藤田真司の気象予報士塾は、気象予報士試験合格をトコトン応援する通信型の塾(予備校)です。

目的別に見た気象予報士試験合格戦略

気象予報士試験を志す受験生は、その目的によって大きく3種類に分けられます。

1.気象予報士資格を主軸にした仕事を志す人
気象予報士資格を取得することが強く求められる職種を目指して、気象予報士試験の勉強をされている方です。
テレビやラジオの気象キャスターや気象会社での勤務など、就職や転職を目指す方が該当します。

2.仕事の幅を広げるために、気象予報士資格取得を志す人
現在の仕事をさらに充実させるために、気象予報士試験の勉強をされている方です。
例として、公務員として防災業務にあたる方や、教師として理科を担当される方、航空・海運・鉄道などの交通運輸業界で働く方、マスコミ業界で仕事をされる方などが該当します。

3.生涯学習や趣味のために、気象予報士資格取得を志す人
現在の仕事とは直接には関係しない形で、気象予報士試験の勉強をされている方です。
例として、登山・パラグライダー・サーフィンなど、気象の影響を大きく受ける野外スポーツを楽しまれる方や、気象そのものの学習に対して興味をお持ちの方などが該当します。

気象予報士資格を取得する目的の違いによって、合格に至るまでの戦略の立て方も異なります。2005年(平成17年)の開塾以来、気象予報士試験対策に取り組んできた藤田真司が考える合格戦略について、当塾からの提案を含めて以下にご紹介いたします。
動画でご覧になりたい方は、こちらをどうぞ。


1.気象予報士資格を主軸にした仕事を志す人

気象予報士資格は、法的には「気象業務における現象の予想を行う」ための資格です。(気象業務法第19条の3)
ただ、有資格者に対する一般的な認識は、「気象の仕事のための専門的な知識を有する人」であり、それゆえに、実際に「現象の予想」を行うかどうかに関係なく、気象業界で仕事をするためには「必須資格」となりつつあります。
もちろん、気象予報士資格を持っていなくても、テレビやラジオで予報解説の業務を行うことは、法的に何ら問題ありませんが、気象予報士資格に対する世間での認知度が高まっている現在において、キャスターの仕事を行ううえで、資格の有無が重要な要素になっています。また、気象会社での求人においても、気象予報士資格が求められることが多いのも事実です。よって、気象業界での仕事を希望される方は、少しでも早く気象予報士資格を取得されることが望ましいと言えるでしょう。
もちろん、気象予報士資格があるからといって、簡単に仕事が転がり込んでくるほど、甘い世界ではありません。しかしながら、テレビなどで活躍しておられる気象キャスターの略歴を見ますと、「気象予報士資格を取得した時期」から「気象キャスターとして仕事を始めた時期」との差は、比較的短いことが多いのです。(ちなみに、私の場合は資格取得から2年あまりでキャスターのお仕事をいただきました。)
全ての受験生が短期間での合格を望んでおられると思いますが、気象予報士資格を主軸にした仕事を目指しておられるのであれば、特に短期合格は大切な要素です。早く合格を勝ち取れれば、実際の仕事を得るための活動に本腰を入れることができるからです。 難度の高いこの試験において、短期間で合格を勝ち獲るためには、集中的に充分な勉強時間を確保すると同時に、効率的な学習を行うことが求められます。

→藤田真司の気象予報士塾からの提案
2017年1月に行われた第47回気象予報士試験では、当塾から15名様の合格者が生まれました。このうち、9名様に合格お祝い金をお支払いいたしました。
合格お祝い金の詳細な支払条件については、当塾の受講規約をご確認いただきたいのですが、端的に申し上げれば、「実技試験対策講座」を受講されてから2回以内の試験で完全合格された方が対象です。
試験は年に2回行われますので、合格お祝い金を受け取られる方は、当塾の「実技試験対策講座」を受講されてから、1年あまり以内に合格されたことを意味しています。もちろん、これは実技講座を受講されてから完全合格に至るまでの期間であり、勉強開始から完全合格までの期間ではありませんが、実技試験という最後の高い壁を短期間で攻略するために、当塾の「実技試験対策講座」が一助となっていることは間違いないと自負しております。
当塾がご用意している全ての講座は、インターネット受講という形もお選びいただけます。インターネット受講の1つの利点は、正式なお申込が完了した時点で、当該講座における映像講義を2年間にわたって自由に受講できることです。比較的短い期間で集中して勉強されたい方が、一気に受講するためにも向いています。
DVD受講の場合、毎週1講分~4講分ずつお送りする形態のほかに、全ての教材を一括してお届けする「イッキ見プラン」もご用意しております。
プロの気象予報士を目指すのであれば、試験合格はあくまでも「通過駅」に過ぎません。気象予報士として仕事をするために、集中的に勉強して資格を勝ち獲ろうではありませんか。当塾を経て気象予報士試験に合格し、全国各地で気象キャスターとして活躍されている方々は20名ほどおられます。
当塾でご用意している講座一覧へ

