藤田真司の気象予報士塾は、気象予報士試験合格をトコトン応援する通信型の塾(予備校)です。

第48回試験で合格された方の合格体験記


平成29年度第1回試験(第48回試験)では、当塾から12名様の合格者が生まれました。
ご厚意でお寄せ下さった合格体験記を掲載します。受験生の皆様にとって非常に役立つ言葉が綴られています。誤字・脱字の修正を除き、原文の内容をそのまま掲載しています。当塾を受講される・されないに関わらず、時間をかけてじっくりとお読みになることをお勧めします。

■S.T.さん(男性・60代・奈良県・自営業 日本防災士会会員、フリーカメラマン)
■Cさん(女性・36歳・埼玉県)
■Pさん(女性・30代)
■Qさん(女性・30代・専業主婦・東京都)
■Vさん(女性・24歳・文化振興事業団勤務・大阪府)
■Lさん(女性・52歳・制御機器メーカー 海外営業・東京都)
■Zさん(男性・33歳・地方公務員(土木職)・岐阜県)


S.T.さん(男性・60代・奈良県・自営業 日本防災士会会員、フリーカメラマン)の合格体験記


1.受験結果
一般 専門 実技 備考
第46回 × 一般一問不足、専門ぎりぎり
第47回 免除 免除 一般全問正解、実技は埋めてはみたものの
第48回 免除 免除 実技合格は藤田塾の成果

・学科一般と専門 独学のみ 下記テキストと過去問の繰り返し
・実技      テキストと過去問で準備したが、合格圏に入る自信が持てず。
         これは独学では無理と判断 藤田塾に入る。


2.使用テキストとWEB
A メインテキスト 寄与度 80%以上でしょう。
    気象予報士かんたん合格テキスト 技術評論社
    一般知識編 専門知識編 実技編
B 参考図書
    一般気象学 小倉義光 東京大学出版会
C 過去問
    気象予報士試験 模範解答と解説  東京堂出版 合計32冊
    最新のものから20冊ほどあれば十分。買いすぎた。
    第1回~第45回の過去問を集める。(一部欠落あり)
D 他テキスト的図書 10冊程度購入 ほとんど不要
E 気象庁のサイト

A,C,Eを使いこなせば、一般と専門は独学でも合格出来る。

Bの小倉先生の本はバイブル的な本ですが、難度の高いところもあり、心理的なハードルが上がりやすいので図表を中心に参考書程度に利用すれば良いと思います。
テキスト類は最新版以外ほとんど中古本


3.気象予報士試験に短時間で合格する方法
ありません。特に実技は時間がかかります。


4.現実的な合格への道筋
最初は出来れば一回で合格を勝ち取れればと思いましたが、振り返ってみると無謀です。
幸い3回の受験で合格しましたが、全く幸運とかいいようがありません。
今振り返れば反省点ばかりです。

戦略的に考えもせず、取り敢えず一般と専門を取って、そこから実技へと漠然としたイメージの中で進んでいきました。

もしこれから受験し合格を目指すとしたら、どのようにするかをまとめてみました。

①学科2科目免除で実技試験を受ける状態を作る。
②実技が合格レベルに近づいたと思った時に受験開始。
③初回受験で、一般と専門を取ることを目標とする。
④学科免除で2回実技試験を受けられるので、どちらかで合格を目指す。

③で初回一般、二回目の受験で専門、三回目の受験で実技を目指す方法もあります。
しかし、学科免除の実技受験が一回しかありません。実技2試験だけでも頭が疲れてしまうので、学科+実技の受験は避けた方が良いと思います。
二回目受験の時に、再度一般も受けるということも可能のようで、それなら学科免除で2回実技に挑戦出来ます。

受験地獄に陥らないような戦略が必要です。

ポイントは実技が通らなくては合格しないのですから、しかも実技勉強にはかなりの時間が必要となるので、その目処が立ちそうになってから、初回受験をすることです。

実技の準備には、一人一人使える時間が違うので、どのぐらいとはいえません。だから、自分で実技もそこそこ行けそうだという自信がついたところで、初回受験-2学科通過を目指すのが最良だと思います。
実技の準備がある程度出来るまでは、焦って初回受験しなということが重要だと思います。
実技のある程度とは、イメージ的ですが50点以上は取れそうというレベルです。

今回の私のケースは、最初実技の準備にそれほど時間がかかるとは考えていなかったので、途中から集中的に時間を使ってやったので半年で何とかなりましたが、普通のサラリーマンだったら頑張っても多分一年位はかかるでしょう。

自分の合格パターンをどのようにするかを最初によく考えて、それから勉強の手順、受験の時期を決めるべきでしょう。

もう一つ、学科も実技も非常に時間のかかる勉強になるので、苦手なところで時間を使うのではなく、藤田講座をうまく利用し、時間短縮をすべきです。長すぎると気力が続きません。

実技は藤田塾必須です。本当に合格するつもりなら、早い時期から実技講座を申し込むべきでしょう。合格するまで、有効なのでどうせ入るなら早く入っておいた方が得です。

これから学科を受けようと思っている方は、実技の一問をダメ元でやってみて、実技の山の険しさを体感するのが良いと思います。高尾山?六甲山?日本アルプス?富士山?ひょっとしてエベレスト?高尾山に登るのとエベレストに登るのでは、気構えも準備も装備も違うでしょう。


5.学科の具体的な勉強方法
私の場合、独学で行いましたが、一般と専門のやり方は同じです。上記Aのテキストの例えば一般知識であれば、一章分のテキストを勉強して、対応する過去問を解くということの繰り返しです。

具体的には、一般知識の場合は、第一章「地球型惑星と大気の構造」17ページ分を勉強し、その後にある練習問題を行ったあとに過去問を解くという方法です。

準備として、1回~45回分の過去問を縮小コピーし、問題ごとに切り離し各章単位の過去問を集約した冊子を作成(法規除きA4で200Pになった。)。法規は別冊子として作りました。同じように専門も作成。古くなって問題として不適切なものもあるので、途中で×をつけて削除していきました。

A4の紙に多くの問題が載せられるように50%縮小コピーを使いましたので、4倍の問題を載せられました。これをキッチリやれば、ほとんどのバリエーションの問題をこなすことになり、間違いなく合格します。今思うと分量はこの半分ぐらいで良かったかと思います。

初回受験時は十分こなしきれず、専門のみぎりぎりで合格しました。少し戦線を拡大しすぎて時間不足になってしまいました。第47回では一般だけでしたので完璧でした。

過去問は、間違ったものにはマークを付けその理由をも書き込みます。11章まで行くと1章に戻り、間違った過去問を中心に問題を解きます。そこで間違うと別のマークをつけます。

繰り返すと自分の弱いところがはっきりします。そこをまたテキストで勉強し、暗記すべきものは暗記してレベルを上げていきます。3~4回繰り返すと最後には、ほとんど瞬時に解答出来るようになります。

ここでのポイントは、引っかけ問題対策にも効果的な対策になるという所です。結構、間違いを誘う問題が多くあるので、これをカバー出来ないと合格しません。過去問に付けた間違いマークが多いものが、不得手なところ、引っかかったところになるので、繰り返すと引っかからなくなります。

法規は全問正解が前提になります。

過去問は20回分ぐらいで十分な気がします。

この頃は独学で合格を目指していたので、今思えば苦手なところは、藤田塾でレッスンを聞けばもっと時間節約が出来たと反省しています。とにかく知らないことが多く一通り理解し、暗記するのに時間がかかるので、勉強時間短縮対策が必要になります。

調べ物をする時ネットを活用しますが、最も多くいったのが気象庁のサイトでした。デスクトップパソコンと速いネット回線は気象予報士試験準備には必須です。

私の環境は、パソコンは自作、CPUはi7、WIN10、27インチモニターで1G光回線を使っています。プリンターは大量に使うので互換インクを使い、紙も大量に安く買い込んでコストを抑えました。

まとめ
学科は多くの過去問を効率よく繰り返すと合格します。分からないことは調べて理解し、何を暗記すべきかが分かるようになれば、合格圏内に入ります。
学科は地道にやれば必ず合格します。

