にとりつかれてしまいました。
特に恩師である地学教師が気象予報士だったこともあり、
気象分野を詳しく授業で解説してくださったことが気象への興味をもつきっかけになりました。
そして実際に気象予報士試験を受けようと思い立ったのが3年前の大学4年のときです。
私は当時教育学部生だったので、友人たちは教員採用試験の勉強をスタートしていました。
しかし私は自分のやりたいことのひとつであるダンスインストラクターと非常勤の理科講師の両立を目指していたため、教員採用試験は受ける予定はありませんでした。
そこで、興味のあった気象予報士試験を受けることにしたのです。


2.受験結果
一般 専門 実技
第34回 × ×
第36回 ×
第37回 免除 ×
第38回 免除 ×
第39回 × 免除
第40回 免除


3.藤田塾との出会い
はじめの私の計画では気象予報士試験に一発で合格する予定でした。
ただ、やはり現実は厳しく、噂通り一発合格なんて無理でした。
はじめての試験では、すべての知識があいまいなまま受験をしてしまったのです。
その後も、はやく合格しなければと焦ってばかりで、不合格を連発しました。

ここで、大チャンスが訪れたのは第38回試験のときです。

試験直後の様々なサイトの解答速報では専門が不合格だったので、
半泣きになりながら藤田先生にメールを送りました。このときが藤田先生とのはじめての出会いです。
当時塾生でもなかった私のメールに対して、とても丁寧に対応してくださったのを覚えています。
そして公式解答の発表日。公式解答によると専門はなんとか合格点でした。
実技はなんとなく公式解答とあっているような気もしていたのですが、一月後に合否通知をみると不合格。
やっぱりだめだったか…ととても落胆しました。
第38回までは完全に独学であり、2つの仕事と試験勉強の両立に限界がきたため、
急いで藤田先生に連絡をとり、通信のお急ぎコースで実技対策講座を受けることにしました。


4.勉強方法と合格までの道のり
第39回試験は実技対策に重点をおきました。限られた時間でDVDを見なければいけないので、
1.5~2倍速で再生し、藤田先生には毎週過去問添削依頼をメールで送り、
解説付きの過去問のデータをファイルにまとめていきました。
そして迎えた第39回試験。まさかの学科一般で撃沈。
実技は対策の成果もあり、正直なところ合格ラインに達していたと思います。

ここから第40回試験まではさらに多忙になったため作戦を練り直すことにしました。
実技に関しては第39回試験までにもう絶対に大丈夫というくらい勉強した自信がありました。
そもそも学科が受からなければ実技の採点もしてもらえないのが気象予報士試験。
なんとしても受からなければならないのは学科なのです。
知識や集中力のピークを第40回試験にもっていくため、
自分の今までの勉強スタイルをもとに逆算して作戦を練りました。
計算は得意な方ですが本番にめっきり弱いということを自己分析で理解しているため、
15問中数問(大気の熱力学・力学、降水過程など)の計算問題はある程度過去問で演習し、
法規や計算以外の知識を全力で補ったのです。
とはいうものの実技の演習をしないわけにはいきません。
そこで主要パターンの問題を各1題ずつ解くことにしました。
すると、一般知識の勉強がとても活きてきたのです。
学科試験の知識は確実に実技につながっているということを実感した瞬間でした。
自分なりの受験の心得についても考え直しました。
私は過去問を解けば解くほど試験の傾向を理解し自然な解法・解答を身につけることができていました。
ただいざ本番の試験となると、学科試験に対し実技試験の傾向は毎年異なっている気がしてならなかったのです。
そこで、「どうせ実技ははじめましての問題がでるんや!どんな問題形式でも動じたらあかん!
基本的なところでミスをしないようにつとめやなっ!」と考えることにしたのです。
この考え方の変更は実技1の試験でとても活きました。
また、私は長文を読むのがとても苦手です。注意力が散漫してしまうのです。
そのため、定規を問題文に沿わせたり、適宜記号や線引きをして集中力を切らさないようにしたのです。
特に制限時数内で必要なキーワードを抑えなければならない問題では、
問題文中の解答必須事項に①、②、③…と書くようにして、キーワードを落とさないようにしました。
これは見直しをする際にもとても役立ち、すばやく的確に見直すことができたと思います。

試験後の自己採点では一般は13点。案の定計算でやられましたが作戦通りの結果でした。
実技はというと厳しく自己採点したところ合格ラインぎりぎりかな?という感じでした。
手ごたえはあるようなないような…こればっかりは合否発表のときまでは分からないなという印象でした。

そして2013年10月4日(金)運命の合否発表の日。
職場で休憩時間に恐るおそるインターネットで合格者一覧のページを確認したところ、
自分の番号があったのです。
それでもなお半信半疑な私は藤田先生からのメールで合格を確信しました。
帰宅すると合格証明書が届いていて、朝からきりきりと痛む胃が治り、
とてもほっとしたと同時に喜びを爆発させました。


5.最後に
私は、藤田先生の手厚いサポートと丁寧な授業・解説資料が合格への近道となったと思っています。
自分の力を信じることができたのも、藤田先生のおかげです。
藤田先生と一度も顔を合わせたことのないの私が受験会場で「○○です」と名字を名乗ると
「○○(フルネーム)さんですね!」と返してくださいました。
藤田先生はすべての受講生とのつながりを大事にし、とても親切にサポートしてくださる素敵な先生です。
この出会いに感謝し、これからは気象予報士として胸をはっていきたいと思います。

藤田先生、ありがとうございました。




■Bさんの合格体験記
(33歳・公務員・岩手県・第40回気象予報士試験合格)


●オラお天気お兄さんになりて!
子供の頃の夢は宇宙飛行士になること。
新聞の天気図を切り取りノートに貼り付けていた小学生時代。
高校生の時、「俺、秋の空が好きなんだよ。」と言ったら意味が分からないと友達に笑われたこと。
昔から空を見て空に憧れ空が好きだった私ですが就職は地元の公務員と堅実な道を選びました。
時は流れ2010年春、私は転勤により東京にいました。
ある日何気なく見ていたニュース番組が気象予報士を目指すきっかけとなります。
気象情報になって映し出された気象キャスターは自分の歳と同じくらいの男性でした。
気象キャスターと言えば経験豊富そうなおじさんかかわいいお天気おねえさんと相場が決まっていると思った私は驚きました。
解説は穏やかながら視聴者が知りたいであろう情報をしっかり伝えていました。
たった数分間のコーナーだけど、これを作るには相当な時間をかけているのだろうな。
大変そうだけどかっこいいしやりがいもある!俺もこの仕事がしたい!!
30歳を目前に控えた春の夜の出来事でした。
さっそくネットで気象予報士のことをいろいろ調べ、東京都内の学校に通い気象予報士になることを決めます。


