藤田真司の気象予報士塾は、気象予報士試験合格をトコトン応援する通信型の塾(予備校)です。

平成26年度第2回試験(第43回試験)で合格された方の合格体験記

平成26年度第2回試験(第43回試験)では、当塾から10名様の合格者が生まれました。 ご厚意でお寄せ下さった合格体験記を掲載します。受験生の皆様にとって非常に役立つ言葉が綴られています。誤字・脱字の修正を除き、原文の内容をそのまま掲載しています。当塾を受講される・されないに関わらず、時間をかけてじっくりとお読みになることをお勧めします。
■K.I.さん(21歳・男性・大学生・兵庫県)
■N.Mさん(男性・42歳・公務員・関東在住)
■Aさん(51歳・会社員・岐阜県)
■I.K.さん(34歳・男性・会社員・東京都)
■Bさん
■てるてる風雲録さん(ペンネーム)(45歳・男性・大阪府)
■Cさん(39歳・男性・会社員・京都府)
■Dさん(39歳・男性・中学校教諭・福岡県)


■K.I.さんの合格体験記
(21歳・男性・大学生・兵庫県・第43回気象予報士試験合格)

●受験の動機
小さい頃から自然に興味があり、理学部に進学しました。しかし、普通の大学生らしく勉強よりアルバイトや遊びに精を出していました。それなりに楽しいですが、このまま学生生活を過ごすのも勿体無く、何かに挑戦しようと思いました。資格という形に残り、最も興味のある天気に関係する「気象予報士」を目指しました。

●受験結果
第40回 一般× 専門×
第41回 一般× 専門×
第42回 一般○ 専門×
第43回 一般免除 専門○ 実技○

初受験では勉強せずに受験しました。全く歯が立ちませんでした。大学受験で得た知識で一般は受かるのではと思っていましたが、あまかったです。
2回目の受験では学科合格に的をしぼりました。市販の参考書で勉強しました。ただ、アルバイトなどが優先になりがちで勉強は不十分。結果、一般・専門ともに不合格でした。
3回目の受験でも学科合格に的をしぼりました。今回で学科は絶対合格すると決め、勉強量を増やしました。一般は合格しましたが、専門がダメでした。難関試験であること痛感しました。就職活動、卒業研究の兼ね合いから次回で合格しなければなりません。次回は学科免除で実技の勉強に集中しようと思っていましたが、作戦が狂いました。独学で専門と実技の勉強を両立させるのは厳しいと思い、「藤田真司の気象予報士塾」に入塾しました。
4回目の受験で無事合格しました。

●学習方法
一般:最初に「一般気象学」を読みました。難解な説明は読み飛ばし、気象学の雰囲気を感じました。次に「らくらく突破 気象予報士 かんたん合格テキスト」で勉強しました。ポイントは何回も熟読することです。この本を完全マスターすれば合格点に届くと思います。理解すべきところは理解し、覚えるべきところは暗記しました。ノートにまとめ、学習を深めました。そして、問題演習です。過去問題5年分と「精選問題集」、「気象予報士 過去問徹底攻略」を解きました。間違えやあやふやな問題は確実にできるまで何回も解きました。解答解説も熟読しました。これらもノートにまとめました。

専門:「らくらく突破 気象予報士 かんたん合格テキスト」で勉強しました。基本的に一般と勉強の方法や問題演習のやり方は同じです。異なるのは気象庁のHPを活用したこと、過去問題を8年分に増やしたことです。参考書や問題集で説明が不十分だと思ったところは気象庁のHPで勉強しました。過去問題を増やした理由は単に自分の勉強不足だと思いますが、5年分解いてもダメだったからです…

実技:「藤田真司の気象予報士塾」にお世話になりました。先生が講義の冒頭でおっしゃられていた通りに勉強しました。特に意識したことは「解答を暗記しない」、「過去問題を完璧に正答できるまで勉強する」つまり、自力で満点をとることです。DVDの講義、講義プリント、過去問を完全理解・暗記するため地道に勉強しました。過去問は8年分を解きました。満点になるまで4,5周かかりました。前線解析など苦手な問題は6回以上取り組みました。

●入塾の理由
専門は不合格で実技にいたっては勉強すらしたことがない。しかも次の受験がラストチャンス。プロに頼ることにしました。もう失敗できないので様々な講座を入念に調べました。しっくりこない講座が多いなか、「藤田真司の気象予報士塾」は安定した合格実績、質問はメールでOKかつ回数は無制限、授業料がリーズナブルな上、合格お祝い金があるのが魅力的でした。なにより合格体験記を書かれた方々が自信をもって勧めているからです。

●塾の活用
教材はもちろん、メールで質問できるのが良いです。疑問に思ったことはすぐに質問しました。また、答案の添削も毎回お願いしました。ときに図で解説して頂き、理解が深まりました。懇切丁寧な回答に感動しました。予算の関係で実技講座のみの受講でしたが、学科講座の受講もお勧めします。独学ですと分からないことは自分で調べる必要があり、労力がかかります。自分の勉強方法が正しいかどうかも不安になります。

●環境の利用
学生なので自由な時間が多かったです。多い日で1日に専門と実技試験2回分勉強することができました。質も大事ですが、ゴリゴリ勉強するのも効果的です。勉強は大学の図書館でしました。意識の高い人たちが多く、集中できました。また、過去問がそろっているので経済的です。ただ、勉強ばかりでは味気ないので適度に遊び、アルバイトをしました。自分の環境を活用したことも合格できた理由の1つだと思います。

●やる気の維持
難関試験ゆえコンスタントに勉強を続ける必要があります。私の場合、就職活動や卒業研究が始まるまでというタイムリミットのおかげで頑張れました。また、重要なのが「理解」することです。例えば降水が湿度によって雨か雪に分かれる場合がありますが、単に空気が乾燥しているほど雪と結果を暗記するより理由を理解する方が知的好奇心も満たされ楽しいので学習意欲が高まります。忘れにくいですし、応用も効きます。楽しみながら勉強することがやる気の維持に繋がりました。

●実技試験での苦労
気象の試験でもあり、国語の試験でもあります。私があまり自信のない読解力や文章を作成する力も問われます。読解力を上がるため単純ではありますが、問題文を熟読しました。重要なところはペンで強調するなどしました。答案の作成力を上げるためには客観的に自分の答案をみてもらう必要があると思います。先生に添削して頂き、変な日本語を分かりやすい日本語に直しました。試験時間75分も厳しいです。過去問は早ければ50分程で解答できるようになりましたが、初見のテストを時間内に解ききるのは難しいです。悩んでも分からない問題は飛ばすのも作戦の1つです。実際に試験の最後で時間がなくなりました。記述を飛ばし、選択や計算問題、全体の見直しを優先しました(全体の見直しでケアレスミスを何個かみつけ、焦りました)。過去問を参考に本番でどのように解き、見直しをするかイメージトレーニングするのも良いと思います。

●最後に
気象業務支援センターから届いた意外とさっぱりした合格証明書を眺め、こんな凡人でも努力すれば合格できるのだなと思いました。ただ、この合格は藤田先生のご指導あってこそだと思います。図々しく毎日のように質問や添削をお願いしても親身にサポートして下さりました。お陰さまで楽しみながら学ぶことができました。感謝致します。本当にありがとうございました。



■N.Mさんの合格体験記
(男性・42歳・公務員・関東在住・第43回気象予報士試験合格)

受験勉強の合間に、肩肘張らず息抜きに読んでいただければ幸いです。

●合格までの道のり
学科試験(一般知識) 学科試験(専門知識) 実技試験
第42回 ×
藤田塾(実技コースのみ)に入塾
第43回 免除


●1日あたりの勉強時間
 (期間平均)平日:1時間、土日休日:3~4時間
 (第43回試験直前1週間)土日休日:5~6時間


1 きっかけ
初めて気象に興味を持ったきっかけは、大学時代のワンダーフォーゲル部の活動でした。テントの中でNHK第2放送の気象通報を聞いて地上天気図を作図する作業が面白くなり、高層天気図にも興味を持つようになりました。
就職してからは、気象予報士試験から離れ、英語の勉強にシフトしてしまいました。月日は経ち、専門の環境関係の資格試験に挑戦し続ける過程で次に何を目指すか考えていると、偶然、気象予報士の資格を持つ新人A君(第37回合格)が同じ課に配属されました。この出会いが、若い時に憧れていた気象予報士になる夢を思い出させてくれました。