この段階で初回受験はしない方が良いでしょう。


6.実技対策
これが最難関です。46、47回と実技も受けましたが、46回は時間が全然足らず、47回は解答欄は時間ぎりぎりでなんとか埋めましたが、受かる実感がありませんでした。一言でいえば、細部にわたって十分理解出来ていないことと気象図に十分なじめていないことでした。

実技2の試験になると、頭が疲れてイージーミスが増える傾向もありました。

そこで実技対策としては、細部までキッチリ理解し疑問を残さないこと、気象図になじむこと。

「模範解答と解説」は解答許容範囲の説明が無く、十分なものではありませんでした。

色々見ても合格レベルに到達させてくれるテキストはないと判断し、独学は諦めて求めていることを教えてもらえる所を探すことにしました。

これに合致したのが、藤田塾でした。入塾したのは47回の結果発表日3/10の二日後の12日。メジャーな通信教育の内容を比較して選びました。内容評価としては断トツでした。

勉強の仕方は、藤田塾方式に改め、7年分の過去問を完全消化するというリコメンドをもう少し長い10年分の過去問を消化するという目標にしました。

これは実技問題が私にとって非常に相性の良くないものであるという感覚があり、人より多く消化しないと合格出来ないと考えたからです。

藤田塾では、実技対策講座20講座と追加過去問講座16講座、第47回実技解説(エル大阪)を受講しました。過去問講座は実技対策講座の中の13講座と合わせて合計で31講座となりました。

過去問をやる時は、実戦形式に極力近づけるために、各回の試験問題、解答用紙は実戦と全く同じ様式のものを使い、シャープペンシル、マーカー、消しゴム、定規、ディバイダー、クリップ、トレーシングペーパーも実戦並のものを使うようにしました。

問題用紙、解答用紙、図表の置き場所も工夫しながらすべて実戦想定としました。何回もやると自ずと自分に合った配置が決まってきます。意識して決めていった方が良いと思います。

毎回模擬テストを受けているイメージです。

10年分の過去問は合計で年2回、2問/回なので40問題の分量となります。この中から、藤田塾の実戦対策講座の13問題を優先し、レッスンを視聴する前にすべて解答し、答え合わせしながら解説を聞くという方法をとりました。その後、追加した18問題も同様に実施しました。

過去問40問題の一回目を終わるのに2ヶ月と少しかかりました。過去問1題に1.5日程かかっています。途中旅行に行ったり、用事があったりと全くやっていない日もあるので、やる時は一日一題をこなすというのが標準的なものです。かかった時間は平均的には4~5時間/日ぐらいでしょうか?

今まで受験のためにそれなりに勉強してきたつもりでも、細部まで拘って調べながらやると時間がかかりました。各問題で課題を整理します。

毎回問題用紙、解答用紙、図表は新しく印刷し、前回の残渣が無いようにして過去問を消化。
一周目が終わるとすべての課題をまとめて何をすべきかを整理。

最後まで残ったのが、引っかけ的問題で単位の有無、送り仮名の有無、言葉の過不足、小数点以下の数値の書き方、四捨五入、二捨三入、5単位、10単位等々のイージーミス。意地悪な問題が多いのです。集中すればするほど、抜けてしまうのです。

40問題を繰り返すのですが、戻った時には、内容をほとんど忘れています。この繰り返しの3周目から時間測定を開始。2周目までは時間がかかりすぎて測定不能。

問題により時間のかかり具合は変わりますが、徐々に時間が短くなります。
3回目が1:25かかったものが4回目には1:10、5回目が1:00と短くなります。

私の場合、40問を一巡やると3周目以降は、5~10分程度短くなり、ほぼ1時間に収斂しました。実技の試験はうまく作ってあると思います。

解説講義がない問題は「模範解答と解説」を頼りに消化しました。
最終的に6回繰り返したものが1/3、5回行ったものが1/3、4回行ったものが1/3。

比較的易しいものは、4回繰り返すとすらすら出来るようになりました。
最近の問題ほど間違いなく難度は上がっています。

途中で、テキストA実技編の事例演習①~⑦も4回ほど試験方式で繰り返し解答しました。基本問題として役に立ちました。

問題消化の中で出てきた課題を克服するために、緯度、経度の読み取り精度を上げる練習、作図の練習(前線作図、等圧線引き等々)、SSIは1分以内に作図し正確に算出する練習を行い、自分流の作業パターンを作っていきました。この種の問題が出るとルーチン作業をするだけでになります。

後半になると、図表にもなじみ前線解析ならこの表とあの表と次々に必要な図表が分かるようになり、淡々とあまりエネルギーを使わず問題を解き、集中力が必要となる時間がどんどん短くなり、実技1と2を続けてといても疲れるとか集中力欠如とかが起こらなくなりました。

図表が多かろうが気にもならなくなり、自動的に処理出来るようになり、問題を読んだらすぐ必要な図表が分かり、図表を読むのも速く正確になりました。

また、藤田先生がトレーシングペーパーはほとんど使わないということをどこかで言われていたので私も使わずに済ませるようにしました。第48回では全く使いませんでした。これも時間短縮に役立っていると思います。

各問題4周を終わったころには、出題者がこの問題のあとには何を聞いてくるかが何となく分かるようになり、第48回もこの辺りでひねってくるだろうとか予想しながら冷静に対処出来るようになっていました。

6周目の頃には、もうどんな問題が出てきても時間内に処理出来る自信がついていました。

問題処理の体内時間が出来てきます。どこかでモタモタすると余る時間が10分ぐらいとかの見当が付くようになります。最終の時間予測が分かれば、それだけ焦らず解答に集中出来ます。

第48回の実技1は15分ほど前に実技2は8分前に解答を終わり、見直す時間に充てることが出来ました。

藤田塾の良いところは過去問講義を聴けばほとんどの疑問が解消され解答の許容範囲も明示してもらえるということと知りたいと思っている細部についてキッチリした解説が入っている事でしょう。

また、聞き流しているだけで業界用語になじめるという面もあります。

藤田塾でもっとも多い回数視聴したのが、1~7講座の復習講座でした。最初は1.5倍速、最終盤は2倍速で聞いていました。業界用語を頭の中に自然に入れるためには、お経のように聞くのが良いと思います。

藤田塾では過去問についての質問が無制限ということになっていますが、私が質問したのは2~3回だけでほとんど質問しませんでした。というか、講義解説が十分だったので疑問が解消されて、質問する必要が無かったということです。

実戦勉強のために紙は結構使いました。
ちなみにどのぐらいA4の紙を使ったか計算してみると、節約のため裏紙も使ったので概算で 3000枚ほどになりました。作ったノートは80ページA4ノート5冊でした。

実技で求められていること
気象図を読めることが試されています。正確に、迅速に何が起きているかを読み取る力が試されています。当然それには知識が必要です。業界用語も普通に使いこなせないといけません。
プロならさーっと読めて当たり前のレベルが求められています。

過去問を多くやることで、
①各気象図の要点が短時間に読めるようになり、これで処理時間が短縮されます。
②キー用語も普通の言葉のように出てくるようになります。
③簡単なところでは考え込むことが無くなり、プロが考え込むところで考え込むようになります。

まとめ
実技問題は市販テキストだけでは合格しません。
過去問の藤田解説を聞きながら、細部の理解を深め、図表の見方に馴染み、文章の書き方に馴染み、文字数を気にすること無く書き下し、修正が必要ないレベルになれば合格圏に入ります。


7.やる気が出ない時
藤田塾開始1ヶ月後4月上旬にスランプ。気力下り坂となりました。いくらやっても実力が上がっているとは思えない。こういう時には勉強しないことです。丁度花見の時期だったので、京都とかに花見に行っていました。気力が戻ってきたら再開です。

実力が上がっているかどうか分からなくても、藤田流を信じて進むのみ。こういう所は先人を信じて割り切って進みました。

本当に最初はあの問題が1時間ほどで解けるとは思っていませんでした。

気象図とにらめっこしている時間が長くなると非常にゆっくりですが、知らぬ間に読めるようになっています。不思議なものです。


8.雑感
①理系有利?文系有利?
時折、気象予報士試験は理系の人に有利か文系の人に有利かという議論を聞きます。私の意見は学科一般は理系、専門はほぼイーブン、実技は文系有利という気がします。

実技の文章問題は、気象という曖昧さが特徴の分野でもあり理系の人間は不得手な領域になります。ざくっと全体をまとめて理解するというのは、文系のひとの方が得意ではないかと思います。

私は理系であり、この曖昧さを消化するのに苦労しました。

②勉強時間の作り方と合格マクロ作戦
いくら時間があっても気象予報士試験の勉強を8時間/日なんて出来ません。サラリーマンなら通勤時間とか隙間時間を使って1時間、帰宅後1~2時間、休みの日はまとめて3~4時間位でしょうか。

学科試験は一般、専門とも一通りテキストを読んだあとは、隙間時間だけでもほとんど合格可能と思います。

実技の肝は気象図を使った文章問題ですので、これのみ切り出して隙間時間に気象図を見ながら細目問題を解いていくことをすれば、かなり進むのではないでしょうか?