●3年間の軌跡と試験結果
2010年10月から2011年7月 東京都内の某講座に通学、受験生仲間ができる
(2011年3月11日東日本大震災で地元岩手が被災する)
2011年10月から2012年1月 受験生仲間と共に勉強
2012年3月 東京から転勤で岩手へ戻る
2012年4月から2012年8月 某大手通信講座で受講(実技講座)
2012年10月~2012年1月 独学
2012年3月 独学に限界を感じ藤田塾に入塾して通信講座受講(実技講座)
一般 専門 実技
35回試験(2011年1月) ×(7点) ×(6点)
36回試験(2011年8月) 〇(10点) ×(9点)
37回試験(2012年1月) 免除 〇(10点) ×
38回試験(2012年8月) 免除 免除 ×
39回試験(2013年1月) 〇(9点) 免除 ×
40回試験(2013年8月) 免除 〇(13点)


●出会い、震災、別れ、悔しさ・・・そして藤田塾
2010年10月からの通学講座は私に気象とは何ぞやということを教えてくれました。
基礎力はこの時に養われました。そして一番大きかったのは受験生仲間ができたことです。
勉強会をしたり、遊びに行ったりして絆を深めていきました。もちろん遠く離れた今でも交流があります。
しかしその後、東日本大震災、転勤に伴う受験生仲間との別れと挫けそうな出来事が次々と起こります。
震災後は被災自治体の職員ということで肉体的にも精神的にも辛く勉強できない時期もありました。
そんな時に私を支えてくれたのは受験生仲間と前向きに生きようとする被災地の方々の姿です。
私は以前岩手県沿岸住んでおり、親戚や知人の中には津波で命を落とした人もいます。
地震発生から1週間経った頃、届いた1通のメール。
「車は流されたけど私は無事です。命があることに感謝です。」
地震や津波だけではなく台風や竜巻なども人命を奪うことがあります。
自然災害の発生を抑えることはできません。
しかし確かな情報と防災意識があれば人的被害を最小限に防ぐことはできると思います。
気象予報士にはその使命があり、気象予報士を目指す価値は大きいと考えました。
震災から1年後、勉強の面でそして精神的にも私を支えていた仲間との別れも本当に辛かったです。
そうしているうちに受験生仲間に合格者が現れます。嬉しい反面、悔しい気持ちもありました。
学科はギリギリながら一般も専門も合格経験がありましたが、実技が3回連続で不合格でした。
このままでは一生受からない。私にはあと1歩、2歩足りないと確信しました。
そこで以前からメルマガでお世話になっていた藤田塾のホームページを改めて拝見し、
最後に頼るところはここしかないと藁をもすがる気持ちで藤田先生へメールしました。
先生の返信は非常に丁寧で「ここで合格する!」と決意しました。


●隙間時間で勉強する
社会人は残業もあればお付き合いの飲み会もあり、
平日はまとまった勉強時間を確保することが難しい日もありました。
そこで私が注目したのがちょっとした時間を勉強時間に充てる「隙間時間勉強」です。
東京在勤中は電車での移動が多かったため、電車の待ち時間や電車での移動時間を勉強に充てました。
また昼休みはカフェに行き、ランチと共に問題演習をしました。
岩手に転勤してからは朝カフェを始めました。平均40~50分ほどの勉強ですが、
運が良ければ1時間以上勉強できる日もありました。
そのため通勤バッグには以下のものが常時入っていました。
 ・ 学科の過去問3~4年分をプリントアウトしたもの
 ・学科の過去問を解くために使用するノート
 ・実技の過去問1回分の問題と解答用紙をプリントアウトしたもの
 ・シャープペンと4色ボールペンが1本になったペン
 ・付箋紙
 ・暗記用の単語帳
学科の演習は1問1問が独立しているため細切れの時間でも十分対応できます。
実技に関しても30分あれば演習を断行しました。
当然、途中で止めなければならないのですが、
まとまった時間がないからと言ってやらないよりはよっぽどましですし、
短い時間でいかに問題を解くかという訓練は本番にも生きてくるものだと考えました。
そして、平日の夜は1~3時間、休日は3~6時間の勉強をしました。
しかしコンスタントにできたわけではありません。
平日は早く帰宅してもそのまま寝てしまうこともありましたし、休日も用事や遊びの誘いもあり、
自分の時間を全て勉強に傾けた訳ではありません。
大事なのはメリハリをつけることだと思います。勉強するときは集中してする。遊ぶ時も集中して遊ぶ。
一番ダメなのが、ダラダラ過ごすことです。
「勉強しなきゃいけないけど、何かやる気が起きない…。」
そんな時は飲みに行くとか別のことをした方がいいです。
ただし今日やらなかった分は明日「倍返し」で頑張る!という気合は必要だと思います。


●学科の勉強方法 
① 過去問を8年間分3周以上解く、人に解説できるくらいまで解きまくる
学科は択一式の解答となるわけですが、単純に〇×を判断するのではなく
演習の際に問1(a)はこれこれこういう理由で誤り、と言った具合にノートに書き込みました。
また直接問題には問われていない箇所や解説本に載っている事柄で分からないことは
通学の際に使っていたレジュメや参考書、インターネットを駆使して徹底的に調べノートに書きまくりました。
例えば、「霧」についての問題があったら「もや」についてもノートにメモする、といった具合です。

② 覚えにくく忘れやすい暗記モノは自家製語呂合わせで乗り切る
「テンテン兄(にい)さん、八(やっ)つのハゲができて非常にハゲてもうた」
これ何の語呂合わせかわかりますか?答えは雨の強さ表現です。
雨の強さの表現は1時間雨量10mmから始まり10mm、10mm、20mm、30mm増える毎に表現区分が変わります。そこに注目した語呂合わせです。
10 10mm以上20mm未満 やや強い雨
10 20mm以上30mm未満 強い雨
20 30mm以上50mm未満 激しい雨
30 50mm以上80mm未満 非常に激しい雨
  80mm以上       猛烈な雨
10(ten)10(ten)20  30  やや強い 強い 激しい   非常に激しい 猛烈な
テン  テン   にい さん  っ  の ハゲができて非常にハゲて もう
頭のいい人はこういうものを簡単に覚えられるのでしょうが、
私は無理だったので楽しみながら語呂合わせを作り、試験に活用しました。
その数、十数種類。受験生仲間にも好評(?)でした。
もちろん本番でも語呂合わせをつぶやきながら乗り切りました。