2 気象予報士の勉強
2-1学科試験
(1)申し込み~1か月前
第42回試験で学科免除を勝ち取り、第43回試験で完全合格を目指そうと考え、学科試験の対策は独学で進めることにしました。
学科試験は「ひとりで学べる!気象予報士学科試験完全攻略問題集(ナツメ社)」を中心に進めました。理系出身で仕事も環境関係なので自信があったのですが、「相当温位」は理解できても「対流不安定」が理解できないという具合で難儀しました。とにかく書いて覚えるしかないと思い、単語カードの表に問題、裏に解答を書いて通勤途上の電車内でひたすらめくっていました。さらに昼休みには「気象予報士試験精選問題集(成山堂書店)」の学科試験精選問題を解いていきました。この2冊の本は2、3回繰り返し、その後、本格的に過去問題に取り組み始めました。

(2)1カ月前~直前
実技の勉強にも興味があったので、1カ月前に某大手の実技直前対策スクリーングを受講することにしました。結局、難しすぎて解説を聞く程度となってしまいましたが、学科試験の理解はかなり深まったと思います。また、茨城県つくば市の産業技術総合研究所で泊まり込み(5泊)の環境計量講習を受けることになりました。余暇時間は宿舎にこもり、ひたすら学科試験の過去問題を解いて解説を読むことに専念しました。

(3)第42回試験当日
このようにして迎えた第42回試験当日ですが、自己採点の結果では一般知識8点、専門知識12点でした。学科試験免除を勝ち取ってから実技試験対策に集中する計画だったので、一般知識の不合格は大きなリスク要因になりました。

(4)第43回試験まで
実技試験の勉強と並行して、学科試験(一般知識)の対策をいかに進めるかが課題でした。今までの勉強方法に加えて、「一般気象学(東京大学出版会)」を2巡読み、あやふやな知識はA6ノートに書き込んで通勤途上の車内で覚え、過去問題もほぼ第1回から全て完璧に正答が得られるまでやり通しました。
そうして迎えた第43回試験当日ですが、二択で迷った問題を全て外し計算ミスもしたため、残念ながら自己採点では9問しか正答できませんでした。もし学科試験(一般知識)で1点でも足りなかったらと思うとゾッとします。最近の学科試験では安全圏の11点が取りにくい状況が続いており、学科試験のリスクも決して無視できません。
   

2-2実技試験
(1)藤田塾に入塾を決意
「勝兵先勝而後求戦、敗兵先戦而後求勝」
「戦いに勝つ軍隊は目算を立てて入念に準備してから臨むので勝つべくして勝っている、負ける軍隊は取りあえず戦ってみてから考えようという姿勢なので勝てる訳がない」といった意味の孫子の言葉です。実技をまともに勉強していなかったので、第42回試験では惨めな敗兵となりました。次の試験(第43回試験)で勝兵(完全合格)となるためには、もはや独学では無理と判断し、通学や通信の講座をいろいろと検討した結果、以下の理由から藤田塾を選択しました。
   ① 授業や資料の説明がテーマごとに整理され、内容が丁寧でわかりやすい。
   ② 受講講座に限り、合格するまで質問受付は無制限。
   ③ 過去問題を解くと添削をして返してくれる。
   ④ DVDを使って自分の好きな時に対面授業が受けられる。
   ⑤ コストパフォーマンスが最高(お祝い金制度もある)。
試験当日までのスケジュールを逆算して、「お急ぎプラン」を選択して毎週2枚のDVD(4時間の講義)を8月29日からこなし、10月30日に最後の教材が届くようにして、その後はひたすら過去問題の演習をしようと決めました。

(2)藤田塾で教える「戦略」
最初のDVDが到着して学習を開始しました。藤田塾は最初から違いました。良い意味で裏切られました。「戦術」を教えてくれる講座は他にもいろいろあると思いますが、藤田先生が先ず語られたのは「戦略」でした。ともすれば過去問題や模擬問題を手当たり次第に試したがるのが受験生の心理かと思います。藤田先生はそこを見据えて、「問題を解くことは『刀の切れ味』を試すだけの試し切りに過ぎない。刀の切れ味を良くするためには、切れ味を検証し、どのように研いだらよいのか考える必要がある。重要なのは、間違った問題を一つ一つ検証してつぶしていくことだ」と指摘されました。
また、「出題者と対話する」も非常に的を射た指摘だと思いました。実技試験の記述問題は、長文で複数の条件を提示しながら論理的な解答を求めます。出題者の先生は一体何を聞きたいのか、どのように答えれば満足してもらえるのか、常に「出題者と対話する」姿勢が求められるということです。
これらの「戦略」は、実技試験対策に臨む受験生の基本的な心得と言ってもいいと思います。

(3)藤田塾で教える「戦術」
「戦略」の講義が終わり個々の「戦術」の講義に入りました。藤田先生の講義は、実技試験に関する経験がほぼ皆無の私にとってピッタリでした。私は学科コースを受講していなかったのですが、地上・高層天気図、ウインドプロファイラや気象衛星画像、エマグラムの見方や相互の関連など、学科試験の知識を随所に織り交ぜながら、どの参考書よりもわかりやすい解説で、実技試験に必要な基礎知識について効率的に理解することができました。
プリント教材も図を多用しカラーで解説を入れてあるなど、受験生の理解を助けようとする配慮が随所に感じられます。それでいて分量は多くなく、本当に重要で不可欠な資料だけを取捨選択した結果であると思われました。過去問題の演習を進める過程で間違った時は、DVDの講義とプリント教材に立ち戻ると、自分が誤解していたことや理解不足の内容を即座に確認できるので、非常に効率的に勉強を進めることができました。

(4)藤田塾で教える「実戦」
そして、いよいよ過去問題の「実戦」が始まりました。平成25年度精選問題集の9題、第33回の実技試験問題2題、第35回の実技試験問題2題の計13題を使って、これまでの「戦術」をどうやって「実戦」で展開すればよいかについて学びました。それまでは一週間でDVD2枚(4時間)をこなしていましたが、「実戦」が始まってからは、それにプラスして問題を解く時間が必要になりました。クタクタになりながら、やっとできた答案を用意してDVDの講義を聞くのですが、出来が悪くて自己嫌悪に陥るというパターンが暫く続きました。この辺りが精神的に一番辛い時期でした。
しかしプリント教材には題意の把握、解答要素の検討と選択、誤答となるパターンなどが整理されており、カラーで理解を助ける丁寧な図も付いています。DVDの講義は、問題文の解釈から解答の組み立て方まで、私の思考を丁寧にリードしてくれます。このような密度の濃い学習を繰り返すうち、1題解くのに最初は2時間位かかりましたが、やがて75分でそれらしい答案を作ることができるようになりました。
しかし、本当は、もっと時間をかけて、解答を見る前に自分で考える経験を積んだ方が良かったと反省しています。自分は制限時間の75分にこだわりすぎました。

(5)藤田塾を活用した「演習」
逆説的ですが、藤田塾の神髄は教材終了後にあると言っても過言ではないと思います。教材終了後も藤田先生の指導が継続して受け続けられるという点が私には大変ありがたかったです。「戦略」から「実戦」まで学んでも、それは机の上で兵学の講義を受けたに過ぎません。なるべく本番に近い状態の下、自力で「演習」して十分な経験を積み、且つプロの先生から適切なフィードバックを受けられることが、何より大事だと感じました。このフィードバックが藤田塾の一番の特徴でもあると思います。
藤田先生の勧めもあり、もう一度講義で取り上げた13題に戻って2周目の演習を終えた後に、平成19年度以降の過去問題(講義で取り上げなかった過去問題)の演習に入りました。これらの過去問題は全て藤田先生に添削をお願いしました。この時、単に解答例と自分の誤答を単純に比較するだけでなく、何故間違えたのかを藤田先生のコメントを手掛かりに自分なりに整理して、重要と思われる問題(頻出問題や主題者の意図、条件、解答要素が複数且つ複雑な問題)を選び、問題ごとに①出題者の要求、②答案、③解説(背景知識など)の3部構成にしてワードにまとめました。また、文章だけでまとめるのが難しい問題は、藤田先生からの添削で頂いた図や過去問題の天気図や衛星画像図等を切り取って貼りつけました。