■第45回気象予報士試験で合格されたM.Yさん(女性・23歳・お天気キャスター志望)の合格体験記より
私は第44回試験までずっと疑問を解決できないまま勉強していたので、量をこなしていてもずっと同じ場所で足踏みしている状態でした。
そこで、分からないところをいつでも質問出来る環境が欲しいと思い、第44回試験の合格発表で落ちたことを確認した直後に藤田先生の塾に入塾しました。
藤田塾に決めた理由は『質疑応答(「実技試験対策講座」であれば答案添削も含む)のサービスには、「量的な制限」と「時間的な制限」を事実上設けておりません。』と書かれていたからです。インターネットで塾や通信講座をたくさん調べてみたのですが、藤田塾のように「いくらでも質問して良い」という所は他になかったと思います。さらに「時間的な制限」=「期限」がないという点にもとても魅力を感じました。


■第47回気象予報士試験で合格されたZさん(男性・20代・特別職国家公務員・千葉県)の合格体験記より
私の場合、他の受験者の方々と異なる大きなメリットがありました。それは、足を踏み入れたばかりとはいえ、仕事=気象という恵まれた環境にあったことです。そのため、仕事中はとにかく実技のための勉強として天気図や数値予報資料等を印刷し色鉛筆等を使用して詳細に解析しました。また、それを用いて自分なりの予報を考え、気象庁の短期解説資料や後日の解析図と照らしあわせ答え合わせを行い、なぜ自分の予想は気象庁の考えや実際の現象と異なっていたのか普段から何度も検証をする機会がありました。
また、それ以外では勤務体系が不定休であり夜勤等もあったため、ケースバイケースで生活・勉強リズムを確立し勉強時間を捻出しました。


■第42回気象予報士試験で合格されたS.Nさん(29歳・女性・フリーアナウンサー・兵庫県)の合格体験記より
放送局でのアナウンス業務を始めるとなかなか勉強ができなくなり、いつも焦りを感じていました。しかしそんな時も、藤田先生に質問すると迅速な回答があり、疑問点がみるみるうちに解消されていくのです。簡単な問題までも、何度も質問させていただきました。やる気を継続することができたのは、藤田先生のおかげです。



2.仕事の幅を広げるために、気象予報士資格取得を志す人

資格試験の勉強といいますと、就職や転職を目指すというイメージが強いですが、実際には今のお仕事の幅を広げたり、お仕事の質を高めるために、資格取得を目指す方も多いです。
特に、「気象」「天気」というのは、極端に言えば、ほぼ全ての業種と何らかの関係があると言えます。例えば、小売業においても、寒暖によって衣料品や電化製品の売れ行きに影響が出ますし、降水量の多寡によって野菜や果物の価格が大きく変動することは、よく知られています。
あらゆる業界において、気象の知識を備えることはプラスに作用するのだと私は確信していますし、実際、当塾を受講される方の職種は多岐に及んでいます。
ただ、あくまでも気象の勉強は、本業にプラスアルファという形ですから、メインとなる仕事に支障が出るのは避けたいところです。お仕事と受験勉強を上手く両立しつつ、できるだけ短期で合格するための戦略を練る必要があります。

