気象予報士試験 合格体験記
最近の気象予報士試験の合格率は4~5%程度であることが多く、毎回の試験における合格者数は100人台~200人台に過ぎません。こうした厳しい受験環境の中、当塾は藤田真司が個人で運営する小さな塾ですが、長年にわたり安定的な実績が出ています。受講生の「合格したい!」という熱意と、講師の「合格してほしい!」という熱意が合わさったことによって、一人一人の合格が紡ぎ出されたのだと確信しております。
これまでに当塾を受講された方がご厚意で合格体験記をお寄せ下さいました。その数は300名を超えています。
合格された元受講生の皆様に合格体験記のご執筆をお願いすると、ほとんどの方がご快諾下さり、お忙しい中にも関わらず、合格に至るまでの経緯を綴って下さいます。その理由の1つとして、合格された方々もかつては受験生であり、当塾の先輩予報士による合格体験記をお読みになり、勉強のための原動力にされていたという方が多いからです。
教材や個別指導という形で、受講生の皆様と向き合ってきた私が実感することは、楽々と気象予報士試験に合格できた方など、お一人もおられないということです。合格体験記のご執筆を依頼させていただく際には、受験において苦労された点とその解決法について綴って下さるよう、お願いしました。この体験記をお読みになっている受験生の皆様と共通した悩み・課題も多々あるかと思います。気象予報士試験は決して簡単な試験ではありませんが、先輩受験生の経験を糧にすれば、回避できる失敗も数多くあるはずです。つまり、それだけ効率的に受験勉強を進められるということです。
地球上に住む私たちにとって、天気と日々の生活には密接な関係があります。だからこそ、気象予報士は裾野の広い資格であり、体験記を執筆して下さった方々の年齢層も10代から70代まで及びます。また、職業などのお立場もさまざまですから、あなたと似た方がおられることと思います。一人分の体験記を3分で読み終えたとしても、全てを読破するのに10時間以上も要するほど、膨大な量ですが、多くの体験記に目を通していただくことで、受験に役立つことと確信しております。