●実技の勉強方法(藤田塾受講以降)
① 藤田塾のDVD講義をしっかり受ける
基本は分かっているつもりでした。がしかし、所々基礎知識が欠落していることが分かりました。
特に大気の安定度の話は目から鱗でした。よくわからなかった箇所はDVDを戻して視聴し直しました。
もちろんこの講義もまとまった時間が確保できないときには3分割、4分割して視聴しました。

② 過去問を解き、分からない箇所はすぐ質問する
自己採点して模範解答に不満がある場合、合っているかどうか不安な解答はすぐに藤田先生に質問メールを送りました。
自己採点だけだと自分よがりになっていてとても危険です。
自分では正しいと思っていてもプロの目から見ると論点のずれたことを述べていることはよくあることです。
先生のメールは非常に丁寧で質問の回数制限もないので本当にオススメです。

③ 1点じゃない、合格のかけらだ。
過去問は8年分を2周演習しました。
私はこれまで「穴埋め問題は配点が少ないから、サクッと流そう」とか
「計算問題は時間がかかる割に配点が少ないから最悪解答を見送ろう」と考え、
配点の少ないと思われるところは切り捨てて、配点の大きな作図や前線解析、
文章題に力を入れた方が効率的に点が取れると信じていました。
でもそれがそもそも間違いだったと思うのです。
ドラマ「あまちゃん」の中で素潜りでウニが獲れないアキちゃんに夏ばっぱが
「ウニをウニだと思うから獲れねぇのだ。銭だと思って獲れ!」と言ったシーンがありましたが、まさにそれです。
「たった1点だと思うから合格しないのだ。あれはただの1点ではなく合格のかけらなんだ。」と。
1点も5つ集まれば5点、10集まれば10点にもなります。1点を捨てるということは合格のかけらを捨てていること。即ち合格を捨てているということだと気付いたのです。
余談になりますが、40回試験の実技1は穴埋め問題や計算させる問題が多い印象でした。
思っていた以上に穴埋め問題に時間がかかり、最後の方の問題は殴り書き状態でしたが、
着実に得点できるところで点を取っていったのが功を奏したと考えています。


●最後に
合格発表の日。気象業務支援センターのサイトで自分の受験番号を発見した時はうれしさより安心感が勝っていました。
あーやっと合格できた、と。
そして最もじぇじぇじぇな出来事は家族が喜んでくれたことです。発表翌日には寿司やらケーキやらが食卓を賑わしました。
見ていないようで私の頑張りをしっかり見てくれていたのでしょう。
3年前、お天気お兄さんになりたくて目指した気象予報士。
3年前とは世の中が、自分を取り巻く環境が、そして自分の意識が変わってきました。
気象のプロはどこにいても必要なんだと思います。メディアの世界にも、民間の会社でも、そして役所でも。
どこでその知識等を生かすのが自分にとって、そして世の中にとってベストなのかを
合格を手にした今、もう一度考えてみたいと思います。
今はまだ気象予報士のあまちゃん、いやあまちゃん以下かもしれません。
しかしいつの日か気象の「ぷろちゃん」になれる日を目指してまた日々精進していきたいと思います。


●追伸
気象予報士を目指しているけれど、躊躇している人も多いと思います。
しかしこの藤田塾でわかりやすい講義を受け、先生に疑問点をぶつけていけば必ず合格できると思います。
私はある程度、勉強してから藤田塾と出会いましたが、初心者の方にもとてもわかりやすい講義内容だと思います。
そして通信なら全国どこでも受講可能です。
迷っているあなた。決断するなら、今でしょ!!




■H.O.さんの合格体験記
(46歳・男性・高校教員・神奈川県・第40回気象予報士試験合格)


■はじめに
本格的に勉強を始めてから約2年。毎日早朝2~3時間の勉強で、3回目の試験でなんとか合格することができました。
挫折しそうになったときに読んだ合格体験記はいつも励みになり、藤田先生の親切丁寧な対応と励ましのメールも心強く、素早い返信メールも学習効果を高めてくれました。以下の私の体験記が少しでも役立てられたら幸いです。


■試験結果 *( )は正答数。実技は自己採点によるもの。
一般 専門 実技
第38回 ×(9) ○(11) 50%
第39回 ×(7) 免除 65%
第40回 ○(15) 免除 ○65%


■気象予報士を目指した理由・きっかけ
きっかけは、生徒に「学ぶ楽しさ」を知ってほしかったからでした。
勤務している高校は「課題集中校」といわれる学校で、学ぶことそのものに意欲を失っている生徒が多い高校です。
しかし天気予報や身近な気象現象は、そうした生徒にも「学ぶ楽しさ」を知る切り口になると考え、
まず私が気象予報士を目指してみようと思ったのが始まりでした。


■藤田真司の気象予報士塾を選んだ理由
やはり一番の理由は「実績」。しかも「短期合格率」が高い。これは最大の魅力でした。
「方針が明瞭」で「質問も無制限にでき」、「合格祝い金」まで出してくれる。
しかも講座終了後も「トコトン応援します」というメッセージは入塾の決意をさらに固めました。


■合格までのあゆみ *特に「実技」を中心に。
【第38回試験まで】 
2011年12月、A社の通信教育を開始。一般知識・専門知識・実技の全添削課題を早期に終了させ、
A社付属の過去問題3年分+市販の問題集に取り組むも不合格。
「難関試験」であることを改めて痛感し、「暗記主義的勉強法」では太刀打ちできないことが鮮明になりました。その後、偶然にも試験会場外で配布されたチラシが入塾のきっかけになりました。

【第39回試験まで】 
2012年9月、貴塾に見本を送ってもらい、すぐに入塾を決意。
「過去問はもっとも優れた教材」「過去問7~8年分をほぼ100%完璧に」「部分点はないものとして考える」という教えを基本に、毎週送られてくるDVDと解説プリントを見て問題ごとにポイントをノートに整理。大学ノート2冊ほどになりました。
ノートの1ページ目には「暗記主義はダメ」「題意をつかむ」「気象学の見地からきちんと理解」「納得できるまで先生に質問」「あいまいにせずフィードバック」と書き込み、それを自分に言い聞かせながら過去問7.5年分を3周以上しました。
試験直前には1題あたり50分程度で解けるようになり、ほぼ100%近く正解できるようになっていました。
しかし結果はまたしても不合格。実技1、2ともに、時間内に全問解答できて手ごたえがあっただけに・・・悔しさだけが残りました。
またしても一般知識の壁に阻まれました。