→藤田真司の気象予報士塾からの提案
忙しい毎日を送る中で、付加的に受験勉強に励んでいかれることは、なかなか負荷が大きいです。
資格取得が今の仕事にもつながるだけに、学習意欲を維持しやすいのですが、それゆえにオーバーワークになってしまいがちです。
例えば、睡眠時間を極端に削るような形で、仕事と受験勉強を詰め込んでしまうことは、心身に大きな負担をかけます。受験勉強は、未知を既知に変える知的作業ですから、疲れた頭脳では効率が上がりませんし、体力的な許容量を超えるスケジュールは、決して長続きしないものです。しっかりと休養を取ったうえで、効率的な学習で実力を積み上げていくことが大切です。
具体的に言えば、帰宅後に眠い目をショボショボさせながら、受験勉強を押し進めるよりも、スッキリと睡眠を取ったうえで、仕事や日常生活のちょっとした空き時間に、受験勉強を潜り込ませていくような手法が望ましいです。
こうした時間の使い方は、すでにビジネスパーソンの皆さんが無意識的に実践していることだと思います。例えば、新聞を読む際に1時間も2時間もかけて読む方はほとんどおられないでしょう。朝食の傍らや駅のホームでの電車の待ち時間など、わずか数分でも活用し、それで必要なニュースを取捨選択しながらチェックされているはずです。 最近であれば、紙媒体の新聞だけでなく、スマートフォンを上手く使う方が多いです。つり革を握りながら、LINEの返信をする方もおられれば、クックパッドを駆使して夕食の献立を考える方もおられることでしょう。私達は、そうやって短い時間であっても有効に活用しているわけです。
さすがに、1分や2分といった極めて短い時間を受験勉強に使うのは難しいでしょうが、15分もあれば充分に勉強を行うことは可能です。それを裏付けるように、NHKのラジオ語学講座の1回あたりの放送時間は15分であるものが多いです。実際に聴いてみると、「1時間の4分の1」という時間でもいろいろ勉強になることが実感できます。 「机に向かって2時間、3時間」といった勉強も大切ですから、休日にそういった時間を確保できれば理想的ですが、平日にまとまった勉強時間を持つことが難しい以上、スキマ時間を上手くかき集めることが、学習を着実に前へ進めるためには重要なのです。
当塾のインターネット受講では、スマホで講義を受けることも可能です。移動先でのスキマ学習を定着させるためのコツは、学習に必要な荷物をできるだけ減らすことです。インターネット受講なら、DVDなどのメディアを持ち歩く必要もありません。要るものといえば、イヤホンくらいでしょう。テキスト教材があったほうが良いですが、音声講義だけでも、ある程度の内容を掴めるように作ってあります。
また、再生速度を変える機能もご利用いただけます(機種やブラウザなどの条件があります。サンプルでご確認下さい。)ので、少し速く再生することで、時間を節約することも可能です。
「勉強したいが時間が無い」は、多くのビジネスパーソンにとっての悩みどころです。しかし、時間と道具を適切に駆使することで、「埋もれていた学習機会」を有効活用できるようになります。当塾には「iPhoneから送信」の署名が入った受講生からの質問メールが連日届いています。忙しさを知恵と工夫で乗り越えようとする受験生を全力でサポートする用意が当塾には揃っています。
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■第43回気象予報士試験で合格されたDさん(39歳・男性・中学校教諭・福岡県)の合格体験記より
気象予報士を目指すきっかけは、理科教員としての資質向上に尽きます。子ども達に、自然の美しさにと科学の有用性を実感してほしいといつも願っています。私のような未熟な教師は、 日々の研究と修養が大切です。そのような思いがきっかけで気象予報士の勉強を始めましたが、勉強を進めるうちに、気象予報士の資格取得が人生の目標の一つになりました。


■第37回気象予報士試験で合格されたT.K.さん(44歳・技術系公務員)の合格体験記より
職務上、防災業務が重要で如何に精度よく雨量から河川水位を予測し洪水に備え迅速に対応することが仕事であり、気象予測の重要性を感じることがありました。
また、気象台の方と仕事や勉強会をする機会も多く技術的なに議論をするにも気象予報の知識が必要と思い気象予報士の勉強を始めました。