(6)直前期の過ごし方
年末の休みに入る直前までに、講義で取り上げた過去問題(2周目)とそれ以外の過去問題(1周目)を全て解き終わって、後者については藤田先生から添削が帰ってくるところまで進みました。年末年始の休暇(9連休)からは2周目(講義で取り上げた13題は3周目)をスタートさせたのですが、勉強に費やせる時間が飛躍的に増えたおかげで、ワードの資料もどんどん作成できました。このとき、演習する順番を変えて「日本海低気圧」、「台風」、「南岸低気圧」、「梅雨前線」といったテーマごとに並べて解いていきました。こうすると、テーマごとの着眼点や問題の展開をまとめて味わうことができるので、実力が定着しやすいような気がします。
こんなやり方で、年末年始は一日中、休み明けも相当時間過去問題演習に取り組みました。この直前期間で、75分間の使い方を必死で考え、出題者と対話し、解答要素の把握と表現を繰り返して集中的にひたすら取り組んだことが思わぬ成果につながったのではないかと思っています。
最終的に講義で取り上げた13題は3周、それ以外の過去問題21題は2周することができましたが、藤田先生から提示された目標である8年分×3周には届きませんでした。焦りは感じましたが、無理をせず使える時間を有効に使うことをモットーにしました。冬季はただでさえ体調の悪化が起こりやすい時期です。無理をして睡眠時間まで削ってしまえば、試験まで体がもちません。しかも体調を崩すと復調まで時間がかかり、結果的に大きなロスになると思います。

(7)第43回試験当日
いよいよ第43回試験当日です。思いつくまま箇条書きで書きました。
  ①時間に余裕を持って会場入りする(万一電車が遅れると焦ってしまう)。
  ②見やすい大きい卓上時計を持参する(試験中は現在時刻=残り時間の把握が重要)。
  ③冬の試験は防寒対策が大事です。私は膝かけを持参し、コートを着て受験しました。
  ④試験開始直後、資料一式をまとめて切り離し、「問題用紙」、「資料」、「解答用紙」それぞれスライドクリップで留めて使いました。試験開始後、資料を1枚1枚切り離す「ビリビリ」という音に圧倒されますが、お気に入りのスタイルで臨めば良いと思います。
  ⑤作図に夢中になって時間をかけ過ぎないよう気をつけました。
  ⑥計算問題は後回しにしました(計算が大変な割に配点が低いと考えました)。
  ⑦メンタル面を鍛える
1点が合否を分ける試験です。学科試験の出来が気になって実技試験の問題が考えられない、新出問題を見て動揺する、題意を把握できなくて焦る、といったことがあったら、飛ばして先へ進むなど、先ず自分を落ち着かせてうまく対処することが大事だと思います。
  ⑧図から情報を取りやすくする
資料から必要な情報を読み取る上で、蛍光ペンは有効なツールだと思います。例えば等温線を蛍光ペンでなぞると温度移流がわかりやすくなります(藤田先生の資料の応用です)。私は6色持参しました。
上記①~⑧に留意して取り組んだ結果、幸い、実技1及び実技2ともに時間配分に成功し、解答用紙を全部埋めることができました。しかし、解答要素が掴み切れない問題も多々あり、「?」の連続でした。果たしてどれだけ得点できていたのか、今となっては謎です(記憶もあいまいでメモも取れなかったので、自己採点できませんでした)。

(8)合格発表まで
正直、実技試験が合格基準に達しているとは夢にも思いませんでした。むしろ、学科試験(一般知識)が自己採点で9点というきわどい状況で、そちらの方が気がかりでした。とりあえず、発表までの1月半何もしないのは勿体ないので、第44回試験に向けて翌日から実技試験の勉強を再開していました。3月6日に気象業務支援センターの発表を見て、合格者番号に自分の受験番号があるのを見つけた時は、本当にビックリして思わず声が出そうになりました。
気象予報士試験の実技試験は、大変な緊張状態の下で、読解力を駆使して題意を正確に読み取り、細かい指示に合わせて論理的に文章表現することが求められます。しかも、そのシンドイ作業を75分×2題の間ずっと強制されます。今回何とか合格できたのは、ベストな体調で当日を迎え、1か月前から直前期に集中して勉強してきたことにより、そのシンドイ作業に対する適応力がついていたからだと思います。


3 勉強時間の確保と使い方
仕事を持つ身としては、土日休日以外に思った通りにまとまった時間が取れる訳ではありません。そのことはフラストレーションではありましたが、逆に早く帰れた日の夜などは「この好機を逃してはならない」と逆に集中して取り組むことができましたし、ふつうの平日でも細切れ時間なら取れることが多かったです。そんな時活用したのがキッチンタイマーです。過去問題を解く前に75分00秒にセットし、解き始める時にスタートします。食事や入浴、子どもの寝かしつけなどに行くときはストップして残り時間を温存します。本番の75分一本勝負は再現できませんが、この方法でも演習効果は十分あると思います。まとまった時間が取れない方は是非試してください。


4 モチベーションを保ち続けるために
気象予報士の勉強においてモチベーションを保ち続けることは非常に重要だと思います。落ち込んだ時は、「気象予報士になってからの自分」を具体的に思い描くと良いと思います。夢を見るのは自由なので、なるべく大きいことを考えましょう。その方がわき出る力は大きいはずです。
現在、仙台で第3回国連防災世界会議が開催されていますが、私も英語と環境の資格を合わせて、いつかはボランティア気象予報士として国際貢献したいと願っています。


5 最後に
今回の合格基準に僅かに届かなかっただけで、気象予報士としての適性・能力を十分にお持ちの方が大勢いらっしゃると思います。どうか自分を信じ、藤田塾で継続的な実力伸長を重ね、第44回試験での合格を確実なものにして頂きたいです。 



■Aさんの合格体験記
(51歳・会社員・岐阜県・第43回気象予報士試験合格)

1、 受験結果
一般 専門 実技
第38回 ×
第39回 免除 ×
第40回 免除 免除 ×
第41回 × 免除
第42回 ×
第43回 免除 免除

2、試験経過
最初の計画は、1科目づつクリアしようというねらいでした。
1回目は一般、2回目は専門、あわよくば実技もと思いましたが途中から専門に絞ってなんとかクリアしました。
満を持して臨んだ3回目、難しかったと言われる第38回の実技1で、当初の思惑は見事に砕け散りました。
気を取り直して臨んだ4回目で免除の切れた一般で足元をすくわれ、もう一度学科をやり直して5回目で学科免除を挽回し、6回目でなんとか完全合格に辿り着きました。

3、学習法
(学科)
ベースは、某大手資格通信教育のテキスト中心で、補完用に市販のテキスト(気象予報士かんたん合格テキスト)を使用しました。当初は専門の方が難しく感じていましたが、実技の学習が進むにつれ苦手意識は薄れていきました。むしろ免除が切れて再度受けなおした一般のほうが難しく感じ、案の定、足元をすくわれる結果となり、藤田塾で学科をやり直すことにしました。一度受かっているという意識が災いしたのかもしれません。
特筆するようなことではありませんが、学科はコツコツと知識を積み重ねるしかないように思われます。極論かもしれませんが、計算問題は割り切って後回しに考えたほうがよいかもしれません。もちろん理解して習得すべきものではありますが、こだわりすぎて勉強に腰がひけるほうが怖いと思います。講座の中でも繰り返し解説されているように、目に見えない世界の事象が多いので、イメージが大切だと思います。それと方法論ではありませんが、図書館の自習室を頻繁に利用しました。自分が考えるメリットは、周りの目的意識を持った人たちに看過されることです。学習時間は平日、休日を平均すると2~3時間といったところでしょうか。おそらくトータルでは合格者の平均的な時間よりかなり多いだろうと思います。もっと効率よく勉強すれば短くはなったでしょう。
(実技)
実技はやはり苦労しました。これといった特別な方法は見出せなかったので、講師の推奨する過去問7~8年分をひたすら繰り返しました。実際3巡を目安としていましたが、なかなか合格できなかったので、5巡くらいやったと思います。4巡目あたりから時間も意識して取り組みました。反省すべき点は、少しでも多くの問題と、量を意識しすぎた点かもしれません。こなす問題数は少なくてもじっくり取り組むほうが効果があると思います。DVD講座は通勤の車の中でも聞き続けました。最終的には時間や回数では無いのかな、と思います。