【第40回試験まで】 
第39回試験終了後、一般知識での不合格を確信したので、
発表を待たずに勉強を始め、すぐに7年分の過去問添削をお願いしました。
すぐに添削されて返ってくるメールは効果的で、弱点が見つかったのはもちろんですが、添削されることで逆に自信もつきました。
思い込みや理解不足が明らかになっただけでなく、題意の捉え方の正しさや理解できていることへの確信も得られたからです。
試験直前には、1題あたり35~40分ほどで解けるようになり、ほぼ100%完璧に正解できるほど実力も自信もついてきました。
直前1か月前からは、心身ともに試験合格のために生活をギアチェンジしました。
晩酌をやめ、その代わりに暗記すべき事項の時間にあてました。
有給休暇もまとめてとりました。また試験時間に合わせた勉強もはじめました。
実技は午後なので、昼食後の睡魔が襲う時間帯でしかも暑い時間帯。
どんな環境でも力が発揮されないと実力があっても合格できません。
試験慣れも必要で、他社の直前スクーリングや模試も受けてみました。
想定される様々な環境に自分の身を置くことで、いつでも力を出し切れるように訓練しました。
試験当日。「一般気象学」と「気象法規」、そして「過去問全部」を完璧にして臨んだ鬼門の一般知識試験。
戦略を変えて、直前にアウトプットの練習をひたすら続けそのまま試験に突入し30分ほどで終了。すぐに合格を確信しました。
実技試験までの間は、ひたすら脳を休め、猛勉強する受験生に気を取られないように、散歩や体操をしていました。
そして実技試験。実技1は時間が足らず80%しか解答できず、実技2では時間ギリギリで全問解答。
「これだけ準備したのに・・・」「情けない・・・」という気持ちになり、正直手ごたえもなく、大ショックでした。
その後は、模範解答が公表されても自己採点する気にもなれず、
次回に向けて、期限が切れる専門試験の勉強をのんびり始めていました。
ところが合格発表当日。自宅に帰りPCを見ると、なんと先生から「合格おめでとうメール」が・・・。
あまりの驚きに固まってしまい、何度もほっぺをつねりながらHPで受験番号を確認。
合格通知をみて、やっと実感が湧いてきました。
その日は、フワフワしたような、とても気持ちの良い一日となり、興奮のあまり朝まで眠れませんでした。


■最後に
藤田先生との出会いがなければ合格はなかったと思います。
気象予報士試験合格が目的の塾ですが、学ぶことの楽しさ、気象現象に対する探究心を教えてくれたように思います。
受験のテクニックよりも「理解すること」や「納得すること」に重点が置かれた通信教材やDVDは、
他社にない魅力であり、モチベーションの維持になりました。
おかげで、「もっと知りたい、わかりたい」という気持ちが強まり毎朝2~3時間の勉強が習慣になりました。
また先生の親切丁寧な対応には勇気づけられ「絶対に合格する!」という強い気持ちに転化する力にもなりました。
これからも、天気のこと、気象のこと、宇宙や地球のことなど、生徒に学ぶ楽しさを知ってもらえるよう、
勉強に精進していきたいと思っています。
約1年間でしたが、大変お世話になりました。ありがとうございました。




 ■A.Mさんの合格体験記
(28歳・兵庫県・第40回気象予報士試験合格)


■受験結果
一回目:一般(○)専門(×)実技(―)
二回目:一般(免除)専門(○)実技(―)
[他通信講座の開始]
[不受験二回あり]
[他通信講座の期限切れ]
三回目:一般(○)専門(×)実技(―)
[藤田塾に入塾]
四回目:一般(免除)専門(○)実技(○)


■入塾のきっかけ
私は、同じ気象予報士を目指していた友人が藤田塾で合格を勝ち取ったのを聞いて、入塾に至りました。
それまで他の通信講座を利用していましたが、私には教材がとても難しく感じ、
また質問するにも一通り教材を終えておく必要があった為、思い切って塾を変えてみることにしたのです。
この頃には3度目の受験を終えていましたが、実技の勉強をするのが億劫で、
通信講座の教材に手をつけてもすぐやめてしまう、いわば拒否反応が起こっていた時でもありました。
また、前後しますが、通信講座の以前にも地元の通学講座に通っていました。
全体の流れとしては、学科の授業が数ヵ月間行われた後で実技の授業が始まります。
当時学科試験はパスしていましたが、念のために学科から受講していました。
授業前後の空いた時間に何度か質問させて頂きましたが、先生が少しお困りの様子だったのが分かり、申し訳なくなったため、実技の授業に入らないまますぐに辞めてしまいました。
また授業内容は、理解するより覚えるための授業といった印象を受け、物足りなさを覚えたのも事実です。
そんな私ですが、藤田塾卒業生の皆様の合格体験記を拝見し、最後の望みを抱いて藤田先生にメールで申し込みました。


■藤田塾の授業
藤田先生がどんな授業をして下さるのかに関して、合格体験記が大変参考になりましたので、
私もその部分を特筆させて頂きたいと思います。
藤田先生の授業は体験記にも書かれている通り、本当に分かりやすく、
基礎からしっかり理解できるように教えて頂けますので、私は大満足でした。
正直のところ藤田先生のように教え方の上手な先生には会ったことがありません。
ハキハキした声で、抑揚のある話し方をされるため耳にも入りやすく、
少し難解な問題解説の時には、違った表現を使って何度も説明されたりとプロフェッショナルを大いに感じます。
また、一口メモ的な知識も講義に入っていたりするので、気象を楽しく学ぶ上で励みになりました。
私の場合は勉強のモチベーションを上げるには、先生の講義を聞くことが一番効果的だったように思います。
先生の講義はとにかく分かりやすいために面白く、講義を聞き終えた後は、
「一歩予報士に近付いた」という達成感を味わうことができました。
私が講義の中でもとても面白いなと思ったのは「なぜ湿度が低いほど雪として降りやすくなるのか」について知った時です。
先生の手書きの絵と説明に、引き込まれていました。これまでの学科の知識も再確認することになるひとときに、
今まで勉強して良かったなぁと思えたほどです。