3.生涯学習や趣味のために、気象予報士資格取得を志す人

アウトドアを楽しまれる方は、気象に大きな関心を持つ方も多いです。
私も19歳と20歳のときに、約1か月に及ぶ自転車旅を2回しました。自転車にはエンジンがついていませんから、自分の足だけが頼りです。炎天下・向かい風・土砂降りの雨には悩まされましたが、9月に見た北海道・十勝岳の雪化粧は今も記憶に残っています。野外活動を楽しむ人々にとって気象を学ぶことは、美しい自然を深く理解するための1つの手法であると同時に、気象災害から身を守るための必修課程です。
また、地球や太陽が作り出す気象現象に魅せられ、気象そのものに深い興味を持って勉強をお始めになった方も多いでしょう。私自身も、幼い頃から空を見るのが好きで、11歳のときに初めてNHK第2放送を聴いて天気図を描きました。気象予報士試験対策の講師という今の仕事も、そのときの延長線上にあるように思います。
お仕事と直接の関係がない形で受験勉強をされている方々は、受験勉強の過程そのものを楽しめることも重要なことだと思います。ハードな仕事の息抜きのために、全く分野の異なる気象予報士試験の勉強をするならば、合格という目標に向かって全力疾走することよりも、自分のペースで勉強を進めることが長続きのコツです。
塾(予備校)や通信教育には関与せずに、書籍などを通して勉強される方も多いのですが、学習過程で生じた疑問点を上手く解決できないときに、実力が伸び悩んでしまうこともあります。内容の正確な理解に至らない場合に、当該部分の学習を保留したり、自分なりの独自解釈で切り抜けたりしても、勉強がピラミッド型(基礎を土台にして、応用を学ぶ形式)である以上、解決しないまま、実力を高めることはできません。絡まった糸は、ほどかない限り、時間が経っても絡まったままです。勉強は「分かる」からこそ「楽しい」のであって、内容を理解できないままだとストレスが溜まってしまいます。せっかく趣味の一環として勉強を行うのですから、楽しく充実感を持って進めていきたいところです。

→藤田真司の気象予報士塾からの提案
当塾では、教材(映像・テキスト)による一斉指導と、メールやお手紙による個別指導という、ハイブリッド型のサポート体制をご用意しております。
通学型受講であれば、決まった曜日・時間帯に足を運ぶ必要がありますが、通信型受講であれば、その必要はありません。必要な箇所を何度でもご視聴いただけるのが通信型受講の特徴です。理解を深め、知識を定着させるためには、こうした形での学習が望ましいと考えます。
また、教材だけの学習では、疑問点が解消しないこともあると思います。ご自身の理解が正確なのか、確認されたいこともあるでしょう。実技試験の答案添削を希望される方もおられることでしょう。
そこで、当塾では、メールやお手紙による個別指導に力を入れています。受験生によって、疑問に感じる点には違いがあります。教材の制作者である藤田真司が、お客様から寄せられた全てのご質問にお答えしています。
受講された講座の範囲内において、こうした個別指導を行っておりますが、当塾が廃業しない限り、お客様が合格を勝ち取られるまで続ける方針です。「指導料」の名目で追加的な金銭負担を求めることもありませんし、ご質問数の量の多さを理由に、回答をお断りしたケースは皆無です。ご自身のペースで、じっくりと勉強に取り組みたい方にとっても、安心して進めていけるシステムであると自負しております。
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■第39回気象予報士試験で合格されたKさん(43歳・会社員・兵庫県)の合格体験記より
きっかけは、腰痛でした。
ひどい時は通勤にも支障が出るような状況で、恒例としていた年一回のフルマラソン参加も断念、軽い運動もできない時期が続きました。趣味といえばスポーツぐらいでしたので、休日を無為に過ごすことが多くなりました。1年ぐらい過ぎた頃、これではいかんと思い始め、いろいろ考えた末、この機会に資格試験に挑戦してみようという気持ちに。
ただ、気分転換も兼ねたいので、仕事とは全く関係ない分野で趣味的な要素も満たすものを…と思案していたところ「気象予報士」が浮上してきました。思い返すと、子どもの頃から、青い空を流れて行く雲をぼんやり眺めるのは好きでした。 中学、高校とスポーツに力点を置いてからは「自然科学」からは遠ざかっていましたが、子どもの頃の純粋な好奇心がよみがえり、「気象予報士試験の勉強なら楽しく取り組めそうだ」と、いい感じにスイッチが入りました。


■第45回気象予報士試験で合格されたH.Y.さん(37歳・愛媛県)の合格体験記より
私の仕事は医療職で気象は全くの門外漢です。この試験に挑戦しようと思ったのは、趣味の登山の延長でした。地上天気図だけで「なんちゃって天気予報」をするのでなく、高層天気図が読めれば楽しいだろうし、かっこいいだろうなと思いました。また、子供のころからなぜか台風接近時にテレビ中継を見るのが好きだったことなどから、もともと気象には興味が強かったのだと思います。
ただし気象予報士試験となると、難関であるというイメージが強かったため、資格取得をするという覚悟を決めることができませんでした。実を言うと、今回の本格的に受験勉強をする5~6年前に半年くらいの期間、学科試験の勉強をしてみました。学科は何とかなりそうでしたが、その後、本屋で実技のテキストを見てこりゃ厳しいなと思って尻込みしてしまいました。



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