穴埋めとか、最後付近の問題の台風による気圧変化とか、雨量変化とかの問題は理解しやすいので別途やるとして、肝の気象図に関する問題に多くの時間がかけられるように出来れば、合格が近づくと思います。

サラリーマンの場合なら、実技を突破するための勉強期間は1年はかかると思うので、全勉強期間2~3年で合格するマクロ計画を立てて、初回受験で一般、専門に合格して2回の実技受験のチャンスに合格を目指すという作戦がいいと思います。

十分実技の実力を上げてから一気呵成に合格に向かう作戦が良いと思います。

③藤田塾を効率的に使う。
時間をお金で買えるのが藤田塾です。サラリーマンだったらなおさら藤田塾を使わない手はありません。藤田塾を信じて進むことが合格への近道だと思います。


9.キャリアー概略
大学では機械工学を専攻、鉄鋼メーカーに就職
その後USJ建設のための基本設計に参画
設計仕様の日本語版作成ヘッドとして、米国ユニバーサルに一時期駐在
USJ建設立ち上げ業務に参画
リタイアー後経営コンサルタント 防災士 フリーカメラマン
資格・検定:世界遺産検定1級、奈良、京都、大阪、神戸、金沢各検定2級以上を保有他

気象予報士試験受験のきっかけ
写真を取りに行った時に予報快晴なのに曇りで少しムッとなったのが最初のきっかけ。防災士にも役に立つのでチャレンジ。

以上

Cさん(女性・36歳・埼玉県)の合格体験記


★受験状況
学科一般 学科専門 実技
第47回 × 受験せず
第48回 免除


★受験のきっかけ
夫の沖縄単身赴任がきっかけでした。寂しさを乗り越えるために(汗)、一人の時間を使って何かひとつ夢中になれることをしたい、できれば自分の強みとなる専門分野を持ちたい、という思いから勉強を始めました。気象を選んだのは、仕事が航空関連でお天気が業務に直結するから、そして子供の頃から空を眺めるのが好きで雲に興味があったからです。軽い気持ちで勉強を始めたら、気象の世界に引き込まれたという感じです。


★勉強時間
学科を勉強し始めた頃は1日1~2時間程度でしたが、勉強が進むにつれて1日5~6時間になりました。1回目の受験を終えて藤田塾に入ってからは、仕事がある日は1日7時間くらい、休日は5時に起きてから午前1時に寝るまでほぼずっと勉強していました。こうして書くと、よくこんなに長時間勉強したなと思いますが、試験前は必死で毎日いつの間にか夜中になっているという感覚でした。夫の住む沖縄へは月に2往復していて片道6~7時間の移動時間があったので、電車の中では学科、飛行機やリムジンバスの中では実技を勉強していました。一人暮らしで、仕事も残業がない部署であることから、勉強時間の確保に関してはとても恵まれた環境であったと思います。


★勉強方法(学科)
使用教材
①他社通信講座
②真壁京子の気象予報士試験数式攻略ノート
③藤田塾(専門知識)

①で学科の基礎知識を学んだあと、学科の過去問3年分を5回繰り返し、疑問点をネットで調べていきました。また、気象予報士試験に出てくる数式がなかなか理解できなかったので、アマゾンで数式攻略に人気のあった②を購入し一通り解いたところ、数式への苦手意識がなくなって地道に式を立てて計算できるようになりました。この段階で1回目の受験をして、一般知識は15問中15問正答で合格できましたが、専門知識は15問中10問正答で不合格となりました。受験回数は少ないものの、①②を一通り終えるたけで3年かかっています。

1回目の受験を終え、この先どうやって勉強を進めたらよいかわからず迷っていたところ、職場の同僚で気象予報士試験に合格した方から藤田塾を勧められて③を受講しました。DVDで知識を補ったのち、今度は10年分の過去問を3回解き、疑問点は藤田先生に質問して未解決のまま残さないようにしました。この段階で2回目の受験をし、専門知識は15問中15問正答で合格できました。入塾から専門知識合格まで半年でした。


★勉強方法(実技)
使用教材
①藤田塾(実技)

実技に関しては藤田塾の教材と過去問しかやっていません。①で実技に必要な知識を得た後、8年分の過去問を3回繰り返しました。過去問を解くときはついつい解答に体力を使ってしまいますが、藤田先生のDVDにある通り、自分がわからない箇所をあぶり出すことが大事であって解答と答え合わせは準備にすぎないので、あくまで疑問点の解消に力を注ぎました。DVD解説も繰り返し見ましたが、回数無制限の質問制度は自分の疑問点をピンポイントでクリアにできるので何よりありがたかったです。疑問点を解消できたら「つまりこれはこういうこと」と自分なりの要約を藤田塾のテキストの余白に書き込み、過去問で間違えた箇所についてはなぜ間違えてしまったか理由をテキストに書き込んで、テキストだけで復習ができるようにしていました。解答にかかる時間は過去問3回目でも2時間近くかかっていましたが、自力では縮めようがないことなので、疑問点の解消に集中しました。入塾から実技合格まで半年でした。


★効果的だった勉強法
温位、比湿、潜熱など、気象独特の概念をひとつひとつ確実に理解していくことだと思います。新しいことを勉強したら、関連する過去問を数問解いてみて、具体的にどんな形で問題になるのか、自分はその概念を本当に理解できたか確認することで、知識が定着する気がします。

もうひとつは、わからないことは人に教えてもらうこと。本やネットでいくら調べてもわからないことがたくさん出てきます。そういうことは、藤田先生はじめ、わかっている人に教えてもらうのが一番確実だし、速いです。


★挫折しそうなときは
私の場合は職場に気象予報士試験の勉強をしている同僚がいて私より半年前に合格していたので、彼に勉強方法のアドバイスをもらったり、ときには愚痴を聞いてもらったりしました。それから、気分的に弱気になったときは夫に電話をして励ましてもらいました。藤田塾の合格体験記もたくさん読みました。


★最後に
1回目の受験を終えた段階で、私は実技の過去問を1問も解いたことがないばかりか、実技の勉強方法さえさっぱりわからない状態でした。実技試験の資料天気図を見ても日本がどこかすらわからない・・・。だから1回目の受験では実技を受験できなかったわけです。しかも学科(専門)の力も足りていない状態でした。ここで運良く同僚に藤田塾を紹介してもらったお蔭で、実技対策をゼロから行うと同時に学科の力を底上げすることができたのですが、藤田塾に出会っていなかったら実技の勉強を始めて半年で合格なんて夢のまた夢だったと思います。

また、私の場合、2回目の受験でも実技2に関してはわからない問題が結構ありました。解答時間が足りなくて、最後の方の計算問題は計算できなかったものもあります。それでも合格できたということは、試験本番では決して完璧は求められていないということです。過去問にじっくり向き合って疑問点をひとつずつ潰していけば、解答力は着実に上がります。

ここから先、実務に使えるレベルで天気図を読み解くにはまだまだ訓練が必要だと感じますが、まずは気象予報士試験に合格するレベルに到達させてもらったことに深く感謝します。藤田先生、先生のお蔭で合格できました。本当にありがとうございました。

以上

Pさん(女性・30代)の合格体験記


①これまでの道のり
7回目で合格しました。一般、専門は何度も合格し免除になるのですが、実技がなかなか突破できず、今回ようやく突破できました。合格まで予想以上の時間がかかってしまいました。
藤田先生の気象予報士塾では、一般と実技をお世話になりました。また、今回は妊娠中の受験となり、経過が良かったのでできた荒業でした。体調が悪くなったら途中で帰ろうと思って臨みました。