気象予報士試験は、受かるための勉強と、楽しむための勉強の両方が必要だと思っていますが、
私はそのバランスを見失っていました。
家の本棚には気象を楽しむために買った数多くの本があり、
その本自体はとても面白いのですが、試験には直接関係ありません。
かといって実技試験の本は難解で、まず理解するのが大変だったために息詰まってしまい、
当時の私は頼れる人もいなくて本当にどうしたらいいのか分からずにいました。二度と味わいたくない日々です。
でも藤田塾に入ってからは、ガラリと変わりました。
藤田先生のプリント教材は分かりやすい説明文のような文章で書かれているのできちんと理解できましたし、
教材の中で分からないことがあってもいつでも質問に応じて頂けます。
実技試験に拒否反応を示していた私が、どんどん勉強を進めていけるのですから今までの日は何だったのかと笑ってしまいます。
藤田先生の言われる通りに勉強するだけで、本当に実技試験の問題が解けるように自然となっていたので驚きました。
藤田塾は、試験に楽しく受かるための素晴らしい塾だと思っています。


■私の勉強方法
人によるかもしれませんが私はとにかく、ノートにまとめるということをしませんでした。
なぜならば大学受験を終えた時に、ノートに書くということが時間の無駄になったと反省したからです。
参考書を1周目2周目読む間にノートをとるのではなく、ある程度頭が整理された段階で、要点をまとめるのが大事だと思います。
その代わり、私は学科対策ではとにかく基本となる参考書(一般気象学など)に書き込みをし、
実技試験対策では藤田塾のプリント余白にメモしていました。
あちこちにメモするのではなく、ひとつにまとめるように1冊に集中させると、書き込みに目を通す回数も自然と多くなります。
またどうしても、ノートをとりたい時はルーズリーフを使用しました。
ルーズリーフだと新たなページの追加があった時でも、紙と紙の間にさっと挟むだけでいいので全体がまとまります。
私の場合はルーズリーフの使用も、できるだけ最終段階に留め、
試験当日はその最終のまとめを会場に持って行って見ていました。
その他は特に注意した点はなく、ズボラ勉強法でした。
藤田先生の言われる表現方法に気を付けた以外は、実技試験の回答形式もほとんど研究しませんでした。
それよりも問題の本質を理解することに努めていました。
以下、独自に試した試験対策をいくつか紹介させて頂きます。

①自分の声で録音
MP3プレイヤーに気象用語などを録音し、移動中聞いていました。音でも覚えられるので完璧にマスターできます。

②公式を壁に貼る
学科を勉強し始めた頃、物理学の公式をいつでも見れるように部屋の壁に貼っていました。

③大学の図書館を利用
勉強場所には、近所の大学図書館を2つ利用していました。市立図書館よりも勉強スペースがゆったりしているからです。
勉強する机の周りに囲いがしてある所もあって、小さな部屋の中にいる感覚で勉強できました。
大学によっては、自由に熱いお茶が飲めたりします。

④湯たんぽを足の下におく(足湯をする)
東洋医学では「頭寒足熱」でいることが望ましいとされています。
これは太陽の熱が地面を暖めるほど、また上空に寒気が入るほどに激しい天気現象が起こるのと同じで、
体内の血液循環も断然良くなります。
私はいつも「頭寒足熱」にする工夫をしていますが、効果がありすぎて驚いたほどです。
血の巡りが良くなると自然治癒力が増すため、肩凝りなどの症状が全てなくなりましたし、
視力も0,5以上上がり、がっつり勉強がはかどりました。

⑤タイロス社の「気象予報士試験 解答例と解説」を使用
今は廃盤になっていますが、過去の学科試験、実技試験問題と解答解説が全て1つのCD-Rにおさまっているもので、
たまにオークションで出品されているのを見かけます。とても安価です。

⑥Yahoo知恵袋を活用
学科対策時、「天文・気象」のカテゴリーを暇な時によく見ていました。
投稿される質問内容がとても面白かったり、回答者の方が博識だったりするので大変勉強になります。
私は知恵袋のやりとりがきっかけで、熱力学の大抵の問題には対応できるようになりました。


■藤田先生ってこんな先生
藤田先生は謙虚で誠実で、よく気を遣われる方です。
例えば、塾の教室は毎週大体同じ場所なんですが、たまに変わることもあるんです。
それはあらかじめ予定表に書かれているし、前の週の授業でもちゃんとお知らせしてくれるんですが、
私は間違っていつもの教室に行っていました。
するとそこには藤田先生がいて、「今日は○○○号室なんです」って教えてくれるんです。
何だかここでも先を見越した気象予報士っぷりが伺えました。
また同じ塾生の方と話す機会がありましたが、皆さん大変藤田先生を慕っておられました。
一番最初の授業の時に先生はご自身のことを「問題の解決屋」とおっしゃっていましたが、
本当にそのように生徒主体に考えて下さっているのが伝わりました。
私もこんなにも良心的な先生に出会えたことに感謝していますし、気象予報士への尊敬と憧れを抱くきっかけになりました。


■気象予報士としての今後
私は東洋医学の研究を始めてから、地球と人間の体には、深い繋がりがあることを知りました。
例えば天気現象が空気の不均質を解消させるために起こっているのと同じで、
人間の病気(症状)も体内の澱みを調和させるために起こった結果である、という共通点があります。
私は東洋医学も気象予報士も、体と地球が浄化していくのを手伝ったり、その最中を予想したりしている似た所に惹かれます。
今後は、東洋医学と気象の両分野の勉強を進めていき、気象病がなぜ起こるのか等の研究がしたいです。


■最後に
私は藤田塾に辿り着くまでに、2つの講座を体験し失敗しておりますので、
塾選びというものを慎重にしなかったことへの反省があります。
もっと早く藤田塾に出会っていれば、と何度も思い悔やみました。ですので素直に、藤田塾を多くの方に知って頂きたいです。
卒業生となった今、私の気象予報士への近道はここだったとはっきり言えます。
先生が知識豊富で、とても分かりやすく教えて下さって、授業料もお安く、質問の回数制限とかも一切なく、
何より授業と質問の回答メールが素晴らしかったことに大満足してるんです。
私は第40回試験を受けた時、前半のテストが難しくて間違いなく落ちると思いました。
でも後半は塾で何度も解説を受けたような内容が出題され、まき返そうと半泣きになりながら問題を解いたことを忘れません。
藤田先生からの合格メールは想像以上に嬉しいので、ぜひ皆さんにも同じ思いを味わって頂けたらと思います。

藤田塾に出会えたことに心から感謝しています。




 ■Cさんの合格体験記
(30代・会社員(技術職)・東京都・第40回気象予報士試験合格)


■はじめに
この度の試験で完全合格を勝ち取ることができ、自分が合格体験記を書くことになり本当に嬉しい限りです。
実技試験対策講座を受講させて頂きましたので、実技試験のことを中心に書かせて頂きます。
私の体験談がどなたかのご参考になれば幸いです。