4、挫折しそうになったとき
挫折しないというよりは、途中で投げ出しにくいように、周りに受験することをあえて公表していました。気楽に辞めづらい環境に身をおいていたので、辞めるといったことを考えることは無かったので、試験が終わった帰路から勉強を再開していました。それでもやはり、ぱっとしなかった試験の後の駅までの徒歩の道は、まるで敗残兵のような気分でした。

5、藤田塾の活用法
藤田塾を受講して感じたことは、ここまで受験生目線の講義は他には無いと思います。
時にはそこまで解説するのか、と思うことがしばしばでしたが、実は自分は一度も添削や質問をしていませんでした。あまり良い塾生ではなかったと思いますが、講義の中でそれなりに理解できた(理解できたと錯覚していた)と思っていたからです。それでもやはり添削を受けたほうが、修正すべき点が強く意識できたのではと思います。それに勉強の孤独感を和らげる効果にもつながったかもしれません。活用法というべきものではありませんが、繰り返し繰り返しDVDを視聴することです。自然と何度も繰り返し解説している点、強調している点が浮かび上がってくるように思われます。やはりそこが肝といえる部分だと思います。

6, 最後に
過去問をやっていて感じたことですが、やはり問題の難度は上がっていると思います。実技は特に毎回、同じパターンの出題を期待して試験に臨むのですが、表面上は手を換え、品を換え出題されます。でも出題される問題の芯の部分は大体同じように思います。(後から振り返ればのことですが)
極論で無責任な言い方に聞こえますが、続けていれば必ず合格すると、自分は確信しました。自分は合格するまで何度も受験するつもりで勉強していました。それでも藤田塾に出会わなければ、合格はもっと先の話になったでしょう。最後までやりきることができたのは藤田塾あってのことです。ありがとうございました。



■I.K.さんの合格体験記 
(34歳・男性・会社員・東京都・第43回気象予報士試験合格)


【始めに】
子どもの頃から天気図を読めるようになりたいという思いを持っていました。スキーを始めてからその思いが強くなり、独学で気象学を勉強して自分で明日の天気を予想するようになると、気象の奥の深さにどんどん引き込まれていきました。今の会社に入社して数年がたち、何か挑戦したいものを求めていたことと相まって、気象予報士を目指すことにしました。

【受験履歴】
第38回 一般○  専門×  実技受験せず
第39回 一般免除 専門○  実技受験せず
※第38回、39回の実技は体調不良のため受験しませんでした。
第40回 一般免除 専門免除 実技×
第41回 一般○  専門免除 実技×
第42回 一般免除 専門○  実技×
第43回 一般免除 専門免除 実技○

【藤田塾を選んだ理由】
私は子どもの頃から算数と理科が苦手でした。中学の数学・理科の内容はほとんど忘れましたし、高校では微分・積分と物理は履修しませんでした。このような具合でしたので、事前の情報収集で斜め読みした一般知識の過去問は問題の意味がわからないものが多いことに困惑しました。
苦手克服のためにとまず始めたのが『真壁京子の気象予報士試験数式攻略合格ノート』です。数式の成り立ちをなるべく平易に解説しているこの本ですが、これさえ理解できない点が多数ありました。試験勉強を始めて数週間、独力ではとても不可能と悟りました。
藤田塾を選んだ理由は、解答に至るまでのプロセスを大事にすることと、質問できる量・期間は実質無制限であることでした。藤田塾のホームページの全文を熟読し、サンプルDVDをお願いしました。受講してみたところ、試験勉強の心構え、授業・プリントのわかりやすさに、もうここしかないと感じました。一般知識から受講を始め、その後は専門知識、実技と全ての講座を受講しました。私にとっての試験勉強はほぼ最初から最後まで藤田塾と共にありました。

【学科】
ここでは主に一般知識について触れます。
DVDを受講した後はプリントを読み返し、講座受講完了後は8年分の過去問を何度も解きました。問題文はそれ自体が優れたテキストで、受験生に理解してほしい内容がコンパクトにまとまっています。正誤問題は何が正しく何が誤りか、語句を一字一句掘り下げていきました。そして必ず該当事項をプリントと『一般気象学』で確認しました。
数理問題は問題が何を問おうとしているかを検討しました。個人的な印象では一般知識の難易度は第38回試験から上がったように感じます。以前は日本語で問われた内容が今は数式で問われることが増えました。対策としては、過去問を解けるだけでは不十分で、問題の意味そのものを理解することが必要と考えました。過去問にある数式はその意味を徹底的に追求し、何度も藤田先生に質問しました。すると、要は説明手段の違いのようなもので、日本語で書くと長々となるものが、数式では過不足なく端的に表せるということが徐々にわかってきました。

【実技】
実技講座受講後は8年分の過去問を繰り返し解きました。まずは全問解けるようになることと内容の理解を目標として取り組みました。実技の合格は学科の理解なくしてはありえないと認識していたので、過去問の解説は学科の該当箇所と結びつけて読み込みました。3周終わる頃には一部の難問を除いてほぼ完璧に解くことができ、問題文を一読しただけで解答要素が浮かぶようになりましたが、本番では得点が伸び悩みました。第41回試験終了後のことでした。
そこで一旦勉強を止め、本番で得点できない理由を何日も考えたところ、あることに気がつきました。学科をクリアする実力があれば、実技の過去問を理解することは決して難しくありません。過去問を解けるようにするのでは不十分なのです。もう一歩踏み込んだ勉強が必要です。学科で学んだ内容が予想図や実測図という資料の中にどう表れるか、それを理解するということです。
また、一つ一つの問題に対し、自分が何を考え、どこまでが正しくどこから間違っていたのかを分析し、誤りを正していくことが非常に重要です。与えられた知識(過去問の解説、藤田先生の回答等)を理解することが必ずしも自分の実力に直結するわけではないということにある時気がつきました。真に自分の力になるのは、自分の間違いを分析して原因を抽出し、それを解決できたときです。解答例を分析し、自分の答案は何が違うのかを徹底的に検討することを全ての問題に試みました。
それでも第42回試験ではまた不合格でした。このときは時間配分を失敗しました。過去問演習では時間をあまり意識しないで解いていたため、75分という制限時間に本番では焦ってしまい、自滅してしまったのです。
この時点では、時間対策以外は自分の勉強方法に誤りはないと感じていました。そこで演習時に本番と同じ75分という縛りを設けました。今振り返ると、75分で解けた回は8割程度しかなかったと思います。それでもよいのです。本番は全部解くことは非常に難しいです。合格基準点が60%台前半の試験です。大切なことは着手した問題の正答率を上げることです。
また、実技は第40回試験頃から傾向が変わり、資料の解析に比重が多く割かれるようになりました。問われる内容もどちらかというと学問的な内容から実務的な内容になり、その傾向は第43回試験でも続いています。自分に欠けていたのは資料の解析力であることは薄々感じていましたので、8年分の過去問に対し、演習の後で、緯度・経度の特定、温度場・高度場の解析等の最近の試験で問われる観点からの研究を、3色のマーカーペンを使って試みました。これを続けることで目が鍛えられ、無味乾燥だった図にどのような気象現象が起こっているかが見えるようになってきました。先に書いた、「学科で学んだ内容が予想図や実測図という資料の中にどう表れるか」が感覚としてわかるようになったのです。
他に、苦手な問題をノートに拾い出しておき、折を見て何度も解き直しました。その際、なぜ自分はこの問題が苦手なのかを分析しながら取り組むようにすると具体的な対策も生まれやすく、効果が高かったです。
実力が合格圏に達した後は、本番でいかにミスを防ぐかが重要になります。演習時に出ていたミスは本番でもやはり出やすいです。よくやるミスに、頭で考えている方位と違う方位を答案に書いてしまう、というものがありました。とうとうその原因がわからず、問題用紙に8方位の図を書いておき、方位を書くときは必ずそれを見るようにしました(16方位の図は見にくくなるのでやめました)。その対策を取って以降は同じミスがなくなり、本番でも大丈夫でした。よく、本番ではいつもの力を出すことが大事、と言いますが、もったいないミスを防ぐ対策をしっかり取っておくのも実力のうちだと思います。