②勉強のきっかけ
子供が小さい時、とにかく荷物が多くて大変でした。今日は傘がいるのか、上着はいるのか、少しでも荷物を減らしたいので天気予報を観るのですが、この技術の進んだ今でも意外と天気予報が外れる事に驚きました。これはなんでなんだろうと思い、子供に手が大分かからなくなってきたので勉強してみようと思ったのがきっかけです。
また、興味のある事を勉強することにより自分の世界に入る事ができ、日々のストレス発散になるためです。

③勉強時間
昨年度までは、試験の直前の2,3か月は月100時間を超えていました。
今年度は仕事をしていたのと、妊娠中のため、月50時間ぐらいしか勉強できませんでした。
昨年度までは、子供が園や学校に行っている間、子供の習い事の隙間に勉強しました。朝、4時に起きて勉強することもよくありました。気分転換で図書館やカフェ、ファミレスによく行きました。特に実技の問題を解くのには少し騒がしい外でするのが私には向いていました。
今年度はほとんど勉強できませんでした。優先順位は自分の体調管理の方が上になったので、無理をしませんでした。つわり中は文字を読むと気持ち悪くなり、妊娠中期は腰が痛くて長時間座る事ができませんでした。

④勉強方法
・最初は大手の通信講座を受講しました。その通信講座で一般と専門は突破できたのですが、実技が私の実力では内容が足りない事に気づきました。
・受験会場で藤田先生の気象予報士塾のパンフレットをもらい、何度でも質問をしても良いというのに惹かれて入塾しました。実技で方角や書き方等、過去問と自分の解答が少し異なる場合があり、藤田先生に解答を見てもらいました。この解答でも大丈夫なのか、丁寧に迅速に返信を下さいました。
・藤田先生のテキストはカバンの中に入れて常に持ち歩いていました。ちょうど良い厚さで、重すぎず有難かったです。電車での移動時間、ちょっとした待ち時間等、隙間時間があるとテキストを読んだり、毎日メールで発信される藤田先生の一問一答を解いたり、気象庁のホームページを眺めてしました。
・過去問は約10年分を何度も解きました。小学生が使うような横15マス程度の方眼ノートを買って、実技の解答用紙に使用しました。特に実技の過去問を解くのは本当に時間と気力が必要でした。慣れてきた頃でも、実技1回の過去問に対して、解答に1時間、見直しに1時間の合計2時間かかってしまいました。
・生のデータに慣れないと実技は突破できないと感じたので、今日の天気図(下層から上層まで、衛星画像も)を見ながら短期予報解説資料を読んで、18時52分のNHKの気象情報をよく録画をして観ました。アメブロやyoutubeでほぼ毎日発信される女性気象予報士の動画もよく見ていました。気分転換になって楽しかったです。
・受験生期間が長くなってしまい、モチベーション維持が辛くなってきた時は、よくある方法ですが、携帯アプリの偉人の言葉を読んで士気を上げてから勉強しました。

⑤最後に
今回は体調が万全でなかったのもあり、長期戦に切り替えようと思っていた矢先の合格でした。ここ最近の試験は実技で半分ぐらいは解けていたと思うのですが、あと20点加える事が出来ず不合格でした。これ以上何をすれば良いのだろうか、と悩んでいました。
過去問を100点で解けるのは藤田先生の言う通り、合格には必要な事だと思います。更に合格に効果があったと思うのは、毎日の天気図(下層から上層まで、衛星画像も)を継続して観ていたからだと思います。トラフやリッジ等に慣れ親しんでいたので、作図の時に戸惑いませんでした。
藤田先生には本当に大変お世話になりました。メールマガジン等も励みになり、モチベーションが下がる頃に刺激的な心に刺さる言葉を下さったり、とても有難かったです。長期間、結果が出ずとても辛い日々でしたが、なんとか諦めずに合格できたのは先生のお陰です!ありがとうございました!


Qさん(女性・30代・専業主婦・東京都)の合格体験記


はじめに気象予報士になりたいとぼんやり思ったのは、10年くらい前です。
その間、結婚して、二人出産しました。
二人とも妊娠中のつわりが辛く、出産後は小さい子ども連れだと、なかなか外にもゆっくり出られず、家の中でも朝も夜も関係なくずっと子どものペースに合わせて、睡眠時間もまだらで、友達にも気軽に会えないような状況が何年か続きました。
親が闘病して、勉強どころではない時期もありました。
そんな中でも、気象予報士になりたいという夢は消えませんでした。
こんなところでいうのは変な話なのですが、合格体験記や、合格率はほとんど真剣に調べませんでした。
他の方が苦労したエピソードを詳細に知ってしまうと心が折れそうだったからです。
結果的にそれでよかったと思っています。

私が受講したのは、約3年前はじめに実技試験、そしてその1年後に専門知識、それから2年後に合格しました。
一般も受講したかったのですが、専業主婦で自分自身にお金をかけることに後ろめたさがあり、躊躇しました。

毎日ではありませんが、子どもが寝ている隙に、一日1時間でも集中して過去問を解くという時間をつくっていくところからはじめました。
ただし一番優先しなければいけないことは、私にとっては子育てなので、子どもや主人の生活に影響が出ないように気をくばりました。
勉強の集中力が切れた時に家事をするのもコツでした。掃除や洗濯、お皿洗いなど毎日の家事が、疲れた時のリフレッシュに感じる時は、生活に勉強があることが、人生を充実させている実感になりました。
それに、ニュースで記録的な大雨での災害を目の当たりにするたびに、やはり気象予報士になりたいと気を引き締めて勉強しました。

実技の不合格が続く中では、はじめの段階で一般、専門、実技をすべて受講していればよかったとも後悔しました。
学科試験が合格していても、実技試験で一般や専門の知識が筆記で出題されて、間違えた経験があるからです。
独学だと知識の理解を共有してくれる人がいなくて、本番になると緊張もあり、自分が勉強してきたことへの確信が薄らいだりして動揺したからだと思います。

勉強を始める前は高額のように感じてしまった受講料も、藤田先生のあまりに丁寧な対応に今では安かったように感じます。
会社で働いていたら、以前も同じことを聞いただろうとか、そんな基本的なことを自分で調べろとか言われても仕方ないような質問を、受講から3年目になっても毎回とても丁寧に答えてくださり、本当に感謝しております。
試験に落ちて泣いたこともあります。
藤田先生にお電話して、どうしても夢をあきらめられないというお話をしました。
すごく親身になって聞いてくださり、やはり、先生を信頼することが合格への近道なのだと感じました。
実は、友人達には通学型の塾を進められることが多かったのですが…、私は藤田先生との出会いがなければ合格はできなかったと思います。

子どもがいるので一日何時間勉強すると決めるのはもともと無理でしたが、実技試験の本番なら75分で解く問題を、時間に関係なくじっくり解くということを継続しました。
くぎりのいいところで中断して、次の日に勉強するところは前日に決めて、本を開いて置いておくようにしました。

過去問を繰り返し勉強するのに慣れてしまい(過去10年分、何回も繰り返し勉強しました。)
問題への新鮮味がなくなった時は古い過去問を解いたこともありました。気分転換にはなりましたが、そこで出題傾向などの違いがあることも実感して、藤田先生が過去8年くらいの過去問を解けばよいとおっしゃっていた意味も分かりました。
最も効果があったのは、過去問を藤田先生に添削していただいたことです。

試験直前は、受験期間が長かったので、勉強時間を増やして暗記したりもしませんでした。
ただ、計算時間が短縮するように、前線や低気圧の移動速度などの計算問題を解いて集中力を高めました。
私にはその方法があっていたようです。最後の試験は全力を出せたと思います。


【藤田塾の講義資料以外に使った教材です。】
一般気象学                    東京大学出版会
CDROM「気象予報士試験 解答例と解説」      タイロス
イラスト図解よくわかる気象学            ナツメ社
イラスト図解よくわかる気象学 予報技術編      ナツメ社
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気象予報士試験 大気の熱力学・力学         ナツメ社
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気象予報士 かんたん合格テキスト 実技       技術評論社
最新天気予報の技術気象予報士を目指す人に改訂版  天気予報技術研究会
気象予報士試験模範解答と解説【過去10年分】   天気予報技術研究会