初めは独学で勉強を進めておりました。そして学科2科目をクリアし、満を持して挑んだ第39回試験は不合格に終わりました。
実技試験については独学に限界を感じてプロに教えを乞うことに決めたのですが、
都内在住ですので選択肢は多く、大手スクール講師の方のお話も聞きに行ったりしました。
その中から藤田真司の気象予報士塾を選んだ理由は、藤田先生の方針が合格への一番の近道だと思ったからです。
そして結果的にも、受講を終えてすぐに合格することができましたので、近道でありました。


受験結果
一般 専門 実技
第37回 ×
第38回
第39回 ×
↓実技試験対策講座を受講   
第40回


■合格した第40回試験前の勉強法
先生の推奨されておられる通りに過去問題を丹念に演習しました。
(30題をと思ったのですが、手に入らなかった回の過去問題があり、実際には28題を演習しました。)

講座プリントの「実技試験の勉強において大切なこと」に書かれていることを熟読して、下記の手順で行いました。
① 過去問題を解く(いくら時間を費やしても良い!)
② 自己添削と答案分析を行う(点数をつけない!100点でなければ、20点も80点も同じ!)
③ 先生の添削を受ける/解説講義DVDを視聴する/理解できないことは質問する
④ 問題と解答例を完全に理解するまで勉強する(最後は自分で解説するくらいの勢いで!)

28題の演習を進めるのは本当に時間がかかり、辛く、苦しく、大変な道のりでした。投げ出したくなる時もありました。
中盤になると次第に雑に終わらせてしまいたい気持ちにもなりましたが、なんとか堪えてとにかく丁寧に28題を演習しました。
1回目の演習には2か月以上かかりましたが、2回目の取り組みではほぼ100%に近い形で解答することができ、
2回目の演習は2週間程で終わりました。
また、過去問題の演習と平行して講義前半の基礎編を学習しました。
実践編も含めて何度もDVDを視聴したので先生の話し方も覚えてしまい、
勉強期間後半になると藤田先生のモノマネをしながら自分で問題を解説してみたりしていました。


■不合格だった第39回試験前の勉強法
前述の勉強法と比較して、不合格時の勉強法もお伝えしようと思います。
過去問16題を2回解きました。分かっても分からなくてもとにかく1回目から常に75分以内で解きました。
そうすれば75分という感覚を体感で覚えられると、その時は思いました。
終わった後は自分で添削を行い、点数をつけました。
点数に気を取られてしまい、添削しただけで何故間違えたのかを分析することや
そもそも理解するということをおろそかにしていました。
その証拠に2回目に解いた時には、1回目と全く同じ問題を全く同じように間違えることが多かったです。
何も学習出来ていないのです。
それでも点数はだいたい60~70点程度。
本番でもこれだけ出来れば合格出来るかもしれない・・・などと思ってしまいました。
一度解いたことのある問題で70点しか取れないのであれば、
試験本番で初めて見る問題で70点取れるわけがないのだと、今は思います。


■合格できた理由を自己分析
合格率が5%以下の試験に合格するには・・・?もし試験教室に100人いたとしたら、その中で上位5名に入らなければなりません。
とてつもなく難しそうに思います。
でもよく考えてみると、その試験教室には藤田先生のようなプロはいませんし、先の試験で合格した人達も来ていません。
そう考えると、不可能では無いような気がしてきます。
そして今回の受験者の中で上位5%に入る成績を取ることが出来たのは、
過去問題をしっかり演習していれば解答することが出来るはずの問題を確実に正解出来たからだと思います。
過去問題をいくらやっていても答えられない問題は、自分だけではなくほとんどの受験者が答えられないはずです。
また、勉強の成果を試験本番で100%発揮できたことは、ラッキーだったと思います。
こればかりは訓練のしようがありませんので辛いところです。

今回の合格につながったこの「過去問題をしっかり演習すること」が出来たのは、
数多くの添削依頼や質問に丁寧に対応して下さった先生のお陰です。独学では不可能なことでした。


■勉強時間の捻出
まとまった時間を取って机に向かって勉強しようと思うと仕事がお休みの週末しか勉強出来なくなってしまうので、
平日はよくお風呂場で勉強しました。教材プリント一式をコピーしてお風呂用とし、湯船に浸かりながら読んでいました。
勉強期間をこれ以上長引かせたくない!!という一心で仕事以外の時間をひたすら勉強にあてました。


■最後に
この講座を受講していなかったら合格までもっと時間がかかっていたと思います。
最後には合格お祝金まで頂けて、受講して本当に良かったです。
唯一残念なことは、一度も懇親会に参加できませんでしたので、先生にお逢いできなかったことです。
受講後も懇親会に参加できるようですので、いつか都合が合えば大阪まで出かけていきたいなと思って楽しみにしております。




 ■M.Kさんの合格体験記
(女性・41歳・会社員(休職中)・第40回気象予報士試験合格)


1.はじめに
2009年の春から気象予報士の勉強を始めて4年半、なかなか合格できず、今回も半ば諦めていました。
合否通知を開封し、『気象予報士試験合格証明書』の文字を見たときは、
嬉しいというよりも信じられない気持ちでいっぱいで、震えがとまりませんでした。
これまでの受験勉強の日々を思い出し、涙があふれました。


2.合格までの道のり
一般 専門 実技  
第32回 × 2009年8月(H21.1) 
第33回 × 2010年1月(H21.2) 
第34回 × 2010年8月(H22.1) 
第35回 × 2011年1月(H22.2) 
第36回 × 2011年8月(H23.1) 
第37回 × 2012年1月(H23.2)
第38回 × 2012年8月(H24.1) 
第39回 × 2013年1月(H24.2) 
第40回
2013年8月(H25.1) 


3.藤田塾との出会い
藤田塾に入塾する前は、講座に通ったり、通信講座を受講したりしました。(3年半で3校受講しました。)
なんとか学科は合格できたのですが、実技は記述が出来ず、空欄で提出することもありました。
第38回試験で不合格だった時、もうやめようかと悩みました。
そんな時、ちょうど藤田先生のメールマガジンを読みました。
さらにホームページを見て、藤田先生の言葉が自分にすっと入ってきて、
『よし、もう一度基礎から勉強し直してみよう。』とスイッチが入り、藤田塾の受講を決めました。
まず学科一般と専門をお急ぎプランで受講し、第39回試験後に実技講座を受講しました。