【試験当日について】
試験会場の椅子が固くて低いことが多く、一般知識から受けると午後の実技の頃には腰やお尻が痛くなりました。次から薄いバスタオルを持って行き座布団代わりにしたところ、これが効果てきめんで快適でした。また冷えやすい冬はホッカイロをお腹のところに貼っていました。これは問題配布のなんとなく不安になる時間に触ると、温かさから緊張がほぐれる効果もありました。
試験本番は非日常の空間です。非日常をなるべく日常に近付ける仕掛けを持っておくといいと思います。私は、待ち時間の間は勉強せずにスマホで好きな音楽を聞いていました。直近3ヶ月で200回以上聞き、楽譜の研究までした曲でした。試験中は常に頭の隅で鳴っていました。演習時にも似たようなことがあり、その時は頭から追い払うのに苦労しましたが、本番では難しい問題が続いて徐々に精神が不安定になってくるとあるフレーズが現れ平常心を取り戻すという、これ以上ないくらいの支えになりました。そのおかけで試験中に何度も自分の読み違いや考え違いを正すことができました。

【勉強時間は自分で作る】
仕事を続けながら勉強する人にとっては勉強時間をどう捻出するかがポイントになります。私の場合、日勤と夜勤が交互にあるシフト勤務で休日はわりと多く、週5で通うよりは勉強時間を確保しやすかったかもしれません。休日はまとめて数時間勉強し、仕事の日も電車や合間の時間に講義の音声を吸い出したものをスマホでなるべく聞くようにしていました(夜勤明けの帰りは無理でしたが)。

【終わりに】
この試験は単に勉強を続けるだけは合格するのは難しいと思います。私はよく自分の勉強方法を疑っていました。疑問点が出てきたらすぐに藤田先生に質問し、回答を参考にして軌道修正を繰り返しました。
藤田塾のアフタサービスの素晴らしいところは、質問をいつまでも何回でもできるうえ内容のレベルも問わないことです。一般知識では小学生の算数レベルの質問もしました。併合過程の数式がなぜ掛け算で表されるかがかわからず、「足し算と掛け算の違いを教えてください。。。」とお願いしたこともありました。実技では特に前線解析について、一つわかるとじきにまたわからないことができることの繰り返しで、質問に対する回答についての質問を何度も続けました。改めて数えてみると入塾以来の質問メールは240通に達していましたが、その全てに対して藤田先生は丁寧に回答していただきました。小学生レベルの質問にも核心をついたわかりやすい回答をいただきました。藤田先生なくして完全合格はおろか一般知識の合格もおぼつきませんでした。本当にありがとうございました。




■Bさんの合格体験記
(第43回気象予報士試験合格)


『受験の動機』
もともと地学の分野の百科事典を読むのが大好きで、自然と密接に関わるお仕事をしたいと小さな頃から思ってきました。宇宙飛行士になりたい!パイロットになりたい!と思っていたときもありましたね。空へのあこがれも大きかったのだと思います。
自然と気象予報士というお仕事にも興味を持ち、誰でも挑戦できる資格があるのであれば是非チャレンジしたい!という気軽な思いから勉強し始めることにしました。今からおよそ8年ほど前だったと思います。


『学科合格まで』
6年ほど独学の期間がありました。かなり長いですよね…。
学科の教材をノートにまとめたり、参考書の図を自分で書いたりして今思うとものすごくゆっくりペースで勉強していました。試験勉強というよりは、好きな分野の知識を増やしていくという作業を楽しみながらやっている感覚だったように思います。過去問も何度も解いてはいましたが、自力ではわからない問題が多かったです。解説を読んでわかったような気になっていましたが、同じ分野で少し形をかえて作られた問題はことごとく、間違えていました。問題も答えも解説すらも暗記するほどに何度も過去問を解いていましたが、試験結果になかなか結びつきませんでした。

わからないところがなんなのか、解決するべきはなんなのかがもうわからなくなってしまいました。完全に煮詰まっていたので、ついにどこか習いにいこう!先生に教わりたい!と思い「ある程度勉強した人向けの通学型の教室」に通いました。全5回くらいのコースでしたね。

正直、びっくりしました。

「間違って理解している」ところが本当に多くあったんです。
独学で何度も何度も同じところをループする勉強の中で、根本的に間違えた解釈をしてしまっているところがありました。そこを訂正していく度に、霧が晴れるような思いを何度も何度も味わいました^^そこから第41回一般、第42回専門と合格しました。


『実技対策』
正直学科でいっぱいいっぱいで勉強をしたことがほぼありませんでした。
学科の経験から試験のスペシャリストに教えて頂くのが一番の早道なのだと実感した私はとにかく誰かに教わろうと評判のよい先生を探していました。
実技は解答のなにが正解かがわかり辛いので添削をしてくれる先生がいいなとも思っていました。ネットでの評判のよさや同じく気象予報士を目指す友人に「藤田先生はわかりやすいよ」と聞いた事もあって藤田真司の気象予報士塾の実技DVD講座をとることにしました。中でも「質問や添削は何度でもOK!」しかも「無期限!!」というフレーズをみてなんてすばらしい塾なのだと思いました♪

DVDの内容も説明が丁寧で専用のレジュメもわかりやすく、なにより「問題文のここを読み、何を解答すべしか判断する」をポイントにおいた解説がのちのち試験を受ける上で大変役立ちました。実技の過去問は7年分を4周、ナツメ社の徹底攻略問題集を1周だけ解きました。疑問におもったところは藤田先生にどんどん質問させて頂きました。質問や添削も…申し訳ないなと思うくらいの量をお願いしていました。そのすべての解答を迅速かつ丁寧にして頂き、適切な言い回しなどの細やかな指摘まで頂いて、毎回感動していました。本当に勉強になりました。精神的にも知識的な部分でも「試験勉強の力になってくださる存在」というのが私の中では大きかったです^^モチベーションが高まり、やる気が格段にあがります♪


『勉強時間』
私は短期集中型です。
お仕事も家事も頑張りたい、プライベートも大切にしたい、睡眠もしっかりとりたい!!でも全期間それではやはり難しいので、勝負は試験前3ヶ月にかけていました。3ヶ月間はプライベートの予定は極力いれずに、睡眠もいつもよりはけずり、家事は最低限しかしていません。休みの日は10~12時間、お仕事の日は4~6時間くらいでしょうか。こんなやり方だったので合格まで長くかかったのかもしれませんね(笑)できるだけ試験が終わって勉強をやり続け、間をあけない方が本当は効率がいいと思います。


『ついに、実技試験本番。』
とにかく問題数が多いのです。
過去問を解いてわかってはいても、非常に焦ります。
解いた問題を検証したり振り返る時間などありません。
手が震えるほど、焦っていました。
とにかくパッと解答がうかばないものは飛ばし、最後まで問題は読んですぐ答えられるものは答えました。
そこで試験終了。
正直手応えはなく、今回はダメかなと思っていました。
2割ほどは空欄だったと思います。

きっと時間が無制限にあって、全部冷静に丁寧に解ける時間があれば、もしかしたら結果は変わってくる試験かもしれませんね。ただ、藤田先生もおっしゃっていましたが、過去問を理解できていれば大丈夫。すぐに解けない問題は他の受験生も同じはず。というのは受かってみてその通りだと思いました。


『最後に』
試験勉強を通じて「師の大切さ」そして「有り難さ」を改めて実感することができました。私の場合、一人きりでは間違いに気づくことができませんでした。いろんな先生のお話を聞くのは面白かったですし、先生それぞれの引き出しがあってためになりました。
もし独学を続けていて煮詰まっておられる方は、受講をおすすめします^^