Vさん(女性・24歳・文化振興事業団勤務・大阪府)の合格体験記


▼合格までの過程
学科一般 学科専門 実技
①2015年1月(第43回) × ×
②2015年8月(第44回) × ×
③2016年1月(第45回) × ×
④2016年8月(第46回) ×
⑤2017年1月(第47回) 免除 ×
⑥2017年8月(第48回) 免除 免除

▼気象予報士試験を受け始めたきっかけ
 大学4年の春、大学の資格支援講座において、偶然にも気象予報士講座が開講されることとなりました(色々な都合があり、私は受講することができなかったのですが…)。その開講記念イベントとして、テレビに出演する気象キャスターの方による講演会が行われたのです。私は興味本位で会場に足を運びました。しかしその意に反して、壇上で気象キャスターの方が気象や仕事の魅力について語る姿がとても輝いて見え、「私も気象予報士になりたい!」と思い立ったのでした。今思えばよく目指そうと思ったな、と感じます。なぜならば、当時の私は気象とは全く無縁の文学部に所属しており、卒業後も文学部の大学院に進学しようと考えていたからです。とはいえ、この出来事を契機として、私の受験生生活はスタートしたのでした。

▼独学時代の勉強法
 初めて手に取った教材は、大学の本屋の資格支援講座のスペースに並んだ1冊の教本でした。学科一般と専門について概括的にまとめられた本で、とりあえず一周読み込もうと決めました。恐ろしいことに、当時の私はこの1冊の内容を熟知すれば気象予報士試験に受かると考えていました。今思えば、楽観的過ぎました。そして卒業論文提出後の1月、初めて試験を受けました。単純に、試験の難しさに衝撃を受けました。もちろん結果は惨敗。学科試験がそれぞれ3~4/15点くらいしか取れなかったと記憶しています。
大学院に進学した私は、授業や研究の空き時間をつかって気象の勉強に取り組みました。試験に対する意識が甘かったと反省した私は、次にノートを作成しました。さらに過去問にも取り組み、2度目の試験を受けました。また惨敗です。各7~8/15点くらいでした。なぜ学科試験に受からないのかよく考えないまま、3度目の試験を受けました。結果は8~9点で不合格。どうしてもあと数点足りませんでした。今考えれば、私は知識を丸暗記しすぎていて、なぜそのようになるのか、答えまでの過程をじっくりと考えたことはありませんでした。また、勉強の時間数も足りなかったと思います。学生なので十分な時間が確保できたはずなのに、週に5時間くらいしか勉強していませんでした。
このように、不合格になる明確な理由があったにもかかわらず、それらに気付くこともなく、当時の私は3度も試験に落ち、学科試験を1つもクリアできなかったショックから立ち直ることができずに、試験の勉強をやめてしまいました。

▼3度目の試験の失敗から挫折へ
 試験を諦めた私は、周囲の動きに遅れまいと、就職活動を始めました。しかし、漠然と大学院で研究し、なんとなく気象予報士の勉強をしてきたため、いったい将来何をしたいのか、全く分からなくなっていました。そのためモチベーションも徐々に下がっていき、選考もなかなか通らず、大学院2回生の6月頃、就職活動もやめてしまいました。本当に何もなくなってしまいました。

▼もう一度頑張ろうと思ったきっかけ
しかし、当時は就活からの解放感もあり、少しゆっくりとする時間ができました。「もう7月か~」と考えていた頃、ふと頭によぎったのが気象予報士試験でした。そして何を思ったのか、「どうせ私には何もすることがないんだから、もう一度試験を受けに行ってみよう」と考えたのでした。頭の片隅に気象キャスターに対する憧れの気持ちが残っていたのだと思います。まだまだ就活のショックから立ち直れておらず、思ったように勉強が進みませんでしたが、昔作成したノートなどを見直し、試験に臨みました。やはり難しく感じましたが、この4回目の試験でようやく学科専門に合格することができました。この実力なのか、まぐれなのかわからない学科専門合格が、私をもう一度奮起させるきっかけとなったのは間違いないです。あのとき諦めないで本当によかったと思います。ここから私は本格的に「将来は気象予報士として仕事をしていきたい」と考えるようになり、徐々に勉強にも力が入っていきました。

▼他社通信講座における実技演習の壁
 4度目の試験終了後、私はすぐに切り替えて勉強に取り組みました。とはいえ当時は修士論文作成に取り掛かっていたため、最大でも1日に3時間ほどしか時間が確保できませんでした。まずは学科一般に受からないと話にならないので、書店で自分に合った本を探しました。そこで出会ったのが、中島俊夫さんの『イラスト図解 よくわかる気象学』でした。この本はイラスト付きで、文系の方でも十分に理解できる語り口で説明されているので、本質的に気象学について理解することができました。学科一般の試験になかなか合格できないという方には、本当におすすめの一冊です!
さらに、4度の試験を経て、いい加減独学では無理だと自覚した私は、実技の他社通信講座を受け始めました。ところがこれが落とし穴でした。この通信講座は、送られてきた大量のテキストを読み込み、演習問題を解いて添削してもらうという形式でした。しかし、内容が非常に難解で、より一層試験に対する恐ろしさを覚えてしまいました。さらに、わからない点を質問しようにも、いちいち紙に書いて郵送しなければならず、返ってくるころには何が分からなかったのかも忘れてしまっていました。何とか全ての演習をこなしましたが、その代わりに過去問題を解くことができず、本末転倒のまま5度目の試験を受けに行きました。学科一般は無事に合格できましたが、実技はやはりダメでした。

▼社会人になってからの勉強法
 そうこうしている間に学生生活にも終わりを迎えました。卒業後の進路を悩んだ結果、だらだらと気象の勉強を続けるよりも、社会人として働きながら生活のリズムを整え、空き時間を有効活用しつつ、集中して勉強に取り組むほうが自分には合っていると思い、土壇場で就職活動を再開し、4月から社会人としての生活を始めました。
 まずは試験の勉強云々よりも、有効に時間を使える生活のリズムを作るところから始めました。学生時代の私は、夜更かししてばかりで起床時間は昼前という、非常にだらしない生活を送っていました。そのため社会人になってからは、朝型の生活に切り替え、問題を解くなど頭をつかう勉強は朝にやることにしました。そして仕事から疲れて帰ってきた後は、朝にやったことの復習の時間に充て、無理なく勉強を続ける習慣を作り出しました。夜に疲れている時は下手に頑張らずに寝てしまい、翌朝に回すことにしました。仕事がある日は、だいたい朝は2時間、夜は1.5~2時間くらい勉強しました。また、会社までの通勤時間が約1時間もあったので、往復で2時間、ノートやテキストの見直しの時間に充てることができました。学生時代の方が時間はたくさんあったはずなのに、私の場合は社会人になってから時間が制限された方が勉強の時間をうまく作り出すことができました。
 ちなみに息抜きの時間もちゃんと確保しました。大好きな野球中継はほとんど観ていましたし、趣味の読書やバイオリンを弾く時間も結構ありました。重要なのは、「試験勉強をする!」と決めた時間は全力で集中して取り組むことだと思います。

▼藤田塾との出会い―9年分の過去問を解く―
 4月は実技の基礎知識を復習していましたが、どうやったら試験に合格できるのか、と考えたときに、やはり実技の記述問題の対策をしなければと思いました。そのとき頭に浮かんだのが藤田塾でした。私は毎回試験を大阪で受けており、毎回藤田先生が受験地にて講座の宣伝をされていたことを思い出し、すぐに実技コースの講座の申し込みをしました。
藤田塾の講座を受けてよかったと思った点は、テキストの内容がわかりやすく、シンプルであることです。過去問の内容を分析して作成してあるため、要点が的確に押さえてあります。何より藤田先生自身が過去問を熟知されており、とても信頼できると思いました。上記した他社講座のように難解な内容や表現も一切含まれておらず、取り組みやすかったです。また、どのように勉強に取り組めばよいか、どのような解答を書けばよいかなど、気象学の内容だけでなく、あらゆる側面からアドバイスを頂けたのも有難かったです。一番衝撃的だったのは、過去問は9年分(=36回分)解くということでした。いままでは最高でも6回分しか解いたことがなかったので、どれだけ自分の考えが甘かったのかを実感しました。だいたい5月下旬~7月にかけて36回分の過去問に取り組みました。いちいち鉛筆で紙に書いていたら終わらないので、PCを用いて考えることに集中できる方法を採用しました。わからない点はすぐに藤田先生にメールで質問していました。質問に加え、解答の添削もしていただき、自分の書き方の「クセ」を修正していきました。我流の書き方では実技試験では通用しません。過去問と向き合う中で、自分の文章力も見つめ直す必要があります。
しかしながら不思議なことに、36回も過去問に触れると、試験の傾向であったり、解答の書き方であったりと、気象予報士試験の傾向が見えてきます。それまでの試験では自分の言葉でとりあえず解答欄を埋めていただけでしたが、9年分の過去問に取り組んだことで、どのような解答が出題者から求められているのか、自信を持ってわかるようになっていきました。そして8月の試験で無事に気象予報士試験に合格することができました。