4.1日の勉強時間と捻出方法
働いていた時は、勉強時間は主に隙間時間を活用することで捻出しました。
平日は、朝5時半に起床し、出勤前に職場近くのカフェで30分ほど、通勤時間の20分(往復で40分)と合わせて
1時間ほど勉強時間を確保しました。仕事が早目に終わった時は有料自習室やカフェで1~2時間、
帰りが遅い日も、寝る前に5分だけでも参考書を眺めるか暗記ものをするようにしました。
休日は、午前中に4時間ほど(試験前は夕方まで)、有料自習室か自宅で勉強しました。
夜は毎日23時半頃の就寝を心がけました。
2012年春、夫の転勤で引っ越すことになり、会社を休職することになりました。
いつでも勉強できるとなるとだらけてしまうので、毎週日曜日に1週間の学習計画表を作成しました。
平日は昼間に5時間ほど自宅で勉強しましたが、休日は試験前を除いてはほとんど勉強しませんでした。
計画表は、詰め込みすぎず、一週間で達成したいことを日数で割り、時間に縛られずに課題を確実にこなすようにしました。


5.効果があった勉強法とは
【学科】
講義をICレコーダーに録音し、テキストとセットで常に持ち歩き、いつでもどこでも講義が聴けるようにしました。
通勤時間や昼休みなど、隙間時間を使い何度も聴きました。
藤田塾では、各単元でプリントと参考書を読んでから講義のDVDを視聴し、
再度プリントと参考書を読み理解を深め、過去問を解きました。
すべての単元を終了したら試験と同形式で過去問を解きました。これを3回繰り返しました。

【実技】
藤田先生がおっしゃっていたとおり、過去問をいかにマスターするかに重点を置いて勉強しました。
①過去問を解く
何も見ないで、時間がかかってでも最後まで解きました。
②自己添削と答案分析
なぜこのような解答になるのか、本当に理解できているのかを常に厳しくチェックしました。
問われているのは「特徴」なのか「理由」なのか、用語の表現や文の構成はおかしくないか、など細かくチェックし、
出題者が何を答えさせようとしているのかを常に考え、その解答要素を見つけるようにしました。
③講義のDVDを視聴、疑問点を解決
DVDを見て疑問点を残さないように、理解できるまで書籍やネットで調べました。(授業でやらない問題も同様)
先生の講義は非常にわかりやすく、大体の疑問点を解決できました。

そして、これを過去8年分、計32問を3回解きました。
1回目は、1問やり終えるのにかなり時間がかかり、全てを終えるのに2ヶ月ほどかかりました。
辛くてどうしても解きたくないときは、専門知識の勉強をして実技から離れるようにしました。
2回目以降は、問題のストーリーや、出題者が答えさせたいことや解答要素がわかるようになり、
1ヶ月ほどで終えることができるようになりました。
毎回、解答用紙をコピーして解きました。字数もわかりますし、作図もできるのでおすすめです。
また、過去問演習のときからトレーシングペーパーを意識して使うようにしました。
大変便利なツールですので、過去問を解くときから使用することをお勧めします。


6.挫折しそうになったときに、どうやって立ち直ったのか
合格体験記は非常に心強かったです。
状況や悩みが似ている人の体験記は打ち出して手元に置いて何度も読みました。
また、大型書店によく行きました。
気象関係の本がたくさんあり、そこで試験の参考書ではない本を読みました。
すると、知っていることが結構書いてあって、自分に知識が身についているのがわかり、
嬉しくなってまた勉強しようという気持ちになりました。
家族が励ましてくれたことも大きかったです。くじけそうな時など何度も励まし勇気づけてくれました。


7.最後に
今回の実技1は最後まで辿り着けず空欄で提出してしまいました。
それでも幸運にも合格できたのは、穴埋め等の基本的な問題をミスしないように心掛けたこと、
実技2を諦めずに解ききったことなのではないかと思っています。
私は9回目の受験でようやく合格することができました。諦めずに勉強を続けて本当に良かったです。
今、受験勉強で苦しんでおられる方も、どうか諦めずに勉強を続けてください。

最後になりますが、今回の試験で合格できたのは藤田塾の講義のおかげです。
藤田先生の講義はわかりやすかったです。壁だった実技試験もこの講義で克服することができました。
本当にありがとうございました。




■K.Kさんの合格体験記
(女性・教員・30代・富山県・第40回気象予報士試験合格)


1.はじめに
「気象予報士」という国家資格を知ったのは大学在学時です。
当時は縁のないものと思っていましたが(文学部でした)、
仕事に少しずつ慣れてきた頃、何か新しいことを始めようと受験を考え始めました。


2.受験結果
一般 専門 実技
第38回 ×
第39回 ×
第40回


3.受験勉強について
学科試験受験までは藤田塾のDVDを繰り返して聞きました。
ポータブルDVDプレーヤーを用意して、車で片道1時間の通勤時間を利用しました。
往復2時間なので毎日講義1回分を聞くことができます。
すき間時間を利用して、一問一答問題集(教材指定されていたもの)も繰り返しました。
また、新しく届いたDVDは土日のうちに聞くようにしました。
2時間の講義ですが、メモを取りながら聞くと4時間くらいになります。休憩しながら聞きました。
実技試験受験までは、通勤時間の活用に加えて自宅でも過去問を解きました。過去問は8年分用意しました。
平日は大問1つを目標としました。勉強時間は1日1時間未満ですが、月~金曜日で1回分を解くことができます。
土日は1回分の過去問を解くことを目標にしており、勉強時間は4時間ぐらいだと思います。
勉強は、①自力で解いてみる、②答え合わせ、③解説を読む、④藤田塾のDVDで確認、の流れで行っていました。
先生がおっしゃったように、時間は計らないで解き、「題意が分かっているか」ということを意識しました。


4.挫折しそうだったとき
実技の試験勉強ですが、やる気が出ない時や仕事が立て込んでいる時は、問題演習を諦めました。
「疲れきった頭で嫌々取り組んでも効果は薄い」と自分を正当化してしまったのですが、
これが燃え尽きることなく続けられた理由だと思います。代わりに暗記の見直しなどをしていました。
もう一つは、先生が開いてくださる懇親会です。
懇親会では合格された方の話を聞くことができたり、同じように受験勉強をされている方と悩みを相談し合ったりすることができます。
とても意識の高い方ばかりで、自分の怠け心を反省することができました。


5.藤田塾の活用について
藤田塾を受講したのは、授業時数が多いことと、質問回数が無制限であるのが理由です。
私は高校物理を履修していません。何も知らない状態で一からお世話になりました。
塾の教材は分かりやすく、特別講座も含めて全部受講するようにしました。
また、分からないことはメールで先生に質問しました。
先生はどんな質問も丁寧に答えてくださいましたし、解説のために図を添付してくださることもありました。
しかも72時間以内に返信してくださるのです。
先生からの回答を拝見して、自分の勉強不足を感じたことも少なくありませんでした。