■てるてる風雲録さん(ペンネーム)の合格体験記
(45歳・男性・大阪府・第43回気象予報士試験合格)


1:(始めに)
もともと社会科の地理と理科の地学が好きで大学は文系の地理学科に進学しました。地形学専攻だったのですが、気象についても興味がありました。卒業後は航空写真測量の会社を6年ほど勤めていたのですが、退職をきっかけに更なるスキルアップをしたいと思い、難関の気象予報士試験にチャレンジすることを決意しました。

2:(藤田塾との出会い)
初受験は第19回試験、この時に専門知識に合格。次の第20回試験に合格と順当に合格を重ねたのですがそれ以降、実技試験に全く歯が立たず合格できません。それ以降、学科試験のアドバンテージも落としてしまい、さらには、学科試験で合格・不合格を繰り返すような状況に陥ります。途中、他の塾も受講しましたが、学科に合格するものの、実技試験に合格できませんでした。
ここで初めて知識がうわべだけで、基礎が全くできていなかったことに気づきます。恥ずかしいことですがもうこの時点で初受験から5年ほど経ったときのことでした。
そこで基礎から丁寧に教えていただけそうな別の塾に変えようと探していたところ藤田塾に出会います。学科試験の一般知識と専門知識・実技試験の講座が分かれていて、それに応えてくれると思い第9期生として入塾しました。

3:(塾の活用)
ある程度受験を重ねていたので学科の一般と専門を同時に受講しました。
現在は通信制のみとなりましたが、入塾当初は通学制があって、それで受講していました。講義とプリントの内容の理解、さらにはDVDでもう一度繰り返して受講することで徹底した理解に努めました。
参考書はプリントが中心で、あとは「一般気象学」で本当に参考程度。わからないところは質問という形でした。
問題集は過去問と「大気の熱力学・力学徹底攻略」「精選問題集」を主に使用していました。
学科試験の問題のレベルが上がったこともあって順当に合格はできませんでしたが、学科の一般と専門の両方の講座の受講後学科の勉強と並行して実技試験対策講座を受講しました。
活用法は基本的に学科の時と同じ形でした。実技試験講座では藤田先生が直近の7年~8年分を3回転を推奨されていたのでそのとおり実践し、講義で解説される問題については予習して臨むようにしました。
学科はその後粘り強く学習したおかげで合格できましたが、実技試験の僕にとって実技試験の壁が厚く、なかなか合格できませんでした。
その後は学習のペースメーカーとして通学制の講座を活用しましたが、合格できないまま通学制が廃止になってしまいました。
でも藤田塾の最大の特徴であり、また僕にとって最も有難かったのは、受講後もしっかりサポートしていただけることです。
わからないところの質問だけでなく、個人的な学習生活に関する悩みにも適切に答えていただけるところです。また藤田先生が発行されているメールマガジンも参考にさせていただき、学習のモチベーションの維持に役立てていました。

4:(直近の受験結果と学習法)
第40回 一般× 専門免除
第41回 一般× 専門免除
第42回 一般○ 専門○  実技×
第43回 完全合格

第42回試験に合格したときに実技試験対策をするにあたって、今までは「ただ漫然と繰り返して問題を解いて答え合わせをしていたに過ぎない。」と思ったので、まず一度解いてみて

 ①完全にわかる問題
 ②正解だけど周辺の知識があやふやな問題
 ③わからなかった問題

に分類して、②と③の問題に集中して学習するやり方をとりました。
具体的にはこの②と③の問題に関して自分にわかるように、自分の言葉で解説ノートを作ることでした。
過去問の解説・講座のプリントを使用し、自分にわかるように図も描いて、それでもわからなかったり、まだあやふやなところは先生に質問をして完全な理解に努めました。
それだけではありません。こうして作ったノートと直近の8年分の問題と講座のプリントをスマートフォンに撮ってフォルダを整理して保存しました。
こうすることにより、いつでも思い出したときに復習できたり、かさばらないのでどこでも復習できるような学習環境を作ったのです。
さらに、集中しやすい環境として大学の図書館なども使用しました。これを試験直前まで繰り返したのです。

5:(試験当日)
実は試験の前日に体調を崩し、病院でインフルエンザと診断されてしまいました。幸いそれほどの高熱ではなかったので、薬をのんで他の受験生に移さないようにして本番に臨みました。
それでも決して体調は良くなかったのですが、前述の学習法のおかげで、これまでにないくらい落ち着いて試験に臨むことができました。
今思い起こすと、知らず知らずのうちに大きな自信を持てた気がします。

6:(最後に)
恥ずかしい話ですが、25回目の挑戦でやっと合格することができました。合格したときは飛び上がるような感じではなくて意外とホッとした感じでした。藤田塾においては、おそらく僕が塾始まって以来の最も手がかかった生徒だったと思います。
それでも藤田先生の親身なご指導・サポートによってこんな僕でも難関の試験をクリアすることができました。
仕事と学習の両立は本当に大変ではありましたが、藤田塾と「決してあきらめない精神」なしに今一人の気象予報士としての自分はありえません。
本当にありがとうございました。



■Cさんの合格体験記
(39歳・男性・会社員・京都府・第43回気象予報士試験合格)

 私は第43回試験で、念願の気象予報士試験合格を果たすことが出来ました。資格取得を目指して勉強を開始した当初の予定より結果的に大幅に遅れての資格取得となりましたが、今思えば結果オーライだと考えています。ただ、この合格は藤田先生のお力添えがあったからこそであり、決して独学では勝ち取ることが出来なかったものだと考えております。なかなか結果を出せない私にいつも変わらず的確で親身なアドバイスを与えて続けて下さった藤田先生にはこの場をお借りして改めてお礼申し上げます。ここでは、私が今回の気象予報士試験合格に辿り着くまでの経緯や勉強方法、藤田塾の活用方法などについて記載させて頂ければと思います。これから気象予報士試験取得を目指し勉強を開始される方や現在勉強されている方に、少しでもお役に立てば幸いです。

●受験の動機
 学生時代、ちょっとした資格マニアのような趣味がありまして、語学や情報処理関係の資格をいろいろ取得しておりました。私は理系の学生で地学や宇宙物理なども勉強しており、その関係で分野の近かった気象予報士の資格にも自然と興味を持ちましたが、結局本業の勉強が忙しくなり受けずじまいとなっていました。その後就職して現在の太陽電池の研究開発に従事するようになったのですが、太陽電池の出力が気象に大きく左右されるなどの関係から、再び気象に関する興味が大きくなり、昔考えていた気象予報士資格取得を目指してみようと考えました。また、単純に自然科学が好きであり、自然科学分野で最難関に位置する資格であったことも、私のやる気を駆り立てました。

●合格までの経緯
38回試験 一般(×) 専門(○) 実技(勉強はしておらずとりあえず受験のみ(×))
39回試験 一般(○) 専門(-) 実技(少し勉強して受験(×))
※藤田塾実技対策講座受講
40回試験 一般(-) 専門(-) 実技(×)
41回試験 一般(-) 専門(○) 実技(×)
42回試験 一般(○) 専門(-) 実技(×)
43回試験 一般(-) 専門(-) 実技(○)

 気象予報士試験には一般、専門の2種類の学科試験と実技試験がありますので、まずはよく言われるように、1~2回の受験で学科試験をクリアし、3回目で実技試験をクリアしようと考えました。勉強開始当時は通信講座やスクールなどは全く考えず、市販の参考書で試験合格を目指していました。幸い、学科試験に関してはこれで乗り切ることが出来ました。ただ、39回試験受験前から少し実技の勉強を始めたのですが、市販の実技向け参考書に書かれていることがいまいち理解出来ず納得出来なかったこと、かつ記述問題や作図問題(等圧線、前線解析)のポイントを十分に記述している参考書が見当たらなかったことから、実技に関しては外部の講座(スクール等)を受講する必要があると感じました。このことから39回試験終了後、いくつか気象予報士試験に関する外部講座を探し始めたのですが、資料のサンプルを無料で頂いて「これだけ2時間みっちり徹底的に授業を受けられるのはすごい」と感じたのと、講義内容の分かりやすさ、そして何より合格まで何度でも質問が出来る点が他の通信講座と比べて最も魅力的に感じて藤田塾の実技対策講座を選びました。結果的に私は藤田塾に入塾してからいわゆる三浪してしまいましたが、この「合格まで何度でも質問出来る」というシステムは、本当に本当に助かりました。他の通信講座を受講していたら途中でフォローを受けられなくなり、間違いなく途中で挫折していたと思います。