▼受験を終えて思うこと
 最後に、気象予報士試験合格を目指すにあたって、私が約3年の経験に基づいて大切だと感じたこと以下の4つの点にまとめます。
①モチベーションを大切に!
→どうしても合格したい理由があった方が、漫然と勉強するよりも励みになります。私の場合は「絶対に気象キャスターになる!」という思いが心の支えになっていました。
②独学はできるだけ避ける!
→特に理系の勉強とは無縁の方は、始めから試験を熟知された方に教わった方が絶対に早く合格できます。現に私は独学に執着しすぎて、3回分の試験を無駄にしてしまいました。
③自分に合った勉強のスタイルを見つける!
→とにかく勉強時間を捻出できる環境や習慣を自ら作り出してください。私の場合は徹底的に生活習慣を見直し、朝型の勉強スタイルを確立し、隙間時間も有効活用しました。
④過去問演習は必須!
→過去問は避けては通れません。試験の傾向を熟知し、自分の解答と向き合う姿勢は、絶対に合格への近道になります。地道に、愚直に、継続して取り組むことが大切です。

 以上になります。受験生の方のご参考になればうれしい限りです。



Lさん(女性・52歳・制御機器メーカー 海外営業・東京都)の合格体験記


勉強を開始してから3年4ヶ月、5回目の受験で、第48回試験にて合格することができました。藤田先生には本当にお世話になりました。

1.受験結果と受講経緯
試験 学科一般 学科専門 実技
2014年4月末より大手通信教育の気象予報士講座を受講
第43回試験 × × ×
第44回試験 × × ×
2015年10月より藤田塾に入塾。第45回試験は受験せず。
学科試験対策講座 一般知識コース/専門知識コースを同時に通常プランで受講
実技試験対策講座を通常プランで受講(第8講で一旦休講)
第46回試験 × 受験せず
実技試験対策講座を通常プランで再開
第47回試験 免除 ×
実技試験対策講座 過去問題解説7講分の追加受講
第47回実技試験解説授業を通学型で受講
実技試験対策講座 過去問題解説8講分の追加受講
第48回試験 免除 免除


2.自分の背景と藤田先生との出会い
私は会社員であり大学生と高校生の2人の息子の母親、主婦でもあります。昔から天文や自然科学、化学に興味があり、大学では応用化学を学びました。気象予報士については、制度が導入された平成6年から興味がありましたが、結婚、出産、仕事に追われているうちにあっという間に月日が経ちました。息子たちが高校、大学に進学をするのを機会にもう一度挑戦しようと思ったのが今回の受験のきっかけです。いくつか通信講座を調べた後、大手通信教育の気象予報士講座を受講し規定の期間で修了しました。しかし初回の受験では学科を一つも合格することができず、少し参考書を買い足しての2回目の受験も惨敗しました。このまま同じ勉強を繰り返していても受かることはできないと感じてから、通学制のスクールも含め新しい講座を探しました。そんな中で目に留まったのが「藤田真司の気象予報士塾」でした。合格体験記での評判が良かったのですが、サンプルの映像の正直な感想としては関西弁が強烈だなあというところです。でも、いざ問合せをしてみると、とても真摯で堅実な回答をくださったので、思い切って受講を決めました。


3.勉強について
① 時間の確保
先述のとおりフルタイムの仕事と家事、息子たちの受験や学校、部活のサポートなどもあり、時間は本当にありませんでした。どうやって時間を確保したかの答えにはなりませんが、受かりたいなら勉強するしかないと思って、仕事や家事の効率を上げて、人と会う機会や出かける機会は適度に削り、最初はとにかく送られたDVDを溜めないことを心がけました。平日は1時間から1時間半、休日は3時間から5時間、もちろん何もできない日もありました。どこに行くにも何をするにも、すき間時間の活用は考えていました。

② 効果的な勉強法
私はとてもオーソドックスで、アナログな方法を行ったと思います。他の方の合格体験記では過去問題を系統的にデータベースにまとめる、日々の天気図を見て解析するなど、独自の勉強法を展開されている方がいて気後れしましたが、私は「愚直に過去問を解いて理解する。少しでも疑問がある場合は藤田先生に質問して解決する」を繰り返しました。過去問題は大手通信教育の講座の教材、東京堂出版の過去問題集、藤田塾で使った精選問題集を使いました。
実技試験は時間の問題がありますが、藤田先生の「急いでも速く解けるものではない」というコメントは目から鱗でした。たしかに気持ちで焦っても解けない問題は解けないので、実力をつけるしかないのです。また、当初は数値の読み取りや計算、前線解析などの作業も含めて速く出来るようになるのか半信半疑でしたが、これも慣れるに従って速くなりました。最終的には時間は意識すべきですが、最初から過度に意識する必要は無いと思います。
実技に関しては自宅のPCの環境が良くないのもあり、面倒ではありましたが解答用紙をコピーして解答することを繰り返しました。解答用紙の無いものは方眼罫のノートで文字数をカウントしました。実際に手を動かすことは結果的には、本番の訓練になったと思います。
合格体験記で多くの方が述べられている実技問題の添削指導については、私は一度も受けませんでした。添削指導を受けなければ合格しないのではないか、と不安になり相談したところ、「必要だと感じれば指導を受ければ良いし、解答の内容に納得して進めることができれば、そのまま勉強を進めて行けば良い」と言われ(今思えば当たり前のことですが)、自分のやり方を貫くことにしました。
目先の不安でぶれそうになる私に、「目の前の過去問題が解けるよう全力投球するのが、最も効率的な方法」と一貫したアドバイスを頂きました。これで本当に合格できたので、実証できたと思います。
結果的に実技の過去問題演習は、講座に含まれるものと第32回試験から第47回試験までのほぼ全てを合わせた34回分の試験を、3回から、間違いの多いものは4回行いました。
学科に関しては、重要と思われる内容はテキストから図表をコピーして貼り、言葉の定義や暗記すべき内容をまとめたノートを作成しました。学習を進めていきながら新しい情報があると追記しました。ちょっとしたすき間時間の暗記や試験前の見直しには良かったと思います。
学科は実技に比べて攻略しやすいと思われがちですが、しっかりとした理解が無いとやはり突破は難しいので、疑問点は繰り返し質問し、理解を深めました。
実技も学科も、DVDをiPhoneに取り込んで(途中からはインターネット受講も利用)、通勤時や出先でのすき間時間に視聴しました。実技解説は問題が無いと分からないので、直前に自分で解いた問題の解説を視聴しました。

③ モチベーションの継続
先述したように、この勉強法で間違っていないのだろうか、こんな難しい試験に本当に受かることができるのだろうか、という不安感は定期的に襲ってきました。私はそのたびに、藤田先生にメールで相談していました。相談というよりは、弱音や愚痴のようなものです。その都度、過度に激励することもなく、気休めを言うわけでもなく、私の不安に寄り添いながらも淡々とアドバイスをいただけたことが、何よりもモチベーションの維持につながりました。


4.藤田塾の良いところ
解説や質問対応の素晴らしさは言うまでもありませんが、私は特に以下の3つを挙げます。

① 実技試験解説が素晴らしい
先述の通り講義以外の過去問題は大手通信教育の講座の教材、東京堂出版のものを使いました。複雑な実技試験の解説はいくら丁寧に書かれていても解読にはそれなりの時間を要します。また、解説そのものが解答を前提とした解説(解答をただ繰り返すような解説)であることもあり、よく分からないものもありました。実技試験対策講座に含まれない過去問題は何度か自力で勉強しようと思いましたが、時間ばかり掛かり理解が進まず、藤田先生だったらどんな解説をするのだろうと思うようになりました。結局は過去8年分ほとんどすべての過去問題解説を追加して受講しました。短い時間で理解が進み、本当にお勧めだと思いました。