6.おわりに
私は藤田先生がおっしゃったこと以外は何一つしていません。
と同時に、先生がおっしゃったことはなるべく実行するように心がけました。
「過去問を解けることが合格につながる」という藤田塾の勉強法は決して近道ではないと思います。
でも、「気象予報士=人命をも左右する、気象現象の予報に関わることができる者」と考えたとき、
最低限の知識技能は必要とされるはず。
先生は、テクニックや裏技で合格しても何の意味もないことを示しておられたように思います。
一方で、今の自分にそのような力が備わったとも思えません。今後も勉強を続けていきたいと思っています。

受験後の自己採点では不合格だと思い込み、始めから勉強し直していたくらいなので、合格はギリギリだと思います。それでも、合格できたのは、すべて藤田先生のおかげです。
「藤田真司の気象予報士塾」に出会えなければ、合格はありませんでした。
藤田先生、本当にありがとうございました。




■Dさんの合格体験記
(第40回気象予報士試験合格)

私は気象予報士の試験を3年間勉強し、6回目にして合格致しました。
合格前の半年間、藤田先生の実技通信講座を受講していましたので、
実技についてその時に感じたことや私なりの勉強方法が参考になれば良いと思い、合格体験記を書かせていただきます。

①藤田先生の授業は理屈が分かりやすい
私は色々な参考書を見てきましたが、先生の授業が最も理解しやすいと感じました。
平成21年度第1回試験の実技①問4の③を具体的例にだすと、
解答は「南西の強風場で、山地の風下では下層の風が弱くなるから。」とあります。
それに対して東京堂出版と藤田先生の解説を比較すると、東京堂出版:「シアラインの北側は高い山が壁となって風を弱める」
藤田先生:「山地を越えた空気が冷気塊の上を流れていき、地表付近には強い風が下りてこない」とあります。
この問題はかなり難しく、理解する時に非常に苦労しました。
当時私は、南西の風は強風なので山地を越えると山越え気流が発生し、風が強くなるのではないかと考えたからです。
このように考えると東京堂出版の解説では納得できません。しかし、藤田先生の解説を見ると、すんなりと納得できました。
他にも解答・解説で理解できない所は先生の授業を見ると分かりやすく、不安が一つ一つ消えていき、
今回の試験も自信を持って答えることができました。

②私なりの勉強法:書く、見る、聞く、話す
試験では考えている時間が長いと間に合わないので、ある意味反射的に答えが浮かぶことが大切だと思います。
その時に私が考えた方法が、書く、見る、聞く、話すことです。
見る、聞くは先生の授業を活用し、書くは過去問を解き、話すは解いた問題の答えや解説を声に出していました。
これを何度も繰り返すことで、書き方が身に付きましたし、理屈も何度も復習して学べました。
また、この時に意識していたのが、思い込みをしないということです。
解いたことがある問題ではどうしても集中力が落ちてしまいますが、実技の問題はディティールが大切なので、
簡単に思える問題でも、自分の答えは合っているという思い込みは危険ですし、それで点数を落とすのはもったいないことです。
ですから、この勉強法で何度も復習する時には少しでも自分の解答と違っていたら、それを逃さず、
その理由を考えて納得することが重要です。
このような過程を繰り返したことで、試験では考える時間を極力短くすることができたと思います。

短いですが、これで合格体験記を終わります。藤田先生ありがとうございました。



■H.Nさんの合格体験記
(40代・会社員・愛知県・第40回気象予報士試験合格)


・はじめに
私は文系であり仕事も忙しく7回目の受験でやっと合格しました。同じような境遇の方の参考になりましたら幸いです。


・1回目で一般知識合格。これが裏目に。
力学・熱力学は捨てて臨んだ最初の試験でカンがさえ一般知識に合格しました。
そのため、力学・熱力学・降水過程を全く勉強しないまま実技の勉強を進めました。
当然理解できず、過去問の答えを暗記するばかりで実技不合格が続きました。


・4回目、5回目連続で一般知識不合格
一般知識の免除が切れた4回目、5回目連続で一般知識不合格となり、なぜ一般知識に合格できないか見つめなおすと、やはり大気の力学・熱力学、降水過程が理解できていないためだと気づき勉強をすることにしました。
しかし、文系の私にはテキストを読んだだけでは理解できず、藤田塾の特別講義大気の力学・熱力学を受講することにしました。


・藤田塾に感銘を受ける
特別講義大気の力学・熱力学はすばらしく、あんなに悩んでいたのが嘘みたいに理解でき、
力学・熱力学、降水過程、エマグラムが得意になり、その結果なぜ雨が降るのかがわかるようになりました。
また、講義の中で藤田先生が理解せずに暗記にはしってはだめ、そんな勉強方法は最悪だと言われる場面が何回かあり、いかに私の今までの勉強方法が間違っていたか気づかされました。


・理解するために藤田塾をどんどん受ける
一般知識は上記の特別講義大気の力学・熱力学と気象法規以外すべて、
実技本科、35回以降の過去問の解説すべてのDVD講座を受講しました。


・理解したことを暗記して試験本番へ(実技)
気象予報士試験は最近出題傾向が変わりつつありますし、とにかく試験時間が短すぎます。
でも、理解した上での暗記をしていれば、どちらにも対応できるし合格点を取れると思います。


・勉強時間などについて
仕事が忙しく、いつも試験の2ヶ月前ぐらいから勉強してました。
仕事のある日は2時間ぐらい、休日は12時間ぐらい勉強しました。
図書館で勉強しましたが、節電のため冬は寒く夏は暑く大変でした。


・藤田先生が講座の中で何回も話されたこと
理解せずに暗記に走る勉強方法は最悪、試験時間が短いからと言って普段の勉強でスピードを重視しすぎてはだめ、自分ができない問題は他の受験生もできないから最後まであきらめてはだめ、以上のことを肝に銘じてがんばりました。


・最後に
五回、六回落ち続けてもう自分は合格できないんじゃないか、もう勉強するのはやめた方がいいんじゃないかと思う時もありました。
特に行楽日和や夏のレジャーシーズンにどこにも行かず一日中図書館で勉強するのはつらかったです。
でもここであきらめたら今までの苦労が水の泡になると思い勉強を続けました。


私と同じように何回も受験されている方、苦手な所がないでしょうか?
苦手な所は藤田塾の講座で克服してください。そして粘り強く勉強を続けてください。
次はあなたが合格する番です。

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