●学習時間の捻出方法
 私は先に述べたように電機メーカーの研究開発部門で働いており、毎日夜遅くまで実験をするという生活を続けております。そのため必然的に早朝しか勉強する時間がなく、始業約2時間前に出社して会社で勉強していました。私の場合は朝の方が頭が冴えるので、この学習スタイルが結果的に良かったと考えています。また、これくらい早く会社に出社するとまだ殆ど誰も出社しておらず、非常に静かでこれ以上無い優れた勉強空間でした。家だと子供が騒いだりテレビがついていたりして十分勉強に集中出来ませんし、喫茶店で勉強というのは昔から自分の性分に合っていなかったので、早朝の会社や誰もいない会社の部屋などを勉強部屋として利用するのは非常に有効でした。また、夕方ちょっと時間が空いた時などは会社の食堂を用いて勉強をしていました。一方仕事のない土曜日曜は朝から晩まで勉強、と言いたかったのですが、家族の相手(やんちゃな子供2人、および外出したがりの妻の相手)などもあり早朝を除いて正直あまり勉強出来ませんでした。ただ、家庭の状況というのは容易に変えられるものではないと思っていましたので、土日は家族の相手と割り切り、気象予報士試験勉強は平日、土日の早朝と決めていました。要は、自分の置かれた環境の中で、いかにコンスタントに勉強を続けられるかが大切なのだと思います。まずは自分の置かれた環境をよく把握し、その中で無理なく勉強を続けられるリズムを身につけることが、長期戦が予想される気象予報士試験を最終的に乗り切るミソだと考えます。

●藤田塾の活用方法、勉強方法
 藤田塾を選んだきっかけは、すでに述べたようにその手厚く迅速なサポートです。他社の通信講座ですと「質問は○回まで」とか「質問に対する回答は1ヶ月後に返却」、「その回で合格できなければサポート終了、もしくはサポート減少」などのフレーズが並び、高いお金を出して受講をする気持ちがいまいち沸きませんでした。ただ、藤田塾の受講を開始した17期(40回試験に向けての勉強中)は正直藤田塾のテキストの予習、復習でいっぱいいっぱいであり、過去問の実施、復習まではあまり手が回らなかった記憶があります。ただ、この藤田塾の先生お手製のテキストが今思えば本当に良かったです。クリアケースに挟んだバインダータイプの資料だったのでかさばらず、どんな時も常に持ち歩いていました。またその内容は単なる実技受験テクニックだけでなく学科試験の内容から遡って必要なことが全て非常に詳細に記述されており、理系の私が読んでも理にかなった説明がなされていました。(市販の参考書を読んでいると、単位がおかしかったり述べている内容が自然科学的に矛盾するような記述をよく見かけました)結果的に40回試験は全く歯が立たず、それ以降43回試験の合格まではひたすら過去問を解いて先生に添削をお願いする、というサイクルを繰り返しました。ただ、その後も41回、42回試験と学科はクリア出来るのに実技で弾き返される結果が続き、勉強法に何か問題があるのではないかと考えました。その結果、過去に藤田先生に添削されて直されたにも関わらず、結局同じ間違いをしている項目が多々あるのに気付きました。そこで先生に指摘、修正された項目をまとめる意味で、過去8年分の過去問を分野別にまとめ、分野毎に先生からのコメントやアドバイス、回答のコツを記入した自分なりの「まとめ帳」をパワーポイントで作成しました。(40ページを超える超大作になってしまいましたが)この時、文書ばかりだと後で見る気が失せるため、図を自分で描いて載せ、視覚的に内容を理解出来るようにしました。このまとめ帳が非常に効果的で、藤田先生からのアドバイスを吸収する上で大きな飛躍をもたらしました。自分なりに後で振り返るためのまとめ帳を作ることをお勧めします。
 話は変わりますが私は作図問題が特に苦手であり、これには本当に手を焼きました。にも関わらず作図問題の苦手意識を克服するだけの過去問、対策問題が十分に存在せず、理屈では分かっていてもそれを確認する手段が無いのが悩みの種でした。これを解決するため、過去問の天気図を私なりに作図問題対策に利用しました。具体的に申しますと、だいたいどの年の過去問にもT=0、12、24、36、48の天気図(地上、各気圧面での図)が載っていますので、これらを作図問題の練習に用いるのです。過去問内では天気図があっても作図問題が無かったり、あってもせいぜい1、2題あるかどうかですから、通常はこれらの天気図は単に見るだけになってしまいます。私の場合は特に近年出題が増えている上空トラフの解析や前線解析が苦手でしたので、問題で問われていなくても過去問中にある500hPa天気図全てにトラフを描き込む練習や、850hPa天気図全てに前線を描き込む練習をやりました。こうすると過去問をもっと有効に利用出来るようになります。ただ、自分なりに描いてみたトラフや前線が正しいかどうかは過去問の解答には記載されておらず判断出来ないので、先生に「この図に仮にトラフを描いてみた場合、これで合っていますか」といった質問をさせて頂き、理解を深めるようにしました。(本来の問題の質問ではないため先生の御負担になったかもしれません)
 こんな風にいろいろ失敗しながら自分なりに効率的な学習法は何かを考えながらやってきましたが、このベースとなっているのが藤田先生の優れた添削です。どんなタイミングでもどんな内容でも2~3日以内に添削結果を返して頂き、その内容も見事に的を得たものばかりでした。正直、3浪まで突入した時には「いくら『合格まで面倒見ます』とおっしゃっていても、さすがに頻繁に質問するのは先生も不愉快ではなかろうか・・」と感じたりしましたが、私の心配など無関係に、どんな質問にも迅速に親身な回答をし続けて頂き、本当に感激しました。

●挫折しそうになった時
 3浪のさなか、何度か「このまま試験勉強を続けられないのでは」と弱気になったことがありました。ちょうど会社で部署異動があり、多忙を極めていた時です。部署の異動で新しいことをいろいろ勉強しなければならず、気象予報士の勉強に手が回らなくなったのです。この時、何度か参加した藤田塾の懇親会を思い出しました。様々な職種で気象予報士を目指している方々と知り合いになり、「次は気象予報士として会いたいですね」と言って別れた光景を思い出し、絶対に最後までやり遂げると気持ちを奮い立たせました。

●実技試験について
 私には一つ、困った癖がありました。それは問題を解いていって分からない問題に突き当たった時、その問題をスキップして次の問題に進めないといったものでした。大学受験の時も同じように「分からない問題は飛ばして次の問題に進め」とよく言われたものですが、当時もそれがうまく出来なかった記憶があり、40~42回実技試験でも分からない問題(しかも配点の低い計算問題など)にずっととどまり、かなりの時間を費やしてしまいました。100点満点をどうしても狙ってしまい、分からない問題をスキップしてもその問題が気になって次の問題に集中出来ない、というのが自分の分析です。毎回時間不足になるのはこれが原因だと分かっていましたので、7割以上取れれば良いと割り切り、43回試験に望む際はこの点を強く意識しました。これが功を奏してか、分からない記述問題は一旦スキップして後で改めて考えることができ、43回実技試験では結果的に全問解答することが出来ました。問題の解き方にも工夫が必要だと強く感じました。

●最後に
 先日気象予報士の登録も終わり、気象庁から証明書が送付されてきました。これを見るとようやく気象予報士になれたんだなと、ようやく実感出来るようになりました。せっかく取得出来た気象予報士の資格をなんらかの形で活かすべく、今後も気象関係の文献や情報収集を積極的に行っていきたいと考えています。
 最後に、藤田先生には感謝しても感謝しきれません。藤田塾と出会え、気象予報士の資格を取得出来たことは私の人生で一つのターニングポイントでした。これからも懇親会などに積極的に参加させて頂き、藤田塾とのコネクションを継続出来ればと思います。