② 経験値が蓄積された解説が素晴らしい
講座の解説でも過去問題の解説でも言えるのですが、「ここは特に理解が難しい」、「間違いやすい」、「多くの人から質問を受ける」、「この回の問題は難しいと感じた」、「実は先生でも最初は間違えた」など経験に基づいた真実味、説得力のある解説が、非常に良かったです。あと、解答の許容範囲を示されること(南だけでなく南南西も正解と思われるなど)も、参考になりました。

③ 通学型の受講と懇親会でモチベーションをアップできる
第48回試験ではやっと実技試験だけに専念できることになり、しかしもし合格できなければ次回は学科一般が復活するというのは、私にとってはとてもプレッシャーで、恐怖でさえありました。なんとかして第48回試験で決めたい、そのために出来ることは何でもやり抜こうと心に決めました。
そこで、実際に藤田先生に会って講義を受けたら何かが突破できるのではないかと思い、第47回実技試験解説授業を通学型で受講しました。今まで映像の中でしか見たことのなかった藤田先生のリアルな授業は、自分の挑戦をより現実味を帯びて感じられるターニングポイントになりました。講義が終了し夜の懇親会までの2時間余り、今まで漠然と抱いていた疑問や、勉強の仕方、合格した方のお話など、先生の貴重な体験から沢山伺うことができました。その晩の懇親会では、既に合格した方の多くの貴重な体験談、勉強法を聞くことができました。少ない回数で合格した方、何回もチャレンジして合格した方、どちらも素晴らしいと感じました。帰宅してからもその方たちの合格体験記を拝見し、お顔を思い出しながら、いつか自分も!と思いを新たにしました。


5.まとめ
試験では、実技1はなんとか全部解答しましたが、実技2は全部埋めることができず、見直しや解答を控えることもできず、先生の解答速報を見てもどのくらい出来たかも、手ごたえも何も・・・という状況でした。でも、最後の最後までなんとしても諦めない気持ちで、試験に臨むことができました。合格発表で自分の名前をみつけたときは、震えるほどびっくりしました。
この年齢になって、諦めないで愚直に努力して目標を達成するという貴重な体験が出来たことを、本当に嬉しく思います。藤田先生、改めて本当にありがとうございました。藤田塾の今後益々のご発展をお祈りします!




Zさん(男性・33歳・地方公務員(土木職)・岐阜県)の合格体験記


■はじめに
 5回目の受験で合格することができました。ご指導いただいた藤田先生には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。気象予報士になりたいと思ってから10年以上が経過しましたが、今思えばここ数年は自分でも驚くくらい勉強しました。長らく思い続けた資格に、少年老い易く学成り難しでは、と不安になった時期もありました。今は仕事もあり、子育てもありますが、過去を振り返れば、時間が無限に思える程あった学生時代になぜ勉強しなかったのだろうと後悔したこともありました。ただ、時間がない今だからこそ合格できたのだと思います。今の1時間は学生時代の1時間とは違います。貴重なものだと認識している分、勉強にも集中できた気がします。気象予報士は、理系文系に関係なく、なりたいと思って真面目に取り組めば誰にでも取得できる資格だと思いました。以下に、私の合格までの経過を記します。これから志す方々の参考になれば幸いです。

■合格を勝ち取る方法
 合格には、一般・専門・実技どれも過去問題演習を徹底的に行い、自力で満点を取れるまで繰り返し解くことが必要だと思います。先生もおっしゃっていますが、合格するのに魔法はなく、愚直に過去問題を繰り返し解く、これが遠回りのようで、合格への最短ルートだと思います。ここで注意が必要なのは、「自力で解く」ということです。解答解説を見て、なんとなく分かったつもりになっても、いざ問題を解くとつまずいてしまうことがあるので、要注意です。この他、過去問題演習に必要なのは、良き指導者です。解答解説を読んでも理解できない問題が多々でてきますが、そんな時は、すぐに的確なアドバイスをもらうことが必要です。これには藤田塾がピッタリです。なぜなら、合格するまで無制限で質問できる仕組みがあるからです。しかも、メールでやりとりができるので、レスポンスも抜群です。後は、やる気が維持できるかどうかですが、これにも藤田塾がピッタリです。受講終了後、次の次の試験までに合格すれば、受講料の半額が返金されるからです。これは、すぐに合格して、お金を返してもらうしかありません!気象予報士資格を取得できて、お金ももらえるなんて、こんないいことはありません。これは、受験生側にもメリットがありますが、塾側の実績アップにも繋がるのでwinwinの関係になっていて、つくづく良く考えられた仕組みだなと思います。一般、専門は独学で合格する方法もありますが、短期間で合格を目指している方は藤田塾がお勧めです。(実技は受講が必須だと思います。)私が解いた過去問題は、一般4年分、専門7年分、実技8年分です。先生がおっしゃっていたとおり、過去問題で100点を取れるようなって、本番でやっと7割とれるかどうかでした。初見の問題で緊張感もあるなか、7割をとるのは本当に難しいことだと実感しました。

■略歴
・大学は、工学部土木科卒。
・地方自治体の土木職として就職。
・河川行政に携わり、洪水予報の発表等、水防業務にも従事。
・平日は、19時頃まで仕事。土日祝は基本的に休みです。
・ただ、大雨・洪水注意報・警報が発表された場合は、当番制で土日祝、夜間を問わずいつでも呼び出されます。
・子供が3人(9歳、6歳、1歳)います。

■受験のきっかけ
 学生時代は、雨が降って野球の練習がなくならないかなと思っていましたが、就職してからは、豪雨災害や渇水被害の点から、程よく雨が降ってほしいなと思っています。ただ、いくら、望んでも自分の思うような天気にはなりません。そこで、少なくとも天気図は読めるようになりたいと思ったのがきっかけです。

■試験経過
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     一般 専門 実技   
第43回 ×  ×  ×    (独学)
第45回 ×  ×  受験せず (独学)
第46回 ○  ×  受験せず (独学)
第47回 免除 ○  ×    (藤田塾)
第48回 免除 免除 ○    (藤田塾)
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■勉強開始と第43回試験まで
 過去の試験問題を見て、マークシートは独学でなんとかなるだろうと思い、一般と専門の勉強を始めました。手始めに、ネットでよく紹介されている「一般気象学【小倉義光箸】」を一通り読みました。内容が難解なところもあり、今思えば合格には必須ではないと思います。その後は、「気象予報士かんたん合格テキスト(一般知識)、(専門知識)【気象予報士試験受験支援会】」を流し読みして、初めての試験に臨みました。結果は不合格でした(一般・専門共9問程度)。当時の私は、マークシートだから合格できるだろうと、甘く考えていました。

■第45回試験まで
 前回の試験で9問正解だったこともあり、あと少し勉強すれば、一般・専門が突破できると思って、前回までの勉強スタイルを続けました。結果は、不合格でした(一般・専門共7問程度)。

■第46回試験まで
 気象予報士の資格は、どうしても必要なものではないので、時間がある時に勉強して、ゆっくり合格できればいいなと考えていましたが、そんな甘い考えで取得できる資格ではないと、2回連続不合格という結果を受けて試験に対する考えを改めました。また、一般・専門共にマークシートだからといって、容易に突破できるものではなく、正解を導き出すには、深い知識と理解が必要だと痛感しました。以上のことから、まず一般合格を目標に、勉強を再開しました。勉強のスタイルは以下のとおりです。
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①過去問題を解く「資格試験らくらく合格塾 気象予報士学科試験【ナツメ社】」。
②間違えた問題に付箋を貼る。2回目は、付箋を貼った問題のみ解き、解けたら付箋をはずす。3回目以降も同様に、付箋がなくなるまで、繰り返し解く。
③分からないことや重要なところは、「気象予報士かんたん合格テキスト(一般知識)【気象予報士試験受験支援会】」で調べ、単語帳にまとめる。
④外出時は、自作の単語帳とオークションでテキストを購入した時に付録として付いてきた「U-CANのこれだけ一問一答集」を持ち歩き、時間があれば勉強する。
⑤一般合格のポイントは気象法規の4問を全て正解できるかどうかだと考え、気象業務法等の関連する法律の条文すべてを印刷し、熟読しました。テキストを複数使用していましたが、それぞれ古かったせいか、記載内容が整合しないことがあり、何が正しいのか分からなくなってしまいました。そのため、条文を読んで、自分なりに理解を深めました。
※勉強時間:毎日2時間(21時~23時)+空時間
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この頃は3人目の子供が生まれたばかりで、勉強だけしている訳にはいかなかったのですが、子供たちの寝静まった21時~23時は勉強にあてるようにしていました。その他、少しでも時間があれば問題を解きました(4分あれば1問解ける)。外出先でも勉強していたので、娘から恥ずかしいからやめてと頼まれたのを覚えています。ですが、そんなことは気にしていられないので、ひたすら勉強しました。自宅では自分の勉強机がなかったので、リビングで勉強していました。結果は一般のみ合格でした(11問正解)。気象法規4問の正解に救われました。

■藤田塾受講(専門・実技)から第47回試験まで
 一般合格の喜びはありましたが、1年間しか免除期間がないため、焦りもありました。一般合格に3回を要したので、このペースでは一生完全合格は勝ち取れないと思い、独学で勉強を続けることを諦め、ネットで通信講座を探し始めました。そんな時に目にとまったのが、藤田塾です。魅力だったのは、合格するまで無制限で質問を受け付けていただける点でした。まずは専門コースを受講しました。勉強のスタイルは一般の時と同じで、過去問を繰り返し解きました。それに加えて、藤田塾のDVDとサポートがあったので、一般よりも自信を持って勉強を進めることができました。
第47回試験は専門のみの合格を目指していましたが、実技の勉強も少し始めました。それは、第47回試験で実技も経験して、試験慣れしておきたかったからです。実技はDVDを見た程度でしたが、藤田先生の説明はとても分かりやすかったです。独学で合格を目指していた時期に、市販のテキストを読むと、「まずは天気記号をすべて覚えましょう。」と書いてあり、100種類程度ある天気記号を全て覚えないと合格できないのかと、不安になっていました。ですが、藤田先生は、「頻出のものだけ覚えましょう。」とおっしゃっていて、ポイントを押さえたご指導に気持ちが楽になったのを覚えています。
結果は専門のみ合格でした(11問正解)。一般に引き続き11問ぎりぎりでの合格でしたが、しっかりと勉強すれば結果は付いてくる!と自信を持ちました。実技は、穴埋め問題を解いた程度なので、当然ながら不合格でした。専門の合格時には、家族みんなで喜び合いました。第47回試験前あたりから、子供たちも応援してくれるようになり、試験前には手紙やお守りをもらいました。

■第48回試験まで
はじめは、藤田塾のDVDを見ながら、1題分の問題を何日もかけて解きました。かなり時間がかかったため、自分が集めた8年分の過去問を1回解いた時点で、試験まで残り1ヶ月半という状態でした。過去問題は100点を取れるまで繰り返して解いておきたいと思っていたので、残り期間のなさに焦り、この頃から勉強時間を増やしました。また、実技試験は資料を机いっぱいに広げるので、リビング勉強ではダメだと思い、自分専用の勉強机を用意しました。勉強のスタイルは、一般・専門同様、過去問題を繰り返し解くようにしました。2回目でも自力ではほとんど解けませんでしたが、3回目、4回目になると徐々にコツに掴むことができ、問題を解くのが楽しくなっていました。2回目以降は過去の合格体験記を参考に、台風や南岸低気圧等の出題別に問題を解き、分からないことや重要なところをノートにまとめるようにしました。3回目までは時間を気にせず解いていましたが、4回目で初めて時間を計ったところ、50分程度で解くことができ、自分でも驚き、自信になりました。
勉強時間は、平日・休日共に21時~23時を基本に、試験前1ヶ月半前からはノー残業デーの水曜日の夜に図書館での勉強を始めました。また、夏期休暇の5日間と、妻が子供たちを連れて実家に帰省した5日間は、全て勉強にあてました。さらに試験前1週間は毎夜、図書館に通いました。試験当日に学力のピークとなるように試験前の金曜は休暇を取り、金曜、土曜の2日間で過去問題10題を解きました。また、第47回試験前に1度だけ見たきりになっていたDVDも再度視聴しました。結構忘れていることもあったので、2度目のDVDの視聴はためになりました。

■第48回試験当日
 毎回、試験会場の大阪までは、経費節減のため、新幹線を使わずに普通列車で向かっていました。夏は青春18切符の時期と重なるので、さらに安く行くことができましたし、列車に乗っている間に復習ができるので良かったのですが、第48回試験は失敗でした。実技のみの受験だったので、普段より遅い出発となり、電車が混雑していたからです。何とか途中から座ることができましたが、試験会場に着くまでに疲れてしまいました…
 疲れはありましたが、自分なりにこれ以上勉強できないという準備をしたので、合格する自信はありました。ただ、試験が始まると緊張なのか武者震いなのか分かりませんが、手が震えて字が上手く書けず、消しては書き、消しては書きを繰り返していました。結局、実技1は、時間が足らず、手ごたえはありませんでした。実技2は、少しでも時間を稼ぐため、図の切り取りをしませんでした。他の受験生がビリビリと切り取っている間に問題を進められたので、時間的優位にたっているという安心感から落ち着いて試験に臨めたように思います。実技で大切だと思ったのは、「即断即決で解答すること」です。迷って解答を後回しにしても、数十分後も結局同じところで迷ってしまいます。実技は時間との勝負でもあり、迷っている時間もないので、即断即決が大事だと思いました。
 試験では、消えるマーカーペンを使いました。見やすく、かつ間違えても消せるので、役立ちました。また、試験に集中できるように、受験番号票をセロテープで固定しました。これも、とても良かったです。

■合格発表
 実技1の手ごたえがなかったので、合格できるか不安でした。ただ、今思えば、試験前の100点を取る感覚と比較すると、7割を目標とする本番の出来は感覚的に劣ることは当然のことなのだと思います。合格発表当日、合格したと分かると、自然と涙が溢れてきました。妻に電話すると、妻も泣いていました。一緒に戦ってくれていたのだと思いました。

■勉強したくない時
・藤田塾の合格体験記を読みました。勉強方法の見直しにもなりますし、いつか自分も書くんだ!と勉強を進める原動力にもなりました。
・シャープペンを買いました。シャープペンを買うと字を書きたくなるので、自然と勉強するように仕向けました。いま手元にシャープペンが4本あるので、4回勉強したくない時期があったのだと思います。

■藤田塾の活用方法
・とくかく分からないところは遠慮なく質問することが大切だと思います。ネットや参考書を見ても分からなかったことが藤田先生にお聞きすれば、一発で解決します。

■藤田塾の改善点
・問題を解いていて分からないところは藤田塾の資料を見て復習していましたが、資料のどこに書いてあるのか分からず、掲載ページを探すのに時間がかかりました。参考書のように索引をつくっていただけると助かります。

■その他思うこと
・市販の参考書には「かんたん」とか「らくらく」と書いてありますが、簡単らくらくに取得できる資格ではないです。

■最後に
 学生時代は、勉強さえしてれば、褒められましたが、今は違います。子供がいて仕事があります。勉強をしても誰も褒めてくれません。逆に妻に負担をかけてしまいましたし、夏休みや冬休みをすべて勉強に充てていたため、家族旅行にも連れていってあげられませんでした。育児や家事で忙しいなか、私を応援してくれた妻に感謝します。また、子供たちに対しては、努力は報われることを示せて、ホッとしています。今後は、家族との時間を大切にしながら、気象の勉強も続け、勤務地域の防災・減災に少しでも役立てればと思っています。また、少し時間を空けて、本職である土木の資格(技術士)にも挑戦したいと思います。
 最後になりますが、今回の合格は藤田先生なしでは叶わなかったと思います。私の初歩的な質問にも丁寧にお答えくださり、本当にありがとうございました。今後とも藤田塾が益々ご発展致しますことを願っております。



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