以上





 ■Dさんの合格体験記
(39歳・男性・中学校教諭・福岡県・第43回気象予報士試験合格)


1 これまでの受験結果
一般 専門 実技
第36回 × ×
第37回 免除 ×
第38回 免除 免除 ×
第39回 × 免除 ×
第40回 ×
第41回 免除 免除 ×
第42回 免除 免除 ×
第43回


2 気象予報士をめざした理由
 幼い頃から空を眺めるのが大好きでした。本当は地学関係の大学に進みたかったのですが、大学受験に失敗し、化学の分野に進むことになりました。大学時代に塾の講師をしていたので、その関係で、教育に携わる仕事に就きたいと思うようになり、中学校の理科の教員になりました。今年で13年目になります。気象予報士を目指すきっかけは、理科教員としての資質向上に尽きます。子ども達に、自然の美しさにと科学の有用性を実感してほしいといつも願っています。私のような未熟な教師は、 日々の研究と修養が大切です。そのような思いがきっかけで気象予報士の勉強を始めましたが、勉強を進めるうちに、気象予報士の資格取得が人生の目標の一つになりました。


3 気象予報士という試験について
 これまでの受験結果を見て分かるように、私は合格までに8回かかりました。他の方の合格体験記を見ると2~3回で合格していらっしゃる方が多いですし、1回で合格された方もおられます。そういう意味では私は気象予報士試験受験者の劣等生で す。しかも、理科系大学出身で理科教師です。勉強に対して手を抜いたつもりもありません。しかし、7回の受験に失敗し、8回目でやっと合格を果たしました。私の合格体験記はそういう意味であまり参考にならないのかもしれません。しかし、何回も受験されている受験生の方に少しでも勇気を与えられればと思い、本音で執筆したいと思います。

【気象予報士試験の大切なポイント】・・・気象予報士試験は実技がすべて!

 勉強法は後述するとして、このことは肝に銘じておいてください。よく「実技の壁」という言葉を聞きますが、私の経験上、これは絶対にあると思います。藤田先生は、実技は学科試験の延長線上にあるとよく講座の中でおっしゃっていました。これは私も同感です。しかし、学科試験の知識だけではどうにもならないものが実技試験なのです。私は学科試験ならば、15問中15問解けることがこれまで何回もありました。しかし、実技では歯が立ちませんでした。振り返ると次のような壁が実技には あるからだと考えます。

① 時間という壁。
75分という短い時間で問題を解かなければなりません。これは個人差があるかもしれませんが、過去問の演習量(10年分を3回繰り返したなど)だけでどうにかなるような話ではないと私は考えます。おそらく、2回、3回で試験に合格した人はそれなりの試験に対する感性を持っている人です。私のような凡人にはそのような感性はありません。では、どうして合格したか。答えにならず、大変恐縮なのですが、第43回試験は私にとってラッキーだったとしか言いようがありません。これまでの試験に比べ、題意の把握がしやすく、難問もそれほどありませんでした。8回目でやっと2題とも最後まで行き着くことができたのです。
答えにならないかもしれませんが、「時間という壁」は個々人で解決しなければならない問題であり、有効な対策や効果的な方法などはないというのが私の本音です。

② 題意の把握という壁。
問題文の意味が分からない。何を聞いているのか分からない。これも気象予報士試験の特徴の一つです。しかしながら、題意の把握に関しては、対策法があります。それは、過去問演習による経験の積み重ねです。正直にいうと、過去問を演習し、経験を積んでも、題意が把握できない問題は必ず出題されます。しかし、そういう問題は多くの受験生が解けないと思って構いません。そういう問題に出会ったら、これからの経験にすればいいいと前向きにとらえることが大切です。
藤田先生がおっしゃるように、問題文を熟読し、一つ一つ問題を分析して納得を積み重ねることが、題意の把握という壁を乗り越えるポイントです。

③ 作図という壁。
気象予報士試験には作図が数題出題されます。後から解いてみて、簡単と思えるような作図でも、試験会場では、焦ったり、迷ったり、緊張したりするものです。その結果、多くの時間を奪い、時間切れにつながります。これは一つの方法というか、考え方なのですが、作図は満点を狙わないということが合格のポイントなのかもしれません。等値線解析(等圧線、等温線)ならば話は別ですが、前線解析などは8割合っていればいいと思うようにするといいかもしれません。そういう考え方でないと、いくら時間があっても最後の問題まで行き着くことはできなでしょう。
作図に関しては、満点を狙わず、8割合っていることを目標にすることが大切な考え方だと思います。

 以上、考えられる「実技の壁」について、私なりの考えをまとめました。繰り返しになりますが、気象予報士試験は最後は実技の壁を乗り越えることが大切であると私は考えています。


4 勉強法について
【教材・学習法】
① 学科一般試験対策
  ○らくらく突破「気象予報士試験」(一般知識編)
  ○気象予報士試験速習テキスト「学科編」
  ○過去問9年分(H18第1回~H26第1回まで)
テキストに関しては5回以上熟読しました。過去問については、数え切れないほどやりました。

② 学科専門試験対策
  ○らくらく突破「気象予報士試験」(専門知識編)
  ○気象予報士試験速習テキスト「学科編」
  ○過去問9年分(H18第1回~H26第1回まで)
一般試験同様、テキストに関しては5回以上熟読しました。過去問については、数え切れないほどやりました。

③ 実技試験
  ○藤田塾実技対策講座
  ○過去問9年分(H18第1回~H26第1回まで)
藤田塾の対策講座については、DVDとテキストを使った勉強法だけでなく、通勤中に音声でいつも聞いていました。20回の講座に講座以外の別注文したDVDを通勤中だけで、5回位一通り繰り返し聴くことができました。藤田先生の次のセリフが分かる位、聞いていました。
過去問については、これも数え切れないほどやりました。少なくとも9年分を5回はやったと思います。

【効果的な学習法】
① ノートにまとめる
自分なりのオリジナルテキストをつくりました。見直しをする上でも役に立ちますし、試験会場ではお守り代わりになりました。ノートは、全部で15冊になりました。(プリントを貼ったりしていたので)

② 過去問添削を受ける。
これは藤田先生には大変なご迷惑をかけたと思います。私の場合、過去問を何回も何回も添削してもらいました。しかも、メールではなく、郵送で。どの位郵送したかは、藤田先生のご迷惑になるので掲載しませんが、かなりの数です。(本当にありがとうございます。)メールは消えてしまいますが、解答用紙と解説はいつまでも残ります。これをノートに張り付けて、大切に保管し、見直しをしていました。

③ DVDを何回も聞く。
私の場合、通勤に片道1時間かかりました。なので、この時間を有効に活用できるよう、車の中でDVDを音声として聞いていました。運転しているわけですから、映像を見ることはできませんが、音声として聞くだけでも勉強になります。過去問をひたすら解いた分、音声から過去問の問題が頭に描き出され、その解説を聞くことが、一つの過去問演習になったと思います。


5 最後に
合格までの勉強時間は様々だと思います。私の場合3000時間位の時間を費やしての合格でした。少ない時間で合格する人は1000時間もいかないかもしれません。これはあくまで個人差だと思います。勿論、早く合格することは大切なことだと思います。しかし、もっと大切なこともあると私は考えます。私の場合、日々の仕事や育児(8歳と2歳の子どもがいます)に手を抜くことなく、勉強を4年間やり続けたこと。これが最も尊いことだと考えているのです。仕事や家庭がある人にとって、時間の捻出が一番の課題です。私の場合は、朝早く起きての学習(2時間)と、土日の部活動の後のスキマ時間(3時間ほど)を確保しての学習を通して、時間を捻出しました。他の人に比べて遠回りした気象予報士試験でしたが、今は家族に感謝しています。妻へ、育児や家事をまかせっきりでごめんね。子ども達へ、これからいっぱい遊ぼうね。そして何より最後まで全力でご指導いただいた藤田真司先生。本当にありがとうございました。この場をお借りして、感謝申し上げます。最後に、4年間の試験勉強中、癌で他界した最愛の母に、この合格を捧げたいと思